漫画「公爵家のメイドに憑依しました」は原作Jooahri先生、漫画Aloha先生の作品でピッコマで配信されています。
王宮から帰ってきたリアンドロはイベリナが屋敷を出て行ったことを知り、取り乱します。
彼女を追い出した張本人であるエレナ夫人に怒りをぶつけながらも、自分自身のことも責めて涙するのです。
イベリナを守ってやれる力を持っていたにもかかわらず、間に合わなかった。
そのことがたまらなく悔しかったのです。
それでも何とか連れ戻して今度こそずっとそばに置いておきたい。
リアンドロの決意は固く、屋敷中の騎士を集めて捜索を始めるのでした。
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今回は「公爵家のメイドに憑依しました」42話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
公爵家のメイドに憑依しました42話の見どころ・考察予想
今までずっと屋敷の中で事件が起こっていましたが、今回初めてイベリナは屋敷を飛び出し、この世界の街並みを目にします。
ストーリー的にはシリアスな話ですが、きらびやかな街並みや、新しいイベリナの衣装などビジュアル面で楽しい要素がたくさんあるのも見どころといえるでしょう。
イベリナとしてはエレオノラと再会したリアンドロはもはや自分に興味は持っていないと思っていましたがそんなことはありません。
リアンドロにとって一番大切な相手は今も変わらずイベリナなのです。
そんなことはこれまでのリアンドロの態度を見ていればイベリナにもわかりそうなものでしたが、いかんせん今の彼女は周りからのやっかみで少し心が参っています。
その上、ロレンゾの言うように彼女はものすごい鈍感です。
だからこそ起こってしまったすれ違い。
果たしてどう解消していくのでしょうか。
公爵家のメイドに憑依しました42話のネタバレ込みあらすじ
初めて町に訪れるイベリナ
本当はこの世界の住人ではないイベリナにとって屋敷を出ることはとてつもなく不安なこと。
なので途方に暮れているかと思いきや、そうでもありませんでした。
彼女は初めてみるこの世界のきらびやかで美しい街並みに目を輝かせていました。
そして実は彼女にも彼女なりの考えはあったのです。
このままリアンドロを屋敷に残して去ってしまうなどとは考えていませんでした。
屋敷内に噂が広まり、加熱している今は身を引き、落ち着いたころにまた戻ってくるつもりだったのです。
その頃リアンドロがエレオノラに入れ込んでいれば、自分は一介のメイドとして彼のそばに居続けることもできるでしょう。
屋敷に残したリアンドロを心配しながらも、行く先を南部に決め、その日は宿で眠りにつくのでした。
南部を目指すイベリナ、老夫婦との出会い
翌朝、イベリナは長距離用の巨大な馬車に乗り南部の町アマルフィを目指すことにします。
たまたま同じ馬車に乗り合わせた老夫婦から美しい海があるからと勧められたのです。
さらに老夫婦から南部の治安が良くないということを聞き、帝国の南部がもともとはアンブロセティ王国の領土であったことを思い出しました。
そこではアンブロセティ王国の人間が頻繁に暴動を起こし、帝国への反乱を企てていたのです。
もともと原作ではそれを収めるためにディエゴとエレオノラの結婚が決まってしまいます。
うっかり忘れていた時代背景を思い出し、南部行きが危険なことに気づきますが、本格的に南部が決起するのはまだ先の話です。
イベリナは構わず南部へ向かう馬車へと乗り込むのでした。
リリアナたちの必死の捜索
リアンドロの名を受け、リリアナ率いる屋敷の騎士たちはイベリナを探して町中を駆け回っていました。
そんな時、リリアナは通り過ぎる馬車にイベリナが乗っているのを偶然見かけます。
リリアナは急いで馬車の発着所へと向かい、その馬車の行き先を尋ねました。
そしてイベリナが危険な地域である南部へと向かっていることを知ると血相を変えます。
夕方、南部の町へとたどり着いた馬車からイベリナが降り立ちます。
馬車での長距離移動にすっかり酔ってしまったイベリナは、一旦その街で体を休めることに決めました。
馬車で乗り合わせた老夫婦はイベリナを気遣いながら、別の馬車へと乗り換え町を去っていきます。
老夫婦の温かい言葉に勇気づけられながらも、たった一人きり知らない街にやってきたイベリナは改めて不安感を感じ始めていました。
屋敷を出たイベリナにはこの世界に身よりと呼べる人はいないのです。
心細さを打ち消そうと、奮起するイベリナの前に突然リリアナが現れます。
イベリナを捜索していた彼女は馬車を追ってこの町までやってきたのです。
突然の屋敷の騎士長の登場にイベリナは驚きます。
何でここにリリアナが!
公爵家のメイドに憑依しました42話の感想&次回43話の考察予想
街並みや立派な馬車など、今回も新鮮な描写が続き、とても目で楽しむことのできる話でした。
屋敷での話のころから思っていましたがAlohaさんは人物だけでなく背景もきっちり書き込んでいて、とても美しい絵を書きますよね。
毎回その画力に圧倒されます。
イベリナが向かおうとする南部はどうやらもともとアンブロセティ王国の領土であったようで、紛争地帯ともいえる危険な領域。
屋敷で数年過ごしたとはいえ、屋敷の外の世界のことはほとんど知らない中でそんな場所へ飛び込んでいこうとするイベリナは勇敢ですね。
しかし意外にも早くリリアナに発見されてしまいました。
次回には屋敷に連れ戻されるのでしょうか。
それともまだリアンドロのことを案じて距離を取ろうとするのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『公爵家のメイドに憑依しました』42話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
リアンドロの命を受けたリリアナに早くも発見されてしまったイベリナ。
果たして彼女は無事屋敷に戻ることはできるのでしょうか。