
漫画「外科医エリーゼ」は原作yuin先生、漫画mini先生の作品でピッコマで配信されています。
エリーゼはメルキトの心臓から銃弾を取り出し、ひとまず安堵しますが、次は肝臓を損傷したドリスンの手術が待っています。
メルキトの手術が終わるまでを託されたグレアムの処置は適切で、ドリスンの状態は安定していました。
今回は「外科医エリーゼ」118話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
外科医エリーゼ118話の見どころ・考察予想
エリーゼは二人の手術に全力で臨み成功させます。
医者として当たり前のことをしたまで、と思うのですが、貴族派のメルキトは不思議に思います。
対立する派閥の人間をどうして救ったのか、と。
術後にこやかに接するエリーゼに、メルキトの気持ちにも変化が・・・。
その頃皇宮では皇帝の持病が悪化し倒れてしまうのでした。
外科医エリーゼ118話のネタバレ込みあらすじ
グレアムの処置が的確で、ドリスンの状態はエリーゼが思っていた以上に安定しています。
エリーゼはグレアムに感謝をし、手術が再開されました。
エリーゼの評判はうなぎのぼり!
手術が終わり、エリーゼが二人とも一命をとりとめたことを待っていた家族らに報告しました。
そこにはリンデンの姿もあります。
リンデンはエリーゼに歩み寄り、「リゼ、お疲れ様」と抱きしめました。
エリーゼが二人の手術を成功させたことは、あっという間に世間に広まり、市井の人たちも口々に賛美します。
まさに奇跡だ・・・と。
「なぜ助けた?」メルキトの問いにエリーゼは・・・
エリーゼがメルキトの病室に顔を出し、術後の経過を尋ねました。
何か言いたそうなメルキトは、「大丈夫だ」と言うだけですが、実はなぜ自分を助けたんだと不思議に思っています。
クロレンス家は皇帝派の筆頭だし、エリーゼ自身も皇太子妃となる身。
貴族派である自分は敵であるはずなのに、無理をしてまで手術をしたことが理解できないのです。
メルキトは意を決してエリーゼに、自分だったら放っておいたのになぜ助けたのか?と聞きました。
エリーゼは、患者を助けるのに理由なんてない、と笑顔で答えました。
そして、メルキトに対しても、ここでは他のことは考えずに、回復することに集中してくれと伝えます。
すると、メルキトはエリーゼに感謝の意を述べて、何か贈り物をしたいと言い出しました。
エリーゼが「では苺ケーキをお願いします」と笑うと、メルキトはイチゴ?と聞き返します。
苺ケーキが一番好きなので、退院して次に入宮するときにカリンベーカリーの苺ケーキを買ってきてください、とニコニコしながらエリーゼが言いました。
唖然とするメルキトですが、退院したらロンド中の苺ケーキを届けに行こう、と笑いました。
そして、真顔になったメルキトは、今後頼みごとがあったら何でも言ってくれ、派閥と第3皇子に危害が及ばない限り望みをかなえる努力をする、と約束するのでした。
皇帝の引退発言にリンデンは!?
皇宮の会議室では、皇帝とリンデンたちがフランソエン共和国のクーデターに関与するべきか話し合っていました。
他国の政治に介入することはすぐに決められないと、皇帝はこの件をリンデンに一任すると言います。
引退することを示唆する父親の言葉に、リンデンは顔色を変えますが、皇帝はいつかはその時が来ると静かに言いました。
きっと回復するからそのようなことは言わないでくれと、リンデンは皇帝の体調を労わりますが、どのみちこの件はリンデンの代に影響を及ぼすのだからと皇帝も譲りません。
皇帝は自分の決断した政策を心の中では後悔しているのでした。
後悔しないような選択をするようアドバイスをして席を立とうと・・・。
そのとき、急なめまいに襲われた皇帝は、床に崩れ落ちるのでした。
外科医エリーゼ118話の感想&次回119話の考察予想
メルキト伯爵はエリーゼに感謝しているけれど、最初は中々言い出せずにいましたね。
敵対する家門の娘で、対立する派閥の・・・それも皇太子の婚約者ですから当然です。
でも、エリーゼは前世に地球で医師として働いていたから、患者の命を救うのは医者として当然!というスタンスを貫いたまで。
この時代の派閥争いは命が掛かっていますから、そう簡単には理解もできないでしょう。
エリーゼへの贈り物は苺ケーキで決まりです!
そのうち、巷でも噂されそうですね。
今の時代だったら、苺ケーキがトレンド入りしそうです。
皇帝はかなり体調が悪そうです。
持病は糖尿病なので、エリーゼであったとしても治すことはできないですし・・・。
まとめ
今回は漫画『外科医エリーゼ』118話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
最初は自分を助けたエリーゼを訝しがっていたメルキトですが、医者としての真摯な態度のエリーゼに次第に理解し、感謝するようになります。しかし、皇帝陛下の体調も悪化し、国内の派閥争いも激化しそうな予感のする118話でした。