
漫画「悪党から愛を迫られています」は原作Omijacheong先生、漫画Shinmallang先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪党から愛を迫られています」29話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
自分が母から受け取ったものだと告げ、男は小瓶をテサルに渡しました。
海の女神の加護で、他の神々の目をふさぐことができるのだそうです。
悪党から愛を迫られています29話の注目ポイント&考察予想
アカデミーに行きたいというセレンディア
セレンディアは首都のアカデミーに通いたいと考えていました。
強くなって兄を見返してやるためで、いざというときにセニヤを守るためでもあります。
大嫌いだった兄と話したいという希望は、これを兄に伝えるためでした。
それを聞いたテサルは…?
悪党から愛を迫られています29話のネタバレ込みあらすじ
セレンディアがアカデミーに行きたい理由
自分をアカデミーに行かせてほしいとセレンディアはテサルに伝えました。
食後のデザートの時間で、テサルとセニヤと三人で食卓を囲んでいます。
セニヤは驚いてセレンディアに声を掛けます。
勉強したいのだとセレンディアは主張しました。
剣も習いたいし魔法の適性検査も受けたいと話します。
セレンディアが言おうとしていたのはこのことだったのかとセニヤは思っていました。
テサルと話したいという言葉に、何事かと思っていたのです。
セニヤはちらりとテサルの様子を窺いました。
領地内にあるところなら構わないとテサルは答えます。
セレンディアは、首都に行こうと思っていると答えました。
テサルは沈黙し、なぜ突然そんなにやる気になったのかとセレンディアに尋ねます。
強くて煩わしい存在になって、私を生かしておいたことを後悔させてやるつもりだと、鼻息荒くテサルに伝えます。
そうなったら始末しておくべきだったと後悔するだろうとセレンディアは思っていました。
それからあなたがお姉ちゃんのことをいじめたら私が守るんだとセレンディアは拳を握り、自分にも継承権はあるのだと主張します。
思いがけない言葉にテサルは驚いたようです。
セレンディアは子猫のようにテサルを睨み、セニヤは困惑して二人の様子を交互に見ていました。
神々の目から逃れるため
テサルは昨日の男とのやりとりを思い出していました。
神々は約束の彼女を見つけるため焦っているだろうと男は話します。
大災害を食い止めるための約束が彼女自身だということはご存知でしょうとテサルに語りかけました。
どんなことをしても彼女の存在を探すはずです。
薬の効果は母の名に懸けて保証すると男はテサルに告げました。
神の名を懸けるということがどんな意味を持つかは知っているはずです。
この瓶に入ったものをどうしたらいいのかというテサルの問いかけに、テサルが飲めば良いと男は答えます。
我々の約束は最も暗い影の隣にある…と男は呟きました。
下された神託はあなたとあの方をともに指しているので、あなたが神々の目から逃れられれば十分だと男はテサルに伝えます。
この取引でお前が得るものは何だとテサルが尋ねました。
男は心の中で、自分の地位を取り戻すための後ろ盾になってもらうのだと答えましたが、今それを口にするわけにはいきません。
自分は母の意志に従うまでだと殊勝に答えました。
テサルはそっとその小瓶を手にします。
質問を変えようと告げ、君の神が望むものは何だと問いかけました。
母は最後の花が咲く時が訪れたと仰っていたと男は微笑みます。
今まで聞いたことのない言葉でした。
彼の母、メレナとコミュニケーションを取るのは今回が初めてだから仕方ないのかとテサルは考えます。
確実に今までの回帰とは違っているとテサルは思いました。
何かが食い違っている上、進行がとても速いのです。
このままでは皇宮でもすぐにセニヤの存在に気付くだろうとテサルは考えました。
彼女を守るために公爵の座を得たのだから、すぐに危険に晒されることは考えにくいとテサルは思考を巡らせます。
もう少しだけこの穏やかな時間を味わっていたいとテサルは思っていました。
セニヤが自分の隣で笑う、平凡で平和な時間を、テサルは何よりも欲していたのです。
テサルは目を閉じて小瓶の中身を口に入れました。
悪党から愛を迫られています29話の感想&次回30話の考察予想
セニヤは神々が血眼になって探している存在のようです。
神々に見つかったらセニヤはどうなってしまうのでしょうか?
テサルはセニヤを神々から守ろうと必死になっているように思えます。
セレンディアが首都へ行きたいとテサルに伝えたことにも驚きました。
テサルの妹なのだから、学べばすぐに強くなりそうだと思います!
まとめ
今回は漫画『悪党から愛を迫られています』29話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- セレンディアは食事の席で、テサルに首都のアカデミーに行きたいと伝えました。
- テサルは昨夜の男との会話を思い出します。
- 神々の目からセニヤと自分を隠さなければとテサルは考えていました。