Dr.有明〜名医の覚醒〜ネタバレ57話【ピッコマ漫画】逃げ出す有明の前に、カプレネが…?

漫画Dr.有明〜名医の覚醒〜は原作Cho Seokho先生、漫画James Hoo先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「Dr.有明〜名医の覚醒〜」57話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回のラストシーンは?
カルカの母親を治療中、外で物音がしたので有明がのぞいてみると、そこには信じられない光景が広がっていたのです…!

≫≫前話「Dr.有明〜名医の覚醒〜」56話はこちら

 

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Dr.有明〜名医の覚醒〜57話の注目ポイント&考察予想

有明の挫折

医療が届かない現場へ、患者を助けたい一心で向かった有明ですが、いざ現状を見てみると、それは予想をはるかに上回るものでした。

患者の数だけでなく、負っている病状が最悪なのです。

おそらく、最新機器の整った医療環境でないと救うことは難しいのではないでしょうか?

 

当然この村にそのような設備はなく、有明は持参した道具のみで、なんとか患者を救おうと奮闘します。

しかし、現実はそう甘くはありませんでした…。

ここに来て初めて、自分には救えない多くの命を目の当たりにした有明。

 

ついには、逃げ出したいという気持ちまで芽生えてしまいます。

しかし、そこに現れたのは意外な人物で…?

ここから有明の葛藤と、成長が始まるのでしょう!

 

有明はこの難局をどう乗り越える??

さっそく読んでいきましょう!

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Dr.有明〜名医の覚醒〜57話のネタバレ込みあらすじ

重傷者多数なのに、医師はひとり

有明がドアを開けると広がっていた、信じられない光景…

それは、押し寄せてきた大勢の患者たち、さらに彼らは一目見ただけで緊急手術が必要な重症患者ばかり、というものでした。

有明は、この村の患者たちの症状がここまで深刻だとは思っていなかったため、準備もせずに呼んでしまったことを後悔します。

 

そしてすぐに、カルカに緊急手術ができる環境を作るようにお願いしました。

カルカは公民館を手術室にすると、準備に入ります。

一番重症な患者は誰で、助かる見込みのない患者は誰なのでしょうか…。

 

有明は患者たちを見まわしながら考えます。

この数の患者に対して、医師は有明ひとり。

決断をしなくてはなりません。

 

すると、横たわった男性の側で、家族と思われる人がうずくまって泣いている姿が目に入りました。

その男性は、腰から下を地震によるがれきではさまれたようです。

有明が観察していると、男性は急に吐血しました!

 

それは肝臓や胃に深刻な損傷があることを意味しています。

おなかに聴診器を当てると、大量の血液が腹部にたまっていることが分かりました。

このままでは命が危険です!

 

有明はすぐに緊急手術に入ることにしました!

どんどん増える、救えない命

ここには心電図も人工呼吸器もありませんが、有明は患者を救いたい一心で手術に挑みます。

しかし、開腹してみると、状況は予想を上回るほど最悪でした。

なにか方法があるはず!と、有明は懸命に考えますが、そうしているうちに出血量が極端に減ってしまいます。

 

それは…最悪の事態を意味していました。

患者はぐったりとし、完全に意識がありません。

有明は必死で心臓マッサージを施します。

 

絶対に死んではダメだ!そう強く願いながら、何度も何度も患者の胸を押しました。

しかし…その患者は、亡くなってしまうのです。

有明が自分の手で死を経験したのは、これで二度目でした。

 

カプレネの知識があり、ドクタージェームズから習った技術もあるのに…

それでもまた、命を救うことができなかったのです。

有明は泣きながら、遺族に報告をしました。

 

するとその遺族は、有明に激しい怒りをぶつけます。

助けられないのになぜ手術をしたのか?

死に目にも会えなかった…!

 

遺族は有明にそう訴えかけながら、殴りかかろうとしてきました。

有明には返す言葉もありません。

さらに、それで終わりではありませんでした…。

 

有明は翌日も懸命に治療を続けましたが、その日だけでまた5名の命が亡くなりました。

助けられた命もありますが、なんの慰めにもなりません。

患者を助けられなかったという事実だけが、有明を苦しめます。

 

有明がうなだれていると、カルカがやってきて、少し休むようにと労ってくれました。

有明はまだ診療するつもりでしたが、少し休憩することにします。

それでも、亡くなった患者のことが頭から離れません…。

有明の心の中には、逃げ出したいという気持ちが浮かんできてしまいました…。

逃げ出したい…有明の葛藤

少し仮眠していると、有明はうなされて目が覚めます。

死んだ患者が夢にまで出てくるのです。

有明は、もうこの場所で自分にできることはないと、ついに荷物を持ち、逃げ出そうとしてしまいました。

 

しかし、ドアには、立ちはだかるひとりの人物がおり、有明は驚きの声を上げます。

立っていた人物、それは…カプレネでした!!

カプレネは白い光に包まれた状態で、有明に問いかけてきます。

 

自分が言ったこと、ドクタージェームズがここに送り出したときに言った言葉を、忘れたのか?と…。

そのとき有明は、ある言葉を思い出しました。

それは、患者が頼れるのは有明しかいないというものでした。

 

有明は膝から崩れ落ち、涙を流します。

分かっている。

分かっているけど…では、この状況で有明は一体どうしたらいいのでしょうか??

有明は泣きじゃくりながら、心の中で叫んでいました。

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Dr.有明〜名医の覚醒〜57話の感想&次回58話の考察予想

有明、ついに逃げ出そうとしてしまいました…!

ただのスーパーヒーローではなく、この運命を背負いながらも、人間として悩み葛藤する姿がしっかりと描かれているところが、この作品の素晴らしい点だと思います。

 

今回も、読みながら、そうした読みごたえを実感していました。

しかしこの状況では…有明の技術というより、設備がないと助からないほどの重傷者が多数ということだと思うので、ある意味どうしようもないとも言えますよね。

 

有明は悩んでいるけど、人の手だけで命を救うのには限界ってあるのだと思います。

有明はがんばってるよ…!

次回、有明はどうするのでしょうか?

 

カプレネはきっと、有明の心を変えてくれるはず…!

きっと、逃げずに立ち向かうのだと思います。

しかし、ドクタージェームズに応援とか頼めないんですかね?

 

もう少し人手と、設備がないと難しいと思いますが…。

次回も早く、読みたいです!

まとめ

今回は漫画『Dr.有明〜名医の覚醒〜』57話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

Dr.有明〜名医の覚醒〜の57話のまとめ
  • 有明のもとには、大勢の患者が押し寄せ、さらには重傷者ばかりだった。
  • 有明は懸命に処置にあたるが、救えない命が多数出てしまい、落ち込む。
  • もう自分には無理だと、逃げ出そうとした有明の前にカプレネが現れて、助言をした。

≫≫次回「Dr.有明〜名医の覚醒〜」58話はこちら

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