もうこれ以上愛さない ネタバレ52話｜漫画｜アーレントを苦しめるエステルとの思い出

もうこれ以上愛さない52話の注目ポイント＆考察予想

仕事に集中しようと雑念を振り払うレニエ。

瞬間移動装置の利用許可証の送り主は、ソレーヌ侯爵からです。

娘、ネバエに会いに来るのかと思ったレニエは書類に判を押しました。

もうこれ以上愛さない52話のネタバレ込みあらすじ

皇太后妃に選ばれたエステル

エステル・ユルゲンは、とある地方の男爵家の令嬢でした。

弱小貴族という理由だけでヴィンフリートの皇太后妃に選ばれます。

10歳のときに入宮し、20歳までを宮中で過ごしました。

悪夢のような最期でしたが彼らがエステルを忘れるには残していった傷痕は相当なものでした。

幼いエステルは幼いアーレントに偽善と偽悪、どちらが悪いと思うか尋ねます。

アーレントが答えたのは偽悪でした。

上辺だけであったとしても善意の行動をしたのが偽善です。

偽悪は心中がどうでも悪いことをしたのは事実でした。

それぞれ事情はありますが国を治める者として全員の声に耳を傾けることはできません。

公平性を保つために行動を重要視するアーレントは偽悪を選びました。

エステルとの思い出はモントルイーザの至るところに染みついて、エステルの死後悪夢と化してアーレントを苦しめます。

戴冠式で共に赤いカーペットの上を歩くはずだったエステルは、皇帝の冠を授かった日に黒い棺に納められました。

悪夢もいつかは覚めるもの。

エステルの話を聞くのは辛いけれど大丈夫です。

アーレントはネバエに余計なことを吹き込んだアーデルハイトへと向き合いました。

名前の意味

イゾルデはルビエルの名前がきれいで響きもいいことから両親の愛を感じると伝えました。

瞳が赤いからルビエルと名付けたようです。

イゾルデの名前の意味は美しい女性です。

ネバエの名前の意味をイゾルデはわかっていました。

逆さ読みで天国です。

レニエの作家名も逆さ読みなので逆から読むのがイゾルデの癖になっていました。

その癖でネバエの名前がヘブンだとわかったようです。

イゾルデは自身の子供が天国にいることをネバエに伝えました。

当時のことを思い出し聞かせてくれるイゾルデの話をネバエは黙って聞いてました。

人に会うことが怖かったと告げます。

イゾルデの今は、レニエとイゾルデ達の子が与えてくれた2度目の人生を生きています。

ネバエにも2度目の人生を送ってほしいと伝えてくれました。

ヴィンフリートは寒い国なのにネバエの心をあたたかい気持ちにさせてくれました。

もうこれ以上愛さない52話の感想＆次回53話の考察予想

アーレントでなくてもエステルとの出来事はトラウマになります。

ネバエとエステルの境遇の違いは結構ありました。

エステルは入宮してからも待遇は相応なものを与えられ、アーレントとの仲も決して悪くありません。

異性の幼馴染といった感じです。

ネバエは最初から歓迎されずに過ごし結果的に別れた形になっています。

まずその点が大きな違いでしょう。

アーレントは昔のように話すことはあっても腕に手を絡めるエステルの手を避けていました。

好意を寄せないという約束の元エステルがアーレントに好意を寄せて、同じ気持ちを返してくれないからという理由で自殺をするのはあまりに身勝手すぎます。

似ているようで似ていないネバエとエステルの境遇を、あたかも似ているとばかりに伝えてくるアーデルハイトの底意地の悪さを感じました。

まとめ

今回は漫画『もうこれ以上愛さない』52話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

≫≫次回「もうこれ以上愛さない」53話はこちら

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