
漫画「私の後見人は冷血大魔法士」は原作Dae Sam先生、漫画Cacti先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「私の後見人は冷血大魔法士」37話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ジュダに吹き飛ばされたレオニダスを見てテラは慌てふためきます。早死にしたいなら正直に教えてくれればよかったものを…とジュダはニヤリと笑いました。
私の後見人は冷血大魔法士37話の注目ポイント&考察予想
美しき女王タニア
豊かな南部の地を治めるのは、妖精女王タニアでした。
永遠に瑞々しく美しい彼女は、その容姿とは正反対に残酷なことで知られています。
今も彼女は勝手なことをしたセラントに軽いお仕置きを与えていました。
私の後見人は冷血大魔法士37話のネタバレ込みあらすじ
レオニダスとの別れ
ガラガラと崩れ落ちる瓦礫の中から、レオニダスは息を吐いて這い上がりました。
満面の笑みでテラの名を叫び、自分は帰ると伝えます。
手紙を送るからちゃんと返事をしろよと叫んでブンブンと手を振っています。
私としたことが手加減してしまったようだ…と呟くジュダの横でテラは苦笑しました。
レオニダスはさらにそこへ、大きくなったら自分のところにお嫁に来てもいいと叫びます。
ピタッと硬直したジュダに、羨ましいだろうと高笑いしてみせました。
ジュダはテラの頭を撫でると、先に部屋に戻るよう促します。
自分はあの聞き分けの悪い獣に話があると告げたのでした。
案の定、激しい物音が響きます。
慌てるテラでしたが、アンティオークはいつものことだと言いたげな笑みを浮かべていました。
レオニダスは出会いも別れも派手で、テラの印象に強く残ることとなります。
アンティオークと城に戻りながら、テラはレオニダスにもらったたてがみを見下ろしました。
そしてこみ上げてくる喜びに小さく微笑みます。
それはテラにとって大事な存在がもう一人増えた瞬間だったのでした。
南部の領主、妖精女王タニア
日が昇らず、月が出ない日がやって来ると思う人がいないのと同じように、最も偉大な古王国が滅亡するなど誰も思っていませんでした。
荒涼とした焼け野原と化したユリアには、果てしなく長い時間が経ってからようやく新しい芽が出たのです。
そんな大陸を最も長い間見守った領主は、南大陸を率いる妖精の女王タニアでした。
永遠に色褪せない美しさを持つ、残酷で可憐な女王です。
彼女は妖精たちの頭であり、彼らを自由自在に統率できる者で、あの傲慢なセラントでさえもタニア女王の怒りの前には恐れ慄くしかありませんでした。
最近中部の動きが尋常じゃないとタニアは呟きます。
セラントに旅は楽しかったのかと問いかけますが、セラントは床にうずくまり、ガタガタと震えていました。
あと一歩でジュダに○されるところだったらしいじゃないかとタニアは世間話のように話します。
あなたの尻拭いをさせられて大変だったのだとタニアは笑いかけました。
まるで小鳥のさえずりのような声で、背筋が凍るような話をします。
そして、顔を上げられないほどの圧力がセラントを地面に押さえつけました。
セランとは激しい圧力に耐えながら、やっとのことでタニアに命乞いをします。
心の中では、どうして自分がこんな目に…と毒づいていました。
タニアは後ろに立つブリジットに意見を求めます。
やっぱり面倒だから○してしまおうかと笑うタニアをブリジットは母と呼び、確認したいことがあるのでは?と問いかけました。
タニアは思い出したようにそうだったと答えます。
そのやりとりを聞きながら、セラントは地面に這いつくばっていました。
あの小娘さえいなかったら、マレーサの瞳さえ手に入れていたら成功していたはずなのにと顔を歪めます。
そこへちょうどタニアが、羽だけじゃなくてマレーサの瞳も探しに行ったそうじゃないかとセラントに尋ねました。
セラントはビクッとして硬直します。
あなたの収集癖にはうんざりだとタニアは呟くと、とりあえず休めと伝えて指を鳴らしました。
途端に更に強い圧力がセラントの身体を地面に抑えつけます。
もう二度と勝手なことをしたらダメだと笑うタニアの声を遠くに聞きながらセラントの意識は朦朧としていき…!?
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私の後見人は冷血大魔法士37話の感想&次回38話の考察予想
タニアの名前だけはずっと出てきていましたが、噂に違わず残酷なようです。
妖精と聞くとふわふわした印象でしたが、イメージとはややかけ離れていました。
美しく残酷というと、アーデルハイトのイメージと近いように思います。
それにしても領主はみんな残酷という決まりでもあるのでしょうか…?
まだ見ぬ東部の領主以外、今のところ全員残酷という噂なので、一堂に会したりしたら戦争が起きそうです。
まとめ
今回は漫画『私の後見人は冷血大魔法士』37話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- レオニダスは騒がしく帰っていき、テラはレオニダスにもらったたてがみを大切に握りました。
- 一方南部では、タニアがセラントを地面に沈み込ませています。
- 美しく残酷な女王は、勝手なことをしたセラントに腹を立てていたのでした。