
漫画「悪女は砂時計をひっくり返す」は原作SANSOBE先生、漫画Antstudio先生の作品でピッコマで配信されています。
ミエールの誕生パーティーに出席したオスカーですが、アリアのことがどうしても気になってしまいます。
アリアもそれを察して、場違いだからとパーティー会場後にして別室に引きこもりました。
しばらくしてオスカーがやってきますが・・・。
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今回は「悪女は砂時計をひっくり返す」23話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は砂時計をひっくり返す23話の見どころ・考察予想
お茶を飲みながらおしゃべりをするアリアとオスカー。
気にかけるべきなのはミエールなのに、アリアに会うと彼女のペースに流されてしまう自分を分かっているオスカー。
アリアの発した「友達」という言葉に、それなら問題ないだろうと思い込もうとします。
ディナーの席でも、可哀そうな子を演じるアリアに、まんまと同情してしまうのでした。
ミエールは皆に用意したと言って刺しゅう入りのハンカチを渡しますが、アリアの分がないと言い出し、幼稚なことをするとアリアは呆れます。
その刺繍も、不器用なミエールにしては見事過ぎるのでなにかワケアリだと勘ずくアリア。
最初の目論見通り、侍女のアニーを味方に引き入れたアリアは、刺繍の秘密も知ることができました。
悪女は砂時計をひっくり返す23話のネタバレ込みあらすじ
パーティー会場を抜け出して、オスカーはアリアのいる別室にやってきました。
やっと来た、とアリアは胸を撫でおろします。
アリアが気になるオスカー
アリアはお茶をすすめてオスカーは席に付きました。
その顔は少しやつれたように見えて、アリアは自分のせいかと思うと申し訳ない気分になります。
オスカーは、アリアのことが気になって仕方ない自分に戸惑っていました。
婚約相手であるミエールを気にかけるべきなのに・・・と。
オスカーは内ポケットから手紙を取り出し、返事を持ってきたとアリアに手渡しました。
笑顔で受け取るアリア。
パーティーは楽しめたかとアリアが聞くと、あまり好きではないとオスカーが言うので、アリアも同意します。
実際陰口ばかりされて耳が変な感じ、と思っていました。
知人とはパーティー以外で会う方が好きだとオスカーが言うので、「たしかに」とアリアは、こうして話す方が良いと微笑みます。
するとオスカーもミエールの前だと・・・と口ごもりました。
すぐ帰ろうと思っていたオスカーですが、アリアにディナーを食べていかれますか?と聞かれてうなずきます。
こうしてアリアに流されてしまう、と思うオスカーに、いつもは寂しいけどオスカーがいてくれて心強いとアリアが言いました。
もう友達みたいですね、とアリアに言われて、ただの友達なら問題ないだろう、とオスカーは考えます。
ディナーにはレインも同席していました。
彼はとてもおしゃべりで、ミエールの優秀なことを褒めちぎります。
自分の主も褒めていたと強調して、アリアはその主とミエールをくっつけようとしていると見抜きました。
ミエールの相手は公爵なんだから無駄な努力だと思っています。
オスカーと目が合うと、家族の会話に入れてもらえない可哀そうな子を演じてシュンとうなだれるアリア。
オスカーは困ったような顔をしています。
アリアはオスカーの表情を見ているのが一番面白いと意地悪なことも・・・。
そのときミエールがオスカーからプレゼントされたネックレスのことを話題にしました。
ミエールの胸元のネックレスをチラと見たアリアは、恋人へのプレゼントみたいだと思いますが、最終的に自分を選んでくれれば、とほくそ笑みます。
ミエールの子供じみた意地悪
ミエールが「私が作ったんです」と刺繍を施したハンカチを伯爵に渡しました。
今まで見た中で一番の作品だと伯爵は大絶賛します。
こんな短期間で作るとは想定外だと思うアリアですが、刺繍を見て美しいと正直に褒めました。
ミエールはアリアに褒められたことを大げさに喜びます。
みんなの分もあると言って渡していきますが、アリアの分がないと言い出しました。
レインが自分が急に来たからだと恐縮しますが、それは予備で、最初から自分には渡す気がなかったとアリアは察します。
アリアはいつでも大丈夫、その時はもっと上手くなってるかもねとミエールに笑顔を向けました。
しかしその後ミエールからハンカチをもらうことはありませんでした。
さらに、ミエールはそれほど器用ではないからあの刺繍には何かわけがあるとアリアは怪しいと思い・・・。
アリアはアニーの信頼を得た?
アリアの部屋ではアニーが肌の手入れをしてもらっています。
また呼ばれたことを喜んでいる様子に、この前アリアを敬遠したことを後悔していると察しました。
そこで、サラのお茶会に連れて行くとアニーに伝え、これはしばらく呼ばなかった詫びではなく、参加する権利を与えるのだと言うアリア。
アニーの目の色が変わりました。
それより、と話題を変えてミエールの刺繍について尋ねます。
すごく教え方の上手い先生に習ったとアニーは言いますが、話を聞いているうちに先生が縫った上からミエールが縫ったことが分かりました。
そして、アリアはアニーに小さな金のブローチを着けてあげます。
私の侍女としてこれからもよろしくね、とアリアが言うと、金のブローチに感動したアニーは
お任せください!お嬢様!と答えました。
悪女は砂時計をひっくり返す23話の感想&次回24話の考察予想
オスカーは最初はアリアのことを可哀そうな子だと同情して、放っておけないからつい、という感じでしたが、今は変わってきたように感じます。
カインもそうだけど、アリアはかなりの美女に成長するはずだから、そろそろ男の人の目を引く対象になってきたのかも?
ミエールは今の段階ではまだまだ悪女からは遠いですね。
ハンカチの件は株を下げると思うのですが・・・。
もう一度作れと言われても困るのでしょうけど。
アニーは欲深いのですね。
物欲もそうだけど、貴族社会とかそういったステータスにも弱い。
アリアは、そういうところを上手くくすぐってアニーを手なずけようとしているのです。
だてに2度目の人生送っていないですね。
まとめ
今回は漫画『悪女は砂時計をひっくり返す』23話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
パーティーを抜け出して二人でお茶をするアリアとオスカーですが、オスカーはいつもアリアに流されてしまうと思っています。
でも、アリアの存在が気になって仕方がない様子。
ミエールは自慢げにハンカチを配りますが、実は先生のお手本をなぞっただけ。
ちょっと強欲でずる賢いアニーという侍女を手なずけようと、アリアは物欲を刺激するのでした。