漫画「悪党から愛を迫られています」は原作Omijacheong先生、漫画Shinmallang先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党から愛を迫られています」12話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
少女の悲鳴が聞こえ、テサルとセニヤは慌ててバルコニーに飛び出します。
向かいのバルコニーの外側に、セレンディアが手すりを掴んでぶら下がっていました。
悪党から愛を迫られています12話の注目ポイント＆考察予想
身軽な新婦
結婚式なので当然、いつもよりしっかりと着飾っています。
衣装も装飾品も重いはずですが、セニヤはへっちゃらで軽々とバルコニーの柵を飛び越えてみせました。
なにせ元々木登りが得意だったのです。
しかしテサルは、そんな彼女の行動に目を見開いていました。
悪党から愛を迫られています12話のネタバレ込みあらすじ
セレンディアの救出
手すりを掴んでいるセレンディアの腕がプルプルと震えています。
少女の力では限界が近いのでしょう。
セニヤは危ないと叫びました。
すぐにテサルがバルコニーの柵を飛び越え、向かい側のバルコニーに飛び移ります。
触るなと暴れるセレンディアの服を掴んでバルコニーに引っ張り上げました。
無事に救出できたことに、セニヤは安堵の息を漏らします。
テサルはセレンディアの名を呼びかけ、これはいったい何の真似かと問いただしました。
セレンディアはビクッとしたようです。
誰にも助けなんて求めていないとセレンディアは喚きます。
それなら落ちるのを放っておいた方がよかったのかとテサルは尋ねました。
あなたに助けてもらうくらいならその方がマシだとセレンディアは怒鳴り返します。
セニヤはその様子を困惑しながら眺めていました。
本当に兄妹のようだと改めて実感していたのです。
テサルの前で、セレンディアは全く怯む様子がありませんでした。
おとなしくしていろと伝えたはずなのにとテサルは溜め息をついています。
人を呼んでくるから戻れとテサルはセレンディアに告げました。
こんなことなら初めから連れてこなければよかっただろうとセレンディアは叫びます。
どうして呼んでおいて閉じ込めるのかとセレンディアは怒りの形相で怒鳴りました。
テサルはぐっと言葉をこらえます。
騒ぎ立てないでくれとセレンディアに頼みました。
もう幼い子どもじゃないだろうという言葉に、セレンディアは涙目になって顔を背けます。
やっぱり兄妹だとセニヤは思っていました。
泣き顔までそっくりだからです。
向かいのバルコニーから、セニヤはテサルに呼びかけました。
セニヤのジャンプ！テサルの反応は…？
もし自分がここから飛び移ったら受け止めてくれるかとテサルに笑顔で尋ねたのでした。
テサルは驚いて聞き返します。
セレンディアも驚いたようにセニヤを見ていました。
セニヤはさっさとヒールの高い靴を脱ぎ、揃えて片手にぶら下げます。
ドレスの裾をたくし上げました。
テサルは慌ててバルコニーの縁に近付こうとします。
何をするつもりなのかと問いかけた言葉は、セニヤの言葉にかき消されました。
ちゃんと受け止めてくれとセニヤは満面の笑みを浮かべています。
たぶん簡単に跳べるけれどと笑いながら、バルコニーの手すりに足をかけました。
その姿に、テサルは目を見開きます。
セニヤの足が手すりを蹴りました。
駄目だと強く念じながら、テサルは慌ててセニヤを目で追います。
宙を舞うセニヤは笑顔で、とても美しく輝いていました。
これくらい、自分の家から木までの距離より断然近いので、セニヤにとっては余裕の距離です。
セニヤはテサルが広げた両手の中に飛び込みました。
テサルの首に抱きつきます。
ドレスの裾がなびき、キラキラした笑顔はまるで映画のワンシーンのようでした。
セレンディアは目の前の光景に思わず見惚れてしまいます。
その両手でセニヤを抱き留めたテサルは目を見開いて呆然としていました。
こんな簡単に受け止めるなんてすごいとはしゃぎながら、セニヤは身体を起こしてテサルの顔を覗き込みます。
テサルの瞳が潤んできたのを見たセニヤは焦り…！？
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悪党から愛を迫られています12話の感想＆次回13話の考察予想
セレンディアとテサルはどういう距離感なのでしょうか？
わざわざ結婚式に連れてきたにもかかわらず閉じ込めているというセレンディアの主張が本当なら、確かに不満も抱くだろうと思います。
何か理由があるなら本人に話してあげてほしいですね。
セニヤのジャンプと、テサルがセニヤを受け止めるシーンはとても素敵です！
まとめ
今回は漫画『悪党から愛を迫られています』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- すんでのところでテサルがセレンディアを救いましたが、セレンディアはテサルに反発していました。
- 兄妹の衝突を見たセニヤは、テサルに断ってからバルコニーの手すりを飛び越えて二人のもとへ飛び移ります。
- テサルはセニヤをしっかりと抱き留めましたが、その瞳は潤んでいました。
