
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」はLee Jiha先生の作品です。
どこかよそよそしかったり意地悪をしてくる使用人が多い中で、唯一優しく接してくれるメイドのエリーを誘ってお城の厨房にて初めてのお茶会を開催したクロエ夫人こと日向楓。
イギリスでの留学経験で得た硬水と軟水の相違点の知識を元に茶葉の抽出時間を工夫し、転生前に日本で淹れていたような美味しい紅茶を振る舞うことに成功したのです。
初めて飲む紅茶に大喜びのエリーを見て初めて自分の存在価値を見出したのでした。
しかし厨房での出来事を密告によって知ってしまったメイド長のミラー夫人がエリーに罰を与えたことを伝えたまでが5話までの流れです。
≫≫『公爵夫人の50のお茶レシピ』の他の話数ネタバレはこちら
今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」の6話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピ【6話】の考察予想
エリーに罰則を与えたと衝撃的な報告をする下っ端の者には容赦がないミラー夫人。
この一大事をどう覆すのか。もう気が小さい頃の楓ではありません。
ミラー夫人へガツンと一言、強気で対応して欲しいですね!頑張れ!
公爵夫人の50のお茶レシピ【6話】ネタバレあらすじ
何故自身の命令に従っただけのエリーに対して罰則を与えたのかとミラー夫人に詰め寄ります。
小馬鹿にするように侍女を仕切るのは自分の役目ですからと、使用人しての立場をわきまえることなくかなり上から目線の返答が戻ってきます。
しかしここで怯まない楓。
わざとシミのついたドレスを着せられた時にミラー夫人一番馬鹿にしていたと、以前のクロエ夫人の過去の記憶を楓は知っているのです。
どちらの地位が高いのか、バーデンベルク家の女主人に対しては自分だと再度認識させます。
バーデンベルク家の権威を強調されるて恐れおののいたのか、態度が一変。
事態はなんとか終結しました。
所変わって大量の洗濯物を干すエリー。
彼女を見つけた楓は駆け寄り、罰を受け入れる必要はないと救済の手を差し伸ばします。
そして前回同様お茶に誘いに、エリーの曇っていた表情は一気に晴々として行きます。
二人がお茶をするためにやってきたの応接室。
今日はどんなお茶を飲もうか準備にと取り掛かろうとしたその時。
間違えて入室してきたのはバーデンベルク騎士団の三名です。
すぐに部屋を後にしようとしますが、ボタボタと汗が滴る落ちてくる姿を見て何か感じた楓は思わず勢いで引き留めます。
公爵夫人からの突然のお茶会の誘いに驚く三人。
まさか下級騎士でしかいない自分たちを招待してくれるなんて、と辺りをキョロキョロと見回し落ち着きのないバルト。
にわかに信じ難い状況と言わんばかりに一人黙り込む男、少しシャイなカイン。
奥様からの誘いは生涯誇れる栄誉だ!と明るくてお喋り上手なジェイコブ。
あまりの口達者ぶりに隣のカインに肘を突かれてしまう有様です。
そんなやりとりに楓とエリーは思わず愛想笑い。
彼らバーデンベルク騎士団とは接触の機会がなかったため以前の弱気なクロエ夫人を知る者がいないからこそ、初対面だも偏見を持たない彼らとは談笑できたのかも知れません。
さてお茶会の参加者が一気に増えました。
4人全員が汗を大量にかきヘトヘトの状態です。
レシピを決めた楓はさっそく立ち上がりお茶の準備に取り掛かります。
しばらくすると氷が入ったピッチャーと人数分のコップを用意して戻ってきました。
今にもガタガタと手元が震えてトレーから落としてしまいそうな女主人に血の気が引くエリーとカインは慌てて駆け寄ります。
楓が今回のお茶会で選んだのはフルーツティーでした。
お茶=温かい飲み物では?とやはりこの帝国のお茶文化の浸透率の低さが伺えるジェイコブの発言に対して同意するように相槌を打つカイン。
そんな彼らにアイスティーはホットのときよりも濃い目に抽出して冷やして飲むものだと分かり易く解説します。
余程アイスティーが物珍しいのか中々手が出ずにいましたが、最初に口をつけたのはバルトでした。
一口飲んでウッと口元を抑え他の騎士団か心配されますが、次の瞬間に美味い!と目を輝かせます。そんなバルトを見てエリーも思い切って試してみます。
前回振舞ってもらったホットティーとはまた別の味わいに大感激です。
そんな2人に触発されたように飲み干す勢いでゴクゴクと口に運ぶカインとジェイコブも大絶賛!
初めてのアイスティーは大好評です。
皆おかわりにも積極的で、今回もまた楽しいひと時を使用人たちと過ごせたことに楓は心が和み思わずふふっと笑みをこぼすのでした。
余程感動したのか、後日3人は他の騎士団たちにクロエ夫人の親しみ易い人柄やアイスティーの美味しさについて熱弁しています。
その話を黙って聞いていた騎士団のうちの一人が遮るように発言をします。
以前見かけたクロエ夫人は目も合わせられず一人では何も出来なさそうに見えた。と疑問を投げかけます。
明らかに消極的な印象を受けていたのに3人の話す彼女のは打って変わって別人のようだと言わんばかりの発言を残して6話は終了です。
公爵夫人の50のお茶レシピ6話の感想&次回7話の考察予想
登場人物が新たに加わりましたね!
その名もバーデンベルク騎士団。
イケメン…イケメンです!(大事なことなので繰り返しました。)
その名の通りバーデンベルク家を守るために結成された騎士団のようです。
バルト、カイン、ジェイコブの3人それぞれがタイプの異なるイケメン(しつこい)なので、読んでいるこちらのテンションが上がります!
エリーと気さくな騎士団たちにご馳走するお茶はフルーツアイスティーでしたね。
汗をかいていた彼らを気遣っての選択でしたが楓は優しいなぁとまた一つ感心してしまいました。
私たちには割と馴染みのあるアイスティーですが、彼らはピンと来ていませんでしたが、それがお茶の歴史が浅い帝国に住む彼らの感性なのでしょう。
エリーや騎士団たちのその表情だけでも漫画越しにフルーツアイスティーの美味しさが伝わってきました。
今回使っていたフルーツはグレープフルーツのように見えました。
今回は騎士団を加えて大人数でのティータイムでしたが、楓の満足げな顔がとても印象的でした。
振る舞ったお茶を美味しく飲んで貰えて嬉しくない人なんていませんよね。
6話にして楓が乗り移る転生前との変化に気付く洞察呂に優れた者も出てきたことにより7話では転生の秘密が暴かれてしまうのでしょうか。ドキドキとワクワクの感情が交差しています。
回を追うごとに成長すら楓の行動にもまた注目して読んでみてくださいね♪
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』6話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。