
漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」は原作SANSOBE先生、漫画Antstudio先生の作品でピッコマで配信されています。
アリアは復讐のための計画の第2段階として、若い侍女を味方に付けることに成功しつつあると、手応えを感じていました。
1度目の人生では関わることのなかったレインという男が気になるアリアですが、サラもビンセント侯爵と出会ったことを聞き、概ね予想通りに進んでいると思うのでした。
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今回は「悪女は砂時計をひっくり返す」25話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は砂時計をひっくり返す25話の見どころ・考察予想
サラと楽しく恋バナを咲かせていたアリアですが、レインがまたもや大量のプレゼントを持ってミエールを訪ねてきたことでイライラします。
両親が不在だから屋敷に通すわけにはいかないと言っても、もう知り合いじゃないですかと引き下がる様子のないレイン。
結局アリアとサラも同席するということでミエールに取り次ぐことにしました。
アリアはレインの主が誰なのか気になっていたので、カマをかけたり探るような会話をします。
レインも、ミエールを試すように、カジノ再開について意見を求めますが見当違いな答えに苦笑い。
アリアにも聞いてくるレイン。
アリアは自分の考えを理路整然と述べ、ミエールとの差を見せつけます。
悪女は砂時計をひっくり返す25話のネタバレ込みあらすじ
アリアとサラは二人でお茶を飲みながら、ビンセント侯爵の話題で盛り上がっていました。
侯爵の手が冷たいと言うサラに、今度会ったら優しく握ってみたらいかがですかとアリア。
そして刺繍入りの手袋を渡せば完璧です!
と、恋バナはますますヒートアップしていくのでした。
ミエールに面会にくるレインに警戒心を持つアリア
湖に誘われたサラに、そこで渡せばいい思い出になると太鼓判を押すアリア。
そんなアリアに、若いのに詳しいと感心してます。
平民は恋バナが好きだと誤魔化しますが、実は1度目の人生の経験談。
サラが名残惜しそうに帰り支度をして玄関を出ると、そこには見慣れない馬車がありました。
見送りに出てきたアリアは馬車の横にいるレインを見て、またいる・・・とげんなりします。
ニコニコ挨拶をしてくるレインですが、ミエールはいるかと聞いてきました。
いるけど両親が外出中だと言って取り次ぐ気配を見せないアリアに、レインはもう知り合いじゃないですかと引き下がりません。
アリアはミエールには婚約者がいるから他の男性と変な噂が流されては困るときっぱり言いました。
それでもお茶だけ、としつこいレイン。
見かねたサラがミエールと会うのであれば自分たちも同席していいかと言います。
アリアの様子がおかしいと思ったサラは、ぎゅっとアリアの手を握ってくれていました。
レインはそれでもかまわないと了承します。
レインの主は皇太子?
ミエールへのプレゼントのついでの様に、アリアにプレゼントがあると言ってチューリップの花束を差し出すレイン。
主のお気に入りの花だとレインが言うので、ずいぶん愛国心の強い方ですねとアリア。
チューリップは国花なのです。
どこで買ったのかアリアが聞くと、家の近くだと答えました。
手にしているチューリップは新鮮な状態。
アリアは、家はこの近くのようですね、だからこの間外国の貴族と言ったら笑っていたのですねと言うと、レインは困ったような顔で押し黙ります。
アリアは最初から態度や話し方でレインは国内の貴族だと踏んでいました。
でも、やっぱりレインの主が誰なのか見当がつかないアリア。
ミエールに手柄を横取りされた!?
お茶を飲みながらミエールを待っている間、アリアはレインの主は誰なのか考えていました。
もしかして皇太子なのかと思いますが、皇太子はオスカーの姉プレデリック公女と婚約していたはずです。
もし皇太子であったら、公爵家がだまっているはずはないとアリアは考えました。
もう少し情報が欲しいと思うアリア。
アニーに持たせておいた砂時計の入った箱を手元に置き、レインに質問を始めました。
すると、レインの話から以前アリアが伯爵に提案した毛皮の件がミエールの手柄にすり替わっていることを知ります。
自分が利用されていただけだと知ったアリアは、伯爵に対する怒りと自分の甘さを思い知って、体が震えてきました。
アリアは怒りに任せてミエールを、さらには貴族を大声で罵ります。
そして、手にしていた箱をドンッとテーブルに叩きつけました。
アリアは砂時計をひっくり返したのです。
5分前に戻り、サラがレインに自己紹介をしていました。
そこへミエールが姿を現し、テーブルにつき4人で談笑を始めます。
カジノ再開には賛成?反対?意見が分かれるアリアとミエール
アリアは一生懸命落ち着こうとしていました。
ショックだし腹も立つけど、早めに知ることができて良かったと思うことに・・・。
レインがミエールにカジノの再開について意見を求めました。
アリアには、レインがミエールを試そうとしていることが分かっています。
ミエールはカジノは国が管理することになったのだから再開に賛成だと答えました。
観光名所にしてもいいし、入り口に皇太子の銅像を置いてもいいかも、と能天気なことを言います。
銅像と聞いて、思わず吹き出すアリア。
レインも複雑な顔でミエールを見ています。
するとレインがアリアにも聞いてきました。
今更振られてイラっとするアリアですが、カジノ再開は反対だときっぱりと答えます。
いくら国営だと言っても賭博であることには変わりないし、利用するのは一攫千金を狙っている平民ばかりだと説明すると、レインが財産によって利用額を決めれば、と提案していました。
基準はどう決めるのかと逆に問い、そもそも賭博をする人にそんなものは意味がない、平民はすぐ破産するだろう、それが後に貴族たちにも影響が及ぶと続けます。
そして皇太子の銅像というミエールの意見にも、破産した人がこの像を見たら皇太子にすべてを奪われたと思いませんか?と一刀両断にするのでした。
悪女は砂時計をひっくり返す25話の感想&次回26話の考察予想
やっぱりレインの主は皇太子のようですが、アリアも何となく察してる?
ただ、それが自分が会った黒マントの男ということには全く気が付いていませんね。
街中で出会ったし、そんな素振りは微塵も感じさせていないので当然なのですが。
レインもそろそろ可笑しいと気付いても良さそうなのに。
目の前のまだ幼いミエールがそれほどの才覚を持っているようには見えないと思うのですが。
伯爵が毛皮のことで、アリアの提案をミエールのものに仕立て上げたのは本当のようですけど。
そろそろ皇太子が姿を現しても良い頃かな、と思います。
いや、登場して欲しい!
そしてカジノの件も毛皮輸入の件もアリアだと知らしめて欲しいです。
まとめ
今回は漫画『悪女は砂時計をひっくり返す』25話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ミエールをしつこく訪ねてくるレインに、アリアは主が誰なのか聞きだそうとします。
予想通り国内の貴族だと確信しますが、具体的な家門は分からずじまい。
そのうちレインがミエールを試そうとカジノ再開について意見を求めますが、とんでもなく幼稚な答え。
アリアも聞かれたので、自分の考えを理路整然と述べきっぱりと反対だと言うのでした。