漫画「オオカミだけど傷つけません」は原作Woo Yuyang先生、漫画neighbor's sister先生、nunal先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「オオカミだけど傷つけません」41話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
オオカミだけど傷つけません41話の注目ポイント＆考察予想
アレクサンダーのアドバイスは、一見すると冷たい仕打ちのようでもありました。
しかし、バスカヴィル家は「恋煩い」の宿命にあり、失恋は絶望を意味する難儀な家系です。
なんとしてでも恋を叶えなければ、一生涯苦しむことになります。
ルーシーが引っ越す前に何通も手紙が届いていましたが、ローマンはアレクサンダーの言いつけを守ってそれを無視しました。
ルーシーが引っ越してしまった後から、ローマンが地方に行くまでの過去が語られるようです。
オオカミだけど傷つけません41話のネタバレ込みあらすじ
成長痛に悩まされ
次男のハロルドは、しばらく見ない間に弟のローマンが成長していて驚きます。
成長期を迎えたローマンは、身長が一気に伸びたのです。
しつこいくらいに見た目が変わったと言われ、ローマンは今の自分をルーシーが見たらどう思うかと気にします。
ルーシーが首都を離れてしばらく経っており、もしかしたら彼女は自分のことなど忘れて平気な顔で暮らしているのではないかと考えてしまうのでした。
そんな折、長男のアレクサンダーとその想い人・マルセルの結婚式が行われました。
最愛の人との幸せの絶頂にいるはずのアレクサンダーは、普段と変わらず落ち着いている様子です。
ローマンは、アレクサンダーの尻尾が微動だにしていないことに気付きます。
かつて、ルーシーはローマンの動く尻尾の癖について、好ましいと語ってくれていたのを思い出しますが…。
アレクサンダーの言う通り、感情をコントロールすることで幸せが手に入るなら、今の自分の苦しみも報われると思うのでした。
再会の喜びも、胸の痛みも…
ローマンは、ルーシーとケンカをしてしまったあの日のように感情的になることはもうなくなっていました。
今なら、自分の気持ちを押し殺してルーシーと会話できると兄たちに告げます。
そして、あらためてルーシーに会いに行かせて欲しいと頼み込みました。
その目にはルーシーを手に入れるまで次こそは失敗しないという決意が現れていて、大人びた表情は冷淡にも見えます。
この時には、バスカヴィル家の権力を使って、ルーシーの転校先にも調べがついていました。
アレクサンダーの許可もおりたので、ローマンは季節外れではありますが地方の学校へ編入することになったのです。
こうして地方へとやって来たローマンは、アレクサンダーから授かった作戦を実行に移すことに決めていました。
すでにルーシーに好きだと伝えているため、再会後は何でもないように振る舞って、ルーシーに後悔させるというものです。
学校でルーシーと念願の再会を果たしたローマンは、「友だち」としてハグを求めましたが、心の中では自分の気持ちと葛藤していました。
それでも本懐を遂げるためだと、ひたすらに想いを隠し続けて…。
オオカミだけど傷つけません41話の感想＆次回42話の考察予想
ルーシーに会いたい気持ちを抑えて、忍耐力がついたローマン。
ルーシーを好きだからこそ、悩んだ末に、アレクサンダーのように狡猾に機会をうかがうことにしたのですね。
ずっと連絡を取らなかったのもアレクサンダーの教えです。
恋愛が楽しいだけじゃないことを知って、心身ともに大人への階段を登ったローマン。
恋煩いの苦しさと同時期に成長期が重なったのは、偶然ではないように感じました。
ローマン目線の物語を把握した上で作品を読み返して見ると、新たな発見がありそうですね。
まとめ
今回は漫画『オオカミだけど傷つけません』41話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 恋煩いと身体的成長による痛みに苦しむローマン。
- アレクサンダーの結婚式を見て、自分も感情を抑えようと決意する。
- その後、ルーシーを追いかけて地方の学校へ。
- ルーシーと会っても、気のないフリをするけれど…。
