漫画「外科医エリーゼ」は原作yuin先生、漫画mini先生の作品でピッコマで配信されています。
リンデンと対立する貴族派のメルキト伯爵は、命を助けてもらったエリーゼに素直に感謝します。
何か望みがあれば可能な限り叶えようと約束してくれますが、それはあくまで派閥とミハイルに害がなければ・・・。
そんなとき、会議中に皇帝が倒れてしまうのでした。
今回は「外科医エリーゼ」119話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
外科医エリーゼ119話の見どころ・考察予想
皇帝が倒れたことにひどく動揺しているリンデンですが、感情的な姿を誰にも見せたくないと思っています。
それはエリーゼに対しても同じでしたが、心配し、寄り添い、励ましてくれる真摯な姿に、リンデンも次第に気持ちが解れていきます。
お互いが辛いときにそばにいたい、頼ってくださいと言うエリーゼ。
リンデンは心からエリーゼの全てが愛おしいと思うのでした。。
外科医エリーゼ119話のネタバレ込みあらすじ
会議の途中で退席しようとした皇帝が、立ち上がった瞬間に眩暈に襲われ倒れてしまいます。
動揺するリンデンに、駆けつけたエリーゼが過労で一時的に血圧が下がったせいだと説明し、治療をすれば意識はすぐ回復するだろうと安心させました。
リンデンを慰めるエリーゼ
皇帝を検査した医師から、持病以外問題はないが数日は入院して経過を見た方が良いと伝えられるエリーゼ。
リンデンのことを心配するエリーゼは、病院の庭園にいるリンデンに声をかけました。
皇帝は二日ほどで退院できると聞いて、リンデンはほっと胸を撫でおろします。
心配そうに見つめるエリーゼに、リンデンは大丈夫だからもう休めと背を向けたまま言います。
エリーゼはリンデンに走り寄り、その背中をぎゅっと抱きしめました。
リンデン、と名前を呼ぶエリーゼ。
本当に大丈夫だから気にするなと繰り返すリンデンに、エリーゼは愛していますとつぶやきました。
だからあなたが辛いと自分も辛い、元気を出してくださいと、エリーゼは気持ちを伝えます。
こんな姿を見せてしまってすまない、とリンデンが謝ります。
するとエリーゼが、リンデンとやりたいことがたくさんあると朗らかに言いました。
何だ?と優しく聞くリンデンに、美味しいデザートを食べたいし、公演も見たいし、一緒に旅行がしたいと言いますが、一番の望みはお互いに辛いときは一緒にいたい、と続けるエリーゼ。
力になれなくても・・・と言いかけた時、リンデンがエリーゼに向き合ってぎゅっと抱きしめました。
エリーゼの肩越しにリンデンの「ありがとう」という声が・・・。
リンデンとエリーゼ、お互いへの愛
エリーゼは、慰めるように、愛おしそうにリンデンの背中を撫でます。
リンデンは腕の中にいるエリーゼのすべてが愛おしいと感じていました。
皇帝になるべき人間が感情に振り回されておかしいだろう、とリンデンが自戒を込めて言います。
そんなことないと否定するエリーゼですが、リンデンは話を続けました。
皇帝の体調がすぐれないことも、覚悟が必要だということも以前から分かっていたけれど、実際に目の前で倒れるのを見て動揺してしまった、と正直に打ち明けるリンデン。
さらに、皇帝はどんなことにも動じない心を持たなければならないのに、自分は失格だと言います。
頼ってください!とエリーゼが力強く訴えました。
自分にだけは頼って欲しい、辛いときはそばにいたいと笑顔を向けるエリーゼに、リンデンは優しく口づけてありがとうと伝えます。
最近皇帝のことだけでなく、色々気にかかることがあったと口にしました。
エリーゼはミハイルと貴族派への粛清のことだと気づきます。
前世でリンデンが貴族派との抗争で傷つき、苦しみの果てに壊れていったのを見たエリーゼ。
あの悲劇を止めて見せる!と心に誓うのでした。
外科医エリーゼ119話の感想&次回120話の考察予想
リンデンは、陛下のことを父親としても皇帝としても尊敬していて愛しているのですね。
目の前で父親が倒れる姿を見たら、冷静でいられないのは当たり前だと思いますが、皇帝になる身だと自制心が邪魔をして素直になれないのでしょう。
そんなリンデンにとってエリーゼは癒しであり、活力剤のような存在になっているようです。
前世ではまったく寄り添うことのなかった二人ですが、今は相思相愛!
でも、やはり気になるのは皇帝派vs貴族派の『悲劇』です。
実の弟であるミハイルと貴族派を粛清したリンデンは、その苦痛に耐えられず心を病んでいきます。
そんなことは絶対させない、とエリーゼは誓うのですが、どうやって食い止めるのでしょう?
リンデンにとって、それは復讐でもあるので、彼自身の気持ちの決着をつけるのもそう簡単ではないと思うのですが・・・。
まとめ
今回は漫画『外科医エリーゼ』119話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
リンデンは復讐のことに加えて、父帝の病気でも気落ちしていました。
初めはエリーゼにも弱いところを見せようとしませんが、素直に自分に向き合うエリーゼの言葉に気持ちもほぐれていくのでした。