公爵家のメイドに憑依しましたネタバレ43話|冷静なイベリナと激情のリアンドロ、そして愛の告白

漫画公爵家のメイドに憑依しましたは原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品でピッコマで配信されています。

前回のあらすじ

エレナ夫人からの解雇通知を受け入れ、屋敷を後にしたイベリナは帝国の南部へと向かっていました。

リアンドロと自分の間で身分違いの恋が起こってしまえば、リアンドロのためにならないと考えての行動でした。

 

しかしリアンドロの方ではそんなことは考えませんでした。

彼にとってイベリナは唯一無二の心の支えなのです。

 

リアンドロは屋敷中の騎士を総動員してイベリナの捜索に当たります。

そしてとうとう南部の町で騎士長のリリアナがイベリナを発見するのでした。

≫≫『公爵家のメイドに憑依しました』の他の話数ネタバレはこちら

 

今回は「公爵家のメイドに憑依しました」42話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

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公爵家のメイドに憑依しました42話の見どころ・考察予想

今回の見どころは何といって終盤の愛の告白です。

恋愛において女性は現実的に、男性はロマンチストになりがちですが、イベリナとリアンドロの二人はまさにその状態に当てはまります。

 

現実的に考えてこれほどの大きな身分の差がある恋愛関係はあり得ないと考えるイベリナ。

 

一方自分のイベリナへの思いからすれば、身分の差など取るに足らないものだと考えるリアンドロ。

 

このすれ違いは今回のクライマックスでリアンドロにいとも簡単に乗り越えられてしまいます。

本気の思い、激情は冷静な思考に勝る。

 

おそらく本作のハイライトの一つとなるであろうリアンドロの告白を、まずはネタバレなしでぜひ漫画で読んで楽しんでほしいです。

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公爵家のメイドに憑依しました43話のネタバレ込みあらすじ

イベリナの胸中

遠い地までやってきたにもかかわらず、目の前に現れた騎士長リリアナにイベリナは驚きを隠せません。

 

リリアナはすぐにイベリナを連れ戻そうとします。

 

リリアナからエレナ夫人が処罰されたことを聞き、驚くイベリナ。

しかし彼女は連れ帰ろうとするリリアナに応じようとはしません。

 

彼女はリアンドロが高貴な人と結ばれる運命にあると思っており、ただの庶民で、物語的にも脇役でしかない自分と結ばれるはずがないと考えていたのです。

 

また、公爵ともあろう男性がただの庶民のために一家のメイド長を処罰したり、屋敷中の騎士を動かしたりしていることにも違和感を覚えていました。

リアンドロはそれだけ自分に対する思いで冷静さを欠いていると思っていたのです。

 

しかしリリアナの意見は違いました。

ちゃんとリアンドロのことを見てきた人間からすれば、彼が一番つらい時に常に支えとなっていたイベリナがそれだけ大切に扱われるのは当たり前だとわかっていたのです。

 

リリアナはイベリナを追いかける前にすでに屋敷への報告を済ませていました。

いずれにしても程なくリアンドロ本人もこの地にやってくるでしょう。

 

二人はひとまずどこかに腰を落ち着けて話をすることにしました。

駆け込んでくるリアンドロ

その夜、リリアナとイベリナが過ごす町の宿へリアンドロが駆け込んできました。

イベリナを見つけたリアンドロは周りのことなど気にせずに彼女のことを抱きしめます。

 

イベリナが周りの目を気にするようたしなめると、すぐに騎士たちを人払いするリアンドロ。

もう脇目も振らずにイベリナのことを見つめています。

 

イベリナが自分の呪いを解いてくれたことさえ明かすことができれば、イベリナの特別扱いを周りに認めさせることもできたでしょう。

しかしイベリナとの約束がありましたから、リアンドロには打ち明けることができませんでした。

 

それで結局イベリナをひどい目に遭わせてしまった。

そのことを彼女に詫び、今度こそ相応の位を与えてずっと一緒にいれるようにしようと自分の計画を話すのです。

リアンドロの告白

そんなリアンドロの思いを聞いても、イベリナはあくまで彼の恋慕をただ情が沸いただけだとたしなめます。

これは恐らくイベリナの本心ではないでしょう。

 

単なるわき役である自分がメインキャラクターであるリアンドロと結ばれることなどあり得ない。

そんな思いから、イベリナは何とかリアンドロのことを本気で好きになったりしないように自制しているのでしょう。

 

リアンドロの未来のために、そして自分が傷つかないために。

 

イベリナの突き放すような言い方にリアンドロはショックを受けます。

こんなところまで追いかけてきている自分の姿を見てもまだ自分の恋慕を本気で受け入れてもらえないのです。

 

伝わらなくて、苦しくてたまらない愛情はついにリアンドロの胸の中でピークに達します。

そして今度こそ本気の愛の告白をするのです。

 

いつもとは違う、本当に切なげなリアンドロの愛の言葉に、強情に自分に嘘をつこうとしていたイベリナの表情も変わるのでした。

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公爵家のメイドに憑依しました43話の感想&次44話の考察予想

屋敷のため、リアンドロのためと言いつつも実際には本当にリアンドロのことを好きになってしまった自分が傷つかないため。

自分をわき役と卑下していたイベリナはその為にリアンドロのもとを去っていたのです。

 

しかし、イベリナが思っているよりも原作の展開は大きく変わっていました。

リアンドロはエレオノラには一切惹かれることはなく、今も変わらずイベリナのことを大切に思っていたのです。

 

幼い恋慕だと考えて、リアンドロの思いに対してはどこか冷めたふりをしていたイベリナでしたが今回の彼の告白には表情が変わっていました。

 

恐らくこの告白により、イベリナにももう嘘はつけなくなることでしょう。

そしてリアンドロのことが好きだという自分の気持ちを素直に受け入れることができるのではないでしょうか。

 

次回のイベリナの返事がとても気になる終わり方でした。

まとめ

今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』43話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

恋に冷静なふりをするイベリナと、盲目なリアンドロ。

何とかリアンドロに幸せになってほしい私としてはイベリナには告白を受け入れてほしいですね。

本当に先が気になる終わり方でした。

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