漫画「ある日、私は冷血公爵の娘になった」は原作Cotton先生、漫画Siya先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「ある日、私は冷血公爵の娘になった」136話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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ある日、私は冷血公爵の娘になった136話の注目ポイント&考察予想
精霊士エステルの暗躍
今回は皇后に王宮に呼び出されたエステルが中心に話が回っていきます。
これまで、エステルは精霊士としての力を、治癒と戦闘に使うことが多かったのですが、今回は、スパイ活動に使っています。
精霊士ってそんなこともできるの!と思う一幕も。
一方で、精霊士の能力があれば、誓約の石の破壊に向けて、これからエステルが大活躍しそうだな!とも感じられると思います。
ある日、私は冷血公爵の娘になった136話のネタバレ込みあらすじ
皇后と誓約の改定
皇后は、エステルに紅茶を注ぎながら、アイリスのしたことを形式的に謝りました。
そして、話題はすぐにすり替えられ、アイン(=エステルの父親)の話へ。
皇后は、エステルの父親のことをカスティージョ公爵ではなく、「アイン」という名前で呼びます。
自分は特別な関係だとでも言いたいのでしょう。
アインが元気だということを確認した後、皇后は、本題に入りました。
カスティージョ家と皇帝の誓約のことです。
皇后は、古い誓約の内容を改めて、新しい誓約を作りたいと言い出しました。
皇室全体への忠誠というのは、理不尽な内容だから、皇帝一人に誓えばよいものにしましょうと、提案する皇后。
しかしその条件として、次の皇帝には皇后がなると言い出すのです。
冷徹な皇后
この条件を満たすためには、本来、皇帝となる順位の高い、第一皇子の皇太子とリドルが死ななければなりません。
皇后は、自分の帝位のために、息子二人を殺す気なのです。
しかも皇后は、自分が皇帝になったら、その次の皇帝はカルルか、エステルかもしれないとほのめかします。
つまり、皇后は、アインと結婚するつもりなのです。
エステルは夫である皇帝だけでなく、息子たちまで殺して、自分の父親と結婚しようとする皇后の強欲さに、愕然としました。
そこで、エステルは、とりあえず答えを保留にして、帰るふりをします。
部屋を出たエステルは、アルファの魔法で透明になり、王宮の中を探ることにしました。
スパイエステル
皇后の後をつけていくエステル。
皇后は魔導士と、皇太子殺害について話しています。
同じ血筋じゃないと…、アイリスの清めの儀式が…、といろいろな話をしていますが、どんな策を弄しているのでしょうか。
一瞬エステルが見つかりそうな瞬間がありましたが、アルファが一時的にエステルを精霊界に送ることで、魔導士の探知魔法も潜り抜けるのでした。
そして皇后と魔導士は、誓約の石の場所を魔法でこじ開けられないか試しに行くといって、部屋を後にしました。
エメルの様子が心配なエステル
皇后たちと離れ、エステルは、王宮にいるはずのエメルを探しに行きました。
アイリスの侍女を発見!噂話が聞こえてきます。
アイリスの横暴はあまりにもひどく、付き合わされるエメルが可哀そうだと…。
エステルがこっそり侍女たちの後をつけていくと、アイリスが噂通り、部屋で暴れています。
エメルは、アイリスの怒りを鎮めようと、励ましの言葉をかけていますが、表情は死んでいて、言葉も心がこもっていません。
アイリスはそんなエメルにキスをねだりますが、愛がこもっていないことを察し、苛立ちから、エメルの口にかみつきました。
アイリスの意味深な一言
口に手をやり、血を抑えるエメルを、あざ笑うようなアイリス。
アイリスはいらだちながらも、母親は絶対に勝てない!と意味深なことを言っています。
皇后は、一体何に勝てないというのでしょうか?
エメルは、アイリスの部屋を後にすると、生気を失った目つきで廊下を歩いていました。
エステルは、そんなエメルを見かねて、手首をつかみ、傷を治癒魔法で治すのでした。
ある日、私は冷血公爵の娘になった136話の感想&次回137話の考察予想
アイリスがエステルを殺しかけたことを、皇后は一言謝って終わり!?なのにびっくりです。
皇后はエステルのことを、アイリス以上い可愛がっていたはずですが、結局はアイン(=エステルの父親)目当てで、エステルが死にかけてもどうでもいいという、皇后の本心が見えましたね。
皇后は、アインと結婚するために息子や夫もそのためには殺す、という、極端な人物になっていますが、好きな人と結ばれるためには、ほかのものは犠牲にするという姿勢は、アイリス皇女やリドルとそっくりです。
そういった、家族の似た描写というのが、この漫画はうまく描かれていますね。
最後のシーンでは、エステルの姿は見えないはずのエメルが、治癒魔法を通じて、エステルの存在に気づきました。
二人が信頼し合っていることが分かったのは、うれしいのですが、エステルはこのまま騒ぎにならずに帰宅することができるのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『ある日、私は冷血公爵の娘になった』136話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 皇后は、エステルに誓約の改定を提案した。
- エステルがこっそり皇后の後をつけると、皇后は魔導士と策をめぐらせていた。
- アイリスに虐げられるエメルを見かねて、エステルはこっそり傷を治癒した。