主人公の養女になりましたネタバレ28話｜漫画｜レオニエの新たな人生の始まり

5月 21, 2022 9月 3, 2022

漫画「主人公の養女になりました」は作家ttona先生、latine先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「主人公の養女になりました」28話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

レオニエはルペと「猛獣の牙」について話していました。かっこいいだけの力じゃない、危険な力です。それに悩むレオニエを見たルペはもう少し気楽に…とアドバイスするのでした。

≫≫前話「主人公の養女になりました」27話はこちら

記事の続きを読む

主人公の養女になりました28話の注目ポイント＆考察予想

家族とは

レオニエは自分の立場や力について悩んでいます。
フェリオはそれを感じ、レオニエの深いところにある暗闇に手を伸ばすことができるのでしょうか？

主人公の養女になりました28話の一部ネタバレ込みあらすじ

フェリオの想い

ルペと話す部屋に入ってきたのはフェリオです。
おじさん、と呼びかけてストップしたレオニエ。
もじもじしながらフェリオに近づきました。

フェリオは心配顔で、トイレを我慢していたら病気になると注意します。
しかしレオニエはトイレではなく、恥ずかしがっているだけだと怒りました。
ルペは頭を抱え、やれやれとため息をついています。

乙女心がわかっていないと怒るレオニエ。
大体、そういう時は「お花を摘みに行く」と話すものです。
ところがフェリオは、花は見て楽しむものだと平然としていました。

フェリオはふと真剣な顔をしてルペを見ました。
客人の帰る支度はもうはできている、と。
ルペは落ち着いて様子で客人の元へと向かいました。

レオ

フェリオに抱かれて元気にルペに手を振るレオニエ。
フェリオはレオニエの具合を心配し、熱があるかの確認をしました。
熱はない、とおでこを全開にして、フェリオとのじゃれあいを楽しむレオニエ。

やっと笑った、とフェリオはレオニエを安心したように見つめます。
レオニエはハッとしました。
フェリオの前であんなに泣いたのは初めてだったし、子供の姿でも中身は違うので気まずいのです。

変なことは言ってないよね？と考え込むレオニエ。
フェリオはレオニエに、ちゃんと太ったかと尋ねました。
しかしレオニエは今回、寝込んで痩せてしまったのです。

レオニエは体重よりも筋肉を増やしたいと思っていました。
ムッキムキになって…と話すレオニエにフェリオは「レオ」と呼びかけました。
レオニエの動きが止まります。

「レオニエ」は長い、娘を愛称で呼んだだけだとフェリオは目を逸らしてしまいました。
しかしすぐにレオニエの顔をしっかりと見ます。
俺はお前の父親であり家族だ、と。

なぜだかわかるかと問われたレオニエは、おじさんが私を養女にしたからと答えます。
しかしフェリオはすぐに否定しました。
お前が俺の家族になってくれたからだ、と。

レオニエが大胆にもボレオティ公爵を呼び止めたあの時から。
お互いにとってかけがいのない存在、家族になっていたのです。
だから自分が何者かを考える必要はない、そう話すフェリオをレオニエはじっと見つめました。

あんなに悩むことはなかったのです。
父親と娘、家族なんだから。
それだけで十分だったのです。

フェリオは優しく笑いました。
相当辛かったんだな、と。
フェリオに抱かれたレオニエは泣いていたのでした。

いつもは元気に楯突いてばかりのレオニエがこんなに泣き虫になるくらい辛かったのです。
レオニエはそのままフェリオの胸に顔を埋めました。
そして泣きながら、おとうさん、と呟いたのです。

フェリオが伝えたいこと

フェリオはレオニエにたくさんのことを伝えます。
孤児院で叩かれたこと、お腹いっぱいで吐きそうなこと、ボレオティ邸は〇人事件が起きそうだってこと、キャンディを瓶いっぱい集めたいこと、孤児院の友達に会いたいと思ったこと…。
そして仕事で戻らないお父さんのせいで寂しい思いをしたこと、全部をお父さんに伝えなさい、と。

心細くてたまらない時や、馬鹿みたいな悩みができた時も迷わず言いなさい。
そうフェリオはレオニエをしっかりと抱きしめました。
レオニエもフェリオにしがみついたのです。