暴君な兄が3人います ネタバレ39話|漫画|ジーンへの差別を知ったクロエの決意とは?

漫画暴君な兄が3人いますは原作jomil先生、漫画Parkha/Eun Du先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「暴君な兄が3人います」39話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回のラストシーンは?

ジーンの場合は状況が違うとコリンは困ったようにクロエに伝えました。初の女騎士見習いだからかと尋ねるクロエに、それもそうだが、最も大きな要因は彼女の生まれなのだとコリンは話します。

≫≫前話「暴君な兄が3人います」38話はこちら

 

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暴君な兄が3人います39話の注目ポイント&考察予想

ジーンが除け者にされる理由

ジーンを苦しめていたのは差別でした。

平民出身であり、剣術学校出身ではない彼女は、他の騎士から虐められていたのです。

コリンからその話を聞いたクロエは憤りました。

才能があるかもしれないのに生まれのせいでチャンスも与えられないのはおかしいと伝えます。

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暴君な兄が3人います39話のネタバレ込みあらすじ

クロエの決意

ジーンが生まれのせいで差別されていると知り、クロエは衝撃を受けました。

彼女は剣術学校の出身ではないのだと話すコリンの言葉に、クロエは首を傾げます。

入団試験の準備をするには二つの方法があり、教師を雇うか、剣術学校に通うかのどちらかだとコリンは説明してくれました。

 

しかし、金銭的な面でほとんどは剣術学校を選ぶとされています。

つまり同じ学校の出身じゃないから差別されているのかとクロエは眉を顰めました。

ジーンが剣術学校に通わなかった理由は何なのかとクロエは尋ねました。

 

平民出身者は入学できないので、おそらく学校側が受け入れなかったのだろうとコリンは答えます。

平民は入学できないという事実に衝撃を受け、才能があるかもしれないのにチャンスすら与えられないなんておかしいとクロエは叫びました。

返す言葉もないとコリンは落ち込み、クロエは慌ててコリンのせいじゃないと首を振りました。

 

しかし、そうだとしたら差別はこれからもなくならないでしょう。

クロエの肩に乗ったエズラは、平民にとっては試験そのものが大きな壁で、学ぶ機会も限られているのだと話します。

そんなの酷いとクロエは呟きました。

 

どんな罰でも受けるから退団だけは勘弁してほしいというジーンの懇願を思い出します。

平民も通える剣術学校があればジーンだって…と呟いたクロエは、ハッとして目を見開きました。

建ててしまえばいいのだと閃いたのです。

コリンから聞いたクロエの言葉に感動したジーン

夜、訓練場でコリンと向き合って立ったジーンは冷や汗をかいていました。

コリンは無言でジーンを睨んでいます。

気まずい…と思い、ジーンの心は折れそうになりました。

 

コリンに指導してもらえるなんて、願ってもないチャンスです。

それでもジーンは、自分には場違いな気がしていました。

自分のような平民が宮殿に出入りしていいわけがないと思い、歯を食いしばります。

 

口を開いたジーンに、コリンは腕を組んだまま、帰りたければ出ていっても構わないと告げました。

しかし平民を理由に機会すら与えられないのはおかしいと皇女様が仰ったとコリンはジーンに伝えます。

ジーンは耳を疑いました。

 

そんな言葉、今まで誰も言ってくれなかったのです。

皇女様が?と顔を紅潮させるジーンにコリンは頷き、ひどいことだとお怒りになったと話しました。

コリンは改めてジーンに入団試験を受けた理由について尋ねます。

 

夢のようなチャンスだったからだとジーンは答えました。

ジーンの父親は傭兵でしたが、ギャンブルで作った借金を母親似肩代わりさせて、生まれたばかりの末っ子を連れて逃げたのだそうです。

周りの大人の話では、奴隷商に売ったということでした。

 

騎士になったのはその子を探すためかというコリンの質問をジーンは否定し、冷たいかもしれないが生まれて間もなかったのでそういう感情はないし、まだ生きているとも思えないと答えます。

ジーンにも生き別れた赤ん坊を心配できる余裕はなかったのです。

もうあの時のように奪われたくないとジーンは答え、でも自分には守り抜く自信がないと答えて自分の腕を強く握りました。

 

コリンは、守る力を手に入れるチャンスをジーンが得られたこと、それは皇女から与えられたチャンスで、チャンスは誰にでも訪れるものじゃないということを告げます。

迷ったジーンでしたがクロエの笑顔を思い出し、勇気を出すことにして…!?

続きはピッコマで!

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暴君な兄が3人います39話の感想&次回40話の考察予想

ジーンがミリアムの姉であることはこれでほぼ確定でしょう。

ミリアムはクロエを虐めていた子でしたが、生まれたばかりの彼女の環境を思うと可哀想ですね。

我が子を奴隷商に売る父親なんて地獄に堕ちればいいと思います。

 

平民でも入れる学校を作ろうと思いつくあたり、クロエの優しさと皇族の自覚がいい感じに混ざり合っているように感じました。

初めの一歩は苦労すると思いますが、クロエの周りには助けてくれる人が大勢いると思います。

まとめ

今回は漫画『暴君な兄が3人います』39話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

暴君な兄が3人いますの39話のまとめ
  • ジーンが平民であり、平民が入れない剣術学校出身ではないことを理由に差別を受けていることを知ったクロエは憤りました。
  • 平民という理由でチャンスさえ掴めない状況は間違っていると考え、平民も通える剣術学校を建てればいいと考えます。
  • その後コリンからクロエの言葉を聞いたジーンは感激しました。

≫≫次回「暴君な兄が3人います」40話はこちら

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