
漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Aloha先生、漫画Jooahri先生の作品です。
今回は「公爵家のメイドに憑依しました」の10話を読んだので、ネタバレと感想をご紹介します。
アンナの盗難騒動で初めてリアンドロの両親を見たイベリナは、彼らが息子にとる冷酷な態度に驚きます。母はイレナ夫人へアンナを首にするよう言ってすぐに去ってしまい、父は「当主になる男がこんな些細なことで騒ぐんじゃない」」と叱りつけるのです。
両親の我が子に接する時とは思えない態度に、イベリナは怒りを募らせるのでした。
翌日、主治医による診察で確かに呪いの力が弱まっていると診断を受けたリアンドロ。憎まれ口を叩くリアンドロを見て、主治医は「そんなことを言えるほど元気なら、わたしが思っているよりも体調が回復しているかもしれないね」とリアンドロを安心させます。
しかし横で聞いていたイベリナの心中は穏やかではありませんでした。小説のとおりならこの回復は一時的なもので、呪いは再び強まり、リアンドロはあと4年間暗い闇の中で過ごさなくてはならないからです。
しかし予想に反してリアンドロの体調は良くなり続けました。
リアンドロはイベリナが世話をするのにもすっかり慣れて、入浴時にイベリナが手伝うのも素直に受け入れるようになったのです。
ある日、イベリナが翌日から2日間の休暇に入るという話をすると、イベリナの予想に反して寂しがる素振りを見せるのでした。
前回はリアンドロの両親が登場し、リアンドロの孤独な人生を垣間見ることが出来ました。小説の展開を知っており、今のリアンドロの健康がぬか喜びになってしまうと思っていたイベリナでしたが予想に反してリアンドロの体調はどんどん良くなっていきます。
同時にリアンドロも素直になっていき・・・。
公爵家のメイドに憑依しました【10話】の考察予想
素直になったリアンドロをかわいいといったり、呪いが解けたたらリアンドロの父のようにハンサムになるんだろうなと想像したりとイベリナの方ではリアンドロにぞっこんの様子。
よく考えたら、推しキャラが目の前にいるという夢のような境遇なのですからね。
一方、9話の最後の方でリアンドロの方でもデレを見せてきました。
イベリナが思っているよりもリアンドロは彼女のことを思っていたみたいです。
10話では完全にツンデレキャラになりつつあるリアンドロの心中を垣間見ることが出来ます。
公爵家のメイドに憑依しました【10話】ネタバレあらすじ
「なんでお前が2日休暇をとることが俺にとってどうでもいいことなんだ。」
リアンドロの言葉に驚くイベリナ。彼女はすでにリアンドロの生活の中で重要な存在になっていたのです。
リアンドロが自分のことを気にしてくれていたことを喜び、イベリナは思わず泡のついたまま手を叩いてしまいます。
すると泡がリアンドロの顔に飛んでしまい、イベリナがすぐにそれを拭き取ろうとしますがリアンドロは子供扱いしてほしくない、とそれを断ります。
小説ではエレオノラ以外に心を開くことのなかったリアンドロが自分に心を開いてくれた!
喜びを噛みしめるイベリナにリアンドロは誰にも言うなよと釘を指すのでした。
そしてそれっきりそっぽを向いて黙りこくってしまいます。イベリナは戸惑いながら体を流し始めますが、実はリアンドロの顔は真っ赤っか。初めてイベリナに素直な気持ちを伝えたことに照れていたのでしょう。
ーーー夕方、自分の部屋に戻ったイベリナはアンナから受け取ったリアンドロのネックレスの扱いに悩みます。
リアンドロには売るでも持っておくでも好きにしろと言われていますが、庶民には不相応な高価な代物です。
悩んだ末、リアンドロが正式に自分にくれるまでは大切に撮っておこうと決めるのでした。
イベリナは美しい海の青色をしたネックレスを見つめ、呪いが解けたリアンドロの瞳もこんな美しい色になるんだろいうかと思いを馳せます。
ーーー夜、リアンドロは悪夢にうなされています。
みんなが自分を化け物呼ばわりします。みんなが自分に恐ろしいものを見るかのような目を受けてきます。
母親にまでそんな目で見られ、傷尽き果てたリアンドロ。
両親にまで見捨てられてから、自分のメイドたちにわがままをいい困らせるようになってしまいました。
そんな中で現れた奇妙なメイド。イベリナだけは呪いが伝染るはずはないと平気で自分に触れてくれました。
誰かの体温をこれほどまで欲していたとは気づかなかったリアンドロは同時に恐れてもいました。
彼女もまたあの自分をあの目で見てくるんじゃないかと・・・。
しかし彼女はいつも自分の身を案じてくれます。
彼女が自分の人生を変えたのです。彼女の優しさと温かいてはどんな薬よりも効きました。
・・・イベリナ
目を覚ますリアンドロ。
いつもならすでに部屋の掃除を始めているはずのイベリナが今日はいません。
「寝坊でもしているのか?」
呼び出しの鈴を鳴らそうとしてふと今日はイベリナが休みをとっていることを思い出しました。彼女はどうしているだろうか、俺がいなくても笑っているんだろうか。
イベリナのことを思うとたった2日がとても長く感じる・・・。
もう自分の人生に欠かせない存在になってしまったイベリナ不在の二日間を、リアンドロは悲しい顔で考えるのでした。
公爵家のメイドに憑依しました10話の感想&次回11話の考察予想
リアンドロ、完全にイベリナに落されちゃったんじゃないでしょうか!
イベリナが普通に入浴の手伝いとかしているから忘れてましたけど、13歳のリアンドロと15歳のイベリナだったらなかなかお似合いのカップルですよね。
恋に落ちてもおかしくありません。
ただ気がかりなのは身分の差。
おそらくリアンドロの両親は二人が恋に落ちるのを許してはくれないでしょう。
そして10話の最後の方では少しリアンドロにヤンデレ属性が垣間見えますね。
もともと失恋でクーデターを起こしちゃう人ですから、人への執着心は強いでしょう。
イベリナ不在の二日間でこじらせなければ良いのですが・・・。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』10話のネタバレと感想をご紹介しました。