
漫画「勤勉な悪女は今世でやり返す」は原作鈴木桜先生、漫画神木明花先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「勤勉な悪女は今世でやり返す」29話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
勤勉な悪女は今世でやり返す29話の注目ポイント&考察予想
ベリンダが捨てた用なしのレイモンドにマーガレットは別れを切り出しました。
マーガレットが見たいのはベリンダの絶望顔。
レイモンドではその顔を引き出せないと早々に見切りをつけたマーガレットが次に狙いを定めたのはユーリです。
レイモンドの暴走からも守ってくれそうでなによりベリンダのお気に入り。
別れたその足でユーリと接近するために迷子のフリをして使用人にユーリの部屋まで案内してもらい…。
勤勉な悪女は今世でやり返す29話の一部ネタバレ込みあらすじ
マーガレットのやり方が通じない相手
面会希望の相手がベリンダと勘違いしたユーリは最後まで相手の名前を聞かず通すように伝え、自分の勘違いに気づいたのは入ってきたマーガレットの姿を見てから。
ベリンダを貶める三文芝居も同情を引く道具になってるマーガレットの涙もこの場にいる全員には通じません。
ユーリの厳しい言葉に周りを見渡すマーガレットは自分がこの場にいる者達から嫌われている雰囲気を感じます。
出直そうと健気に振る舞っても変わらない雰囲気、ユーリの指示のあと強引に部屋の外に放り出されたマーガレットは粗雑に扱われたことに屈辱を覚え、しかしすぐ立ち直るマーガレットには自信があり…。
マーガレットの生い立ちと心の変化
マーガレットは南部の小さな家で生まれ、母エイダが身籠るなり公爵のために王都を離れました。
当時公爵夫人だったベリンダの母は有力貴族の生まれで浮気を隠し通す必要があったからです。
定期的に十分なお金を送ってくれましたが公爵家の暮らしと比べれば雲泥の差。
定期的に送られてくる生活費は全て心が満たされないエイダの散財に使われ、ひもじい思いをしているのに同じ『公爵令嬢』は自分よりいい生活をしていることを知ったマーガレットの心に芽生えた気持ちは『許せない』でした。
公爵夫人が亡くなった知らせが届いた『あの日』、本物の公爵令嬢ベリンダを見たマーガレットが抱いたのは劣等感。
劣等感を押し隠すマーガレットはベリンダの全てを奪うと決めました。
おもしろいほど事が上手く進み過去の自分と現在のベリンダの境遇が入れ替わったようで心が満たされました。
今回ユーリに粗雑に扱われても少し工夫を試み、警戒心を解くために『信頼』を勝ち取れば今まで通り事が運ぶと自信があり…。
勤勉な悪女は今世でやり返す29話の感想&次回30話の考察予想
率直に歪んでるなと思いました。
マーガレットがひもじい思いをしていたのはそもそもエイダのせいです。
十分な生活費を送ってくれていたのに散財していたからひもじい思いをしていただけで生活費を普通に使っていればもっと余裕のある生活はできていたはずです。
エイダもマーガレットも人のせいにしすぎでしょう。
公爵が結婚したときにエイダは身を引いて身の丈に合う相手と結婚していればよかったはずです。
巡り巡った因果が子達に回ってきていることに公爵やエイダは気づいてないのでしょうね…。
マーガレットはこれまで通りベリンダから全て奪えると思ってる傲慢さがどこまで続くのか見ものです。
まとめ
今回は漫画『勤勉な悪女は今世でやり返す』29話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- マーガレットの三文芝居も同情を引くための涙もユーリやユーリの周りの者には通じません。
- 粗雑に扱われたことに屈辱を覚えるマーガレットはすぐ立ち直ります。
- ベリンダに劣等感を抱いたマーガレットはベリンダのもの全てを奪うと決めました。
- 過去の自分と現在のベリンダの境遇が入れ替わったようで満たされるマーガレット。