
漫画「公爵夫人の50のお茶レシピ」は原作Lee Jiha先生、漫画Ant Studio先生の作品でピッコマで配信されています。
アルフォンスが不器用ながら好意を示したプレゼントを、事務的だと勘違いしてしまったクロエ。
距離が縮まったと思っていたのは自分だけかとショックを受けます。
ぎこちない雰囲気が続く二人ですが、お茶会の帰り玄関先で急にアルフォンスがクロエを抱き寄せました。
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今回は「公爵夫人の50のお茶レシピ」36話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
公爵夫人の50のお茶レシピ36話の見どころ・考察予想
ぎくしゃくしていたアルフォンスとの関係も、改善されそうな予感がする中、クロエ主催のパーティの日がやってきました。
コリン夫人はクロエを陥れ、失墜させる最後のチャンスだと思い、当日クロエの着るドレスをいわくつきの物に仕向けます。
何も知らないクロエは、手伝いに来た係の言うがままに装い・・・。
ところが、早めに来たポートナム夫人の機転で、クロエは恥をかかなくて済むのでした。
公爵夫人の50のお茶レシピ36話のネタバレ込みあらすじ
屋敷に入ろうとしたクロエを突然抱きしめたアルフォンス。
人間らしい心を伝える方法がわからないと謝ります。
でも、努力するし練習するから待っていて欲しいと真剣な顔で訴えました。
その時クロエは、自分がプレゼントを返した時に言ったことを、アルフォンスがずっと気にしていたことに気づきます。
少しくらいなら待っていてもいいよね、と自分に言い聞かせるようにクロエは「はい」と微笑みました。
コリン夫人、最後の悪だくみ
この時の二人の様子は邸内で知れ渡り、使用人たちは二人の仲が一段とよくなったと噂しています。
それを耳にしたコリン夫人は焦っていました。
下女長と侍従長まで味方につけたクロエに危機感を感じています。
これがクロエを陥れる最後のチャンスと悪だくみを企てるコリン夫人。
公爵邸で開かれる宴の日、シェリル姉妹と名乗る手伝いが来て、主催者であるクロエは支度にとりかかります。
パーティに合った装いにして欲しいというクロエに、主役らしく美しい姿に仕上げると胸をはるシェリル姉妹。
彼女たちが選んだドレスは、赤を基調にしたゴージャスなものでした。
鏡に映った自分の姿を見たクロエは、綺麗だとは思いますがなんだか他人の服を借りているような違和感を感じます。
でも、ファッションのことはよくわからないからプロの意見に従おうとその考えを払拭しました。
クロエが、パーティーの3時間前に来ると言っていたポートナム夫人を迎えようと階下に降りていくと、その姿を見た使用人たちがピタッと動きを止めてジーッとこちらを見ています。
不思議に思いますが、クロエが美し過ぎるから?と楓として思うのでした。
何も知らないクロエ、そのとき救世主が!
訪れたポートナム夫人もクロエを一目見て変な顔をします。
そしてクロエの手を取り、付いてきてくれと急いで馬車を走らせました。
馬車の中で、クロエが今着ているドレスはアルフォンスの以前の恋人であるダリア侯爵令嬢と全く同じだと聞かされます。
クロエはコリン夫人の仕業だとピンときました。
着いたのはブティックでした。
ドレスの注文ですかと出迎えるデザイナーに、ポートナム夫人はクロエを紹介します。
クロエの装いを見たデザイナーは、流行遅れだし似合っていないと捲し立てました。
ひとしきり喋った後、クロエの名前を聞いて驚き、失礼なことを言って申し訳ないとガタガタ震えだします。
クロエは、むしろデザイナーとしての腕を確認することが出来て良かったと笑いました。
そして本題に入ります。
今日これから開くパーティーに間に合うように、ドレスからメイクまですべてを仕上げて欲しいとクロエが言いました。
ふんふんと聞いていたデザイナーですが、時間があと2時間半しかないと聞いて驚き、無理だと断ります。
でも、ポートナム夫人に説得されデザイナーは「分かりました。やってみましょう」と腹をくくりました。
美しいクロエの姿に会場が沸く
会場ではすでに大勢の招待客が主催者の登場を待っています。
なかなか姿を現さないクロエのことを、1年前のお茶会の失敗が怖くなって出てこられないのではと嘲笑する声も聞こえていました。
コリン夫人は会場の隅で、クロエが来ていないことを訝しんでいました。
そのとき、クロエがアルフォンスにエスコートされて姿を現しました。
クロエによく似合ったドレスを身にまとい、堂々と歩く姿に招待客たちは、本当にあのバーテンベルグ夫人なのかと驚いています。
アルフォンスも美し過ぎる・・・と。
コリン夫人は真っ青になってクロエを凝視します。
そのときクロエがコリン夫人の方を振り向き、ギロリと睨みました。
企みがバレたと悟ったコリン夫人は逃げないと!と、急いで会場から走り出ていくのでした。
公爵夫人の50のお茶レシピ36話の感想&次回37話の考察予想
久しぶりのコリン夫人でした。
あれ、もういないのかな?と思っていたのですが・・・。
味方がどんどん少なくなって、しばらく大人しくしていたのでしょう。
クロエに恥をかかせて失墜させようと、この日を虎視眈々と狙っていたのかも?
危うくそれに乗っかってしまうところでしたが、ポートナム夫人のおかげで難を逃れました。
持つべきものは友ですね。
それにしても、アルフォンスの昔の恋人って・・・。
デザイナーの言っていたことから、ダリア侯爵令嬢はおしゃれな人だったようです。
時代遅れな、と言うのは、21か月前にダリア侯爵令嬢が流行らせたデザインだったから。
その頃に恋人関係だったという事ですね。
ちょっと気になりました。
コリン夫人、もう逃げられません!
今までクロエにしてきたことは、嫌がらせの域を超えていますから、何かしらの罰を与えられることは必至でしょう。
まとめ
今回は漫画『公爵夫人の50のお茶レシピ』36話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
クロエの変化を使用人たちも認めるようになり、味方がいなくなったことに焦ったコリン夫人が最後の悪だくみに出ました。
しかし、ポートナム夫人に助けられたクロエはパーティーの主催として堂々とその美しい姿を見せつけるのでした。