
漫画「悪党から愛を迫られています」は原作Omijacheong先生、漫画Shinmallang先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党から愛を迫られています」14話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
テサルはいつかのセニヤとの出会いを思い出していました。
木から飛び降りてきたセニヤの下敷きになり、セニヤがはにかんだようにテサルに謝ったのです。
悪党から愛を迫られています14話の注目ポイント&考察予想
セニヤの笑顔
テサルがセニヤに初めて出会った日も、セニヤは今と変わらない満面の笑みを浮かべていました。
まっすぐなところも、その笑顔も、セニヤはいつもセニヤのままでした。
テサルの胸が締め付けられます。
悪党から愛を迫られています14話のネタバレ込みあらすじ
おてんばな女性は人形のような皇妃
テサルは呆然として自分の上に乗っている女性を見上げました。
彼女は皇妃・セニヤです。
セニヤはにっこりと微笑んでテサルに手を差し伸べて起き上がらせました。
遠くの方で皇妃がまたいなくなったと騒いでいる声が聞こえてきました。
騎士たちが必死に探し回っているようです。
もうバレたと呟き、セニヤはフードを被り直しました。
動きやすそうな服装に地味な茶色のフードはとても皇妃には見えないので、こっそり抜け出してどこかへ行こうとしていたようです。
ありがとうと輝くような笑顔で告げると、セニヤは大急ぎで立ち去りました。
テサルはぽかんとしてその後ろ姿を見送ります。
まるで嵐のようでした。
テサルは、セニヤがはるか遠くまで逃げられるよう願いました。
どんな便りも届かないほど遠いところまで逃げられるよう祈ったのです。
しかしそんなテサルの願いとは裏腹に、しばらく経って彼女は捕まり、連れ戻されたという噂を聞きました。
後にセニヤの部屋で二人は再会することとなります。
礼儀正しく挨拶したテサルに対し、再会したセニヤはまるで人形のようでした。
平民出身の皇妃であり、皇室の弱点とされているセニヤ。
彼女は綺麗に着飾り、硬い表情で座っていました。
セニヤはテサルの姿を見ると、また会いましたねと呟いて小さく微笑みます。
テサルはただ、彼女があの時のように屈託なく笑う姿を見たいと思いました。
あの時はどうもありがとうとテサルの名を呼びます。
テサルははっと目を開きました。
ガバッとベッドから起き上がります。
さっきまで目の前にあったセニヤの笑顔が頭から離れませんでした。
心臓がドクドクと早鐘を打ち、指先が震えています。
長い旅の始まりでした。
テサルがバエルに頼んだもの
テサルを訪ねたバエルは驚きました。
何だその顔はとテサルに尋ねます。
最近ずっとそんな状態だが大丈夫なのかと重ねて念を押しました。
書類に目を通していたテサルは、別に問題ないとそっけなく答えます。
準備しておくよう伝えておいたものはどうなったのかとバエルに質問を返しました。
これだと告げると、バエルは机の上にコトッと軽い音を立てて指輪を置きます。
テサルはどの指輪をじっと見つめました。
金色の指輪で、中央には赤い宝石が埋め込まれています。
バエルは訝しげな顔をしていました。
必要だと言うからドラゴンハートまで使って作ったけれど、こんなに強力な神聖封印の指輪がなぜ必要なのかとテサルに尋ねます。
テサルはそっと指輪を手に取りました。
最後をできるだけ遅らせるためのあがきだと答えます。
バエルにとっては意味が分かりませんでした。
聞き返すと、テサルはすぐに対魔物用魔導兵器を開発するようバエルに指示しました。
まったく話が噛み合いません。
心配しているような、呆れたような表情でいったいなんの話だとバエルは聞き返しました。
最近さらに言動がおかしくなっていることを自分で分かっているのかとテサルに注意します。
どうせ信じないだろうとテサルは答えました。
もうすぐこの世の終わりがやってくるという俺の言葉を…と続けられた言葉に、バエルはピクッと反応します。
二人の間に沈黙が流れました。
バエルが口にした言葉は…?
続きはピッコマで!
悪党から愛を迫られています14話の感想&次回15話の考察予想
今のセニヤではないセニヤとの出会いでしたが、言動や表情は今のセニヤそのものだと思います。
外見も瓜二つでした。
テサルがどんなふうに思っているのかは分かりませんが、とても苦しんでいるようです。
バエルに話した言葉の意味も気になります。
まとめ
今回は漫画『悪党から愛を迫られています』14話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 皇妃だったセニヤとの出会いをテサルは夢に見ていました。
- テサルを訪ねたバエルは、体調の悪そうなテサルの様子に驚きます。
- 頼まれていたものをテサルに渡し、いったいなぜこんなものが必要なのかと尋ねました。