漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Aloha先生、漫画Jooahri先生の作品です。
青く美しい瞳を取り戻したリアンドロでしたが、イベリナの持ってきた鏡を目にするとトラウマがぶり返して急に不安になってしまいます。(イベリナも他のメイドと同じように自分のもとを去ってしまうのではないか・・・?)
しかしリアンドロを醜いとは微塵も思っていないイベリナは不安げな彼に信じてくれと詰め寄るのです。
困ったリアンドロは初めて面と向かってイベリナの名前を漏らします。感激したイベリナ、そしてたったそれだけで喜ぶ彼女に驚くリアンドロ。イベリナは再度ずっと一緒にいることを約束し、二人の仲はさらに深まっていくのです。
徐々にリアンドロがイベリナへ向ける思いが恋へと変わってきいます。
一方先の展開を知っているイベリナは元気そうな彼を見てもなかなか安心できません。
果たして物語の展開は変わるのでしょうか?はたまたこのまま展開通り、リアンドロは再び失明してしまうのでしょうか。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」の13話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介します。
公爵家のメイドに憑依しました【13話】の考察予想
リアンドロはイベリナの心変わりを恐れ、イベリナはリアンドロの体調悪化を恐れる。
互いに別々のことを案じている状況でしたが、リアンドロの恐れは解けました。
笑顔が戻り、心を許せる人が出来たリアンドロ。
このまま快方に向かい、ぜひいい人生を送ってほしいですね。物語がどう転ぶのかが見ものの13話です。
公爵家のメイドに憑依しました【13話】ネタバレあらすじ
ある日の夕方、リアンドロは体調が悪くなってきたらしく吐き気が出てきました。
イベリナに気遣われるものの、つらそうな表情をしています。
イベリナはリアンドロの体調が良くなってきていると思っていましたが、数日経ってやはり体調が悪化してきたようです。
そして視力もふたたびぼやけ、瞳は真っ黒に曇ってしまいました。
毎晩熱にうなされ、以前より多くの睡眠薬や痛み止めを服用するように・・・。
望みを捨ててはいけないと懸命に看病するイベリナでしたが不安な思いは尽きません。
小説の展開どおりならリアンドロの呪いは更に彼の人生を蝕んでいくことになるのです。
そんなイベリナに「どうして泣きそうな顔しているんだ?」と微笑みかけるリアンドロ。
イベリナはその笑顔を見て胸が張り裂けそうになります。
リアンドロは決して自分が嬉しいから笑っているわけではなく、イベリナに心配掛けさせまいとして笑っているのです。
イベリナは実際に彼の笑顔を見るまでは、彼の笑顔がこんなに美しいのだということを知りませんでした。
「体調が良くなったら外を散歩したいな」。
話題を変えるためにリアンドロは提案します。
夏で花が見頃の季節、庭園を散歩するのはどうかという話になります。
日中は熱いので、夕方に北側を散歩すればリアンドロも出歩くことが出来ます。
するとリアンドロは北の浜辺に自分の別荘があることを話し、そこへ一緒に行くのはどうかといいます。
「恋人と行く代わりに私と行くんですか?」
イベリナはからかいます。
するとすぐにへそを曲げてしまうリアンドロ。
「別荘のことは忘れろ、誰とも行かない」と、ちょっとすねてしまうのです。
「また不機嫌になった〜」。
イベリナはリアンドロをからかいます。
「そんな風に笑うなといっただろ」
リアンドロは更にすねてしまいます。
(庭園にいくにしても、浜辺にいくにしても、彼が呪いに捉えられる前にしあわせな思い出を作ってあげたい。)
イベリナは心のなかでそう想うのでした。
イベリナのお気に入りの花はひまわりでした。夏ということもあり、リアンドロにひまわりについて話します。
イベリナはひまわりの種を食べるのが好きだったのです。
しかしこの世界ではひまわりの種を食べることはないらしく、リアンドロに訝しがられてしまいます。
ひまわりが美味しいといったことを、とてもキレイという意味だったとごまかし難を逃れるのでした。
ごまかし笑いをするイベリナにリアンドロはずっと笑っているよう頼みます。
「笑っていてくれ。こんなことでは死にやしないから」。
気丈に微笑むリアンドロを見てイベリナはまた落ち込んでしまいます。
確かにリアンドロはここで死ぬことはありません。
しかしこの後リアンドロは死にかけて、更に体調を悪くしてしまうことになっているのです。
「さっき、笑うなって言いましたよ」。
不安な思いをイベリナはごまかそうとします。
対してリアンドロは「俺のためにだけ笑うなら良い」。とロマンチックな一言。
これにはイベリナもおかしいやら嬉しいやらで笑顔に戻りました。
「ご主人さまの体調がよくなったらもっとよく笑えますから、今は私のことは心配せずによく寝てください」。
そう言ってイベリナは部屋を後にします。
しかしそれから2日後、リアンドロの容態は悪化。
高熱にうなされ、夏の暑さにも関わらず昼夜問わず体を震わせる状態が続きました。
イベリナにできることは側で彼の手を握り続けることだけです。
リアンドロの両親は息子が生死をさまよう状態にも関わらず一度も会いには来てくれません。
壊れやすい少年の心身には耐え難い残酷な境遇に、イベリナは彼を支ようという気持ちを更に強くします。
彼のために昼夜問わずつきっきりで看病するのです。
ある夜、疲れ果てたイベリナはリアンドロの隣でウトウトと眠ってしまいます。
そして翌朝、リアンドロの声で目をさますのです。
なんとリアンドロの容態は回復し、瞳も青色に戻っていました。
イベリナは喜びのあまりリアンドロを強く抱きしめます。
驚くリアンドロでしたが、イベリナの愛情を感じ、身をあずけるのでした。
公爵家のメイドに憑依しました13話の感想&次回14話の考察予想
イベリナの前でどんどん素直になっていくリアンドロは本当に可愛いですね。
たまに見せる拗ねが更に可愛さに拍車をかけます。
イベリナにからかわれて別荘の話を撤回する姿に、思わず声を出して笑ってしまいました。
小説の展開通り体調が悪化してしまうかと思いきや、回復を見せたりアンドロ。
彼の幸せを願うイベリナとしてはこれ以上ない展開でしょう。
私も本当に嬉しかったです。
回復したリアンドロの笑顔は更に優しいものになっていました。
それとなく恋愛感情を見せるリアンドロと、あまり気づいていない様子のイベリナ。
鈍感なイベリナをリアンドロはどうやって振り向かせるのでしょうか。
まぁ言ってしまえば両思いの関係なんですが、それでもなかなかうまく行かないのが恋愛漫画の面白い所。
今後の展開が楽しみですね。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』13話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。