
漫画「ゴッドオブブラックフィールド」は原作雲先生、漫画SIN先生の作品でピッコマ!で配信されています。
前話ではすっかり人気者になった西がほったらかしにしていた人たちから鬼の様に連絡が来てましたね(笑)
そして最後に連絡を入れてきた西の事が好きである女子、白井と会う事になり、最後のコマでは意味ありげなつま先立ちで37話が終わりました!
今回は「ゴッドオブブラックフィールド」38話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ゴッドオブブラックフィールド 38話の見どころ・考察予想
勉学は学生の本分
38話の見どころは、なんといっても全てを終えた西が学校生活に戻ってきたところです!
前話での西はこの先どうするべきか、元々の身体の持ち主に対して、そして自分自身に対して自問するように葛藤していました。
白井にも捕まってしまい、取り急ぎ学校生活に戻る事にした西。
度重なる激闘に忘れていましたが、西は不良どもを一蹴したことから、学校では浮いている存在でしたね(笑)
西が不在の間も、それでも学校生活を送る学生たちは「いつも通り」に平穏を謳歌しているようです。
浮きつつもその平穏に溶け込もうとする西に、新たな波乱の予感が立ち込める。そんな序章めいた38話でした。
ゴッドオブブラックフィールド 38話のネタバレ込みあらすじ
登校前夜
夕暮れの街で白井といい感じの雰囲気になってしまった西。
西の唇に白井の唇が合わさるその一歩手前で、話を逸らすように西はいい天気であることを口実に白井を散歩に誘います。
自らの行動をすんでのところで中断された白井はバツが悪そうにその誘いを承諾しました。
日も沈みかけている街を歩く二人。白井は西に対し、身体の具合は本当に大丈夫かと不安を口にします。
西は再三に渡って大丈夫と言っていたので、面倒くさそうに大丈夫だと伝えると、その流れで白井は学校にも来れるか尋ねます。
休むつもり満々だった西は、仕方なく学校へも行ける旨を伝えました。
続けて西は重症なのは先生(ダエル)の方で、退院に時間がかかる為「運動部」の活動は休止になるのもやむを得ないと伝えます。
その時期だと期末テストの直前だと確認する白井。
テストなどすっかり忘れていた西は、焦ります。
そんな西を他所に、学年トップになると高らかに宣言する白井。曰く、最近勉強がすごく楽しいとの事。
何故こんなに気合が入っているのかと、考える西は「白井が学年トップになったらキスをする」という約束を思い出し、肝が冷える思いでいました。
嬉しそうな白井を尻目に、西は一周したら疲れたと散歩もたけなわである事を伝えます。
ここで二人は解散しますが、また学校でと語る白井は去り際まで終始嬉しそうな顔でした。
通学途中は父と進路を・・・。
月曜日、久しぶりの登校に父親に車で送迎してもらう西。
車内では西の今後の進路を心配する父は、来年で高校も卒業であること、どうするつもりなのかと尋ねます。
進路のことなど一切考えていなかった西は、とりあえず進学して・・・とお茶を濁そうとしますが、そこで名案を閃きます。
スポーツ推薦を考えていることにし、フランス留学に行ければ幸いだと。
スポーツ推薦にはダエルが味方してくれるだろうと画策、そしてフランスに行ければ部隊の様子が分かるかもしれないからです。
それを聞いた父は安堵の顔を見せ、母さんが聞いたら喜ぶと息子に伝えます。
そして、もう大怪我するようなことはないんだなと念を押しました。
もう全部終わった。と安心を促す西に父は胸をなでおろす思いでいます。
そんな話をしているうちに学校に到着し、西は教室へ向かいます。
久しぶりの学校生活
教室へと向かう道中、かつてのケバいメイクを決めた姫野と顔を合わせる西。
まさか西と合うとはと、焦りの表情を浮かべる姫野。一週間も真面目モードが続かない女子高生に辟易としている西は、無言で教室へ向かいます。
やってしまったと言わんばかりに姫野はうなだれていました。
まもなく西は教室に着きました。
喧騒の様子だった教室内は、西が入ってきたと同時に静かに。
まるでここにいるはずがない者を見るかのようなクラスメートの様子に、予想通りだと呆れた西は自分の席へと向かいました。
道すがらに目が合ったのは顔が傷だらけの鬼塚。またどこかでやられてきたのか、でも自分には関係の無い話だとそれを無視して自身の席に着席します。
席に着くと隣の席の白井は緩んだ表情で挨拶をしてきました。
畏怖の対象である西を前に、今この場で笑ってるのはお前だけだぞと心の中で突っ込む西。
平穏な学校生活に戻ってきた西は、平穏な学校生活特有の退屈な授業に、うつらうつらと船を漕ぎながら臨んでいました。
今にも寝かけている西は、自らのスマートフォンが振動している事に気が付きません。
教師はイラついた表情を隠そうとしないまま授業を続け、それに気付いた白井が西に伝えます。
西は寝ぼけまなこで届いていたメッセージを開封すると、差出人はダエルでした。
口座番号を教えて欲しい、スミセンが病院関係者に通訳を依頼したせいでダエルの妻にも株の話が耳に入ってしまい、大変だと。
スミセンがまた面倒な事をしてくれたと憤慨しながら、授業中とだけ返事を送った西はもう一つ別のメッセージが入っている事に気付きます。
知らない番号から来たメッセージには「本番はこれからだ」と記されていました。
ゴッドオブブラックフィールド 38話の感想&次回39話の考察予想
つい最近まで死ぬか生きるかの戦いをしていたとは感じさせないほどの適応力にびっくりしました(笑)
ついに平穏な日常を手に入れたかと思うと、なんかこっちまでほっこりしてしまいますね。
それもつかの間、最後のコマではまた新たな波乱を感じさせる不穏なメッセージが届きました。
次回の39話ではまだその正体については分からないのではと、予想しますが、いままでの話を読むと心当たりのある敵対勢力が結構いますね!
小さい規模の脅威では鬼塚の上位グループだったり、光輝組の敵対勢力だったり・・・。
大きい規模ではシャフランの息のかかった組織かもしれませんし・・・。
やっぱり西は平穏な環境には生きられず、戦わなければいけない運命。
そんな星の元に生まれてきてしまったのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『ゴッドオブブラックフィールド』38話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
熾烈な戦闘から一転、どこか歪みもあるものの平穏な日常を手に入れた西。
最後に来たメッセージは、それもつかの間の時間だったと知らせる不幸の手紙だったのでしょうか?
どんな勢力の手が西に忍び寄っているのか、心当たりが結構あるだけに逆に予想が難しい展開です。
次回もゴッドオブブラックフィールドから目が離せません!