
漫画「緑陰の冠」は原作Siya先生、漫画binu先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「緑陰の冠」53話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ラベルはユスタフと向き合ってお茶をしていました。もし門前払いを食らってもそんなに涼しい顔でいられるだろうかとラベルは考え、微笑みます。
緑陰の冠53話の注目ポイント&考察予想
ユスタフがラベルに伝えたいこと
ユスタフはラベルと話すときが来たと考えていました。
ラベルに伝えなければいけないことがあったのです。
オブラートに包んで伝えてはいるものの、ユスタフの目は真意を語っていました。
ラベルは彼が言いたいことを正確に理解し、その上でため息をつきます。
緑陰の冠53話のネタバレ込みあらすじ
ユスタフが告げる義務とは?
ラベルはユスタフを眺めて微笑みました。
騒がしいのは嫌いだと伝えると、ユスタフは自分もだと答えます。
それならなぜ来たんだと苦笑するラベルに、ここだけの話にしてもらえれば騒がしくなることもないとユスタフは断言しました。
強気の態度に苦笑しながらもラベルは頷き、用件を聞くことにします。
殿下は利用されるのが嫌いだと聞いたとユスタフは口を開きました。
ラベルが頷いたのを確認すると、それなら利用する側はどうかとユスタフは黒い笑みを浮かべてみせます。
ラベルの笑顔が引きつりました。
自分は波風を立てずに過ごしたいから厄介事に巻き込まれるのはごめんだとラベルは答えます。
自分がラチアとしての義務を負うように、皇族には皇族たる者の義務があるとユスタフは告げました。
その義務とは、分からぬ者にはいくら伝えても無意味で、分かる者には言うまでもないものだとユスタフは切り込みます。
義務か…とラベルは呟き、思い言葉を容易く口にすると答えました。
ラベルにもユスタフの真意は分かっていたのです。
つまり彼が言いたいこととは、果たして皇太子は皇帝に相応しい器なのかという問題提起でした。
彼が皇帝になったら帝国が衰退するのは目に見えています。
皇族としての責任を感じるなら、皇帝の座に就いて義務を果たせということでしょう。
強大過ぎる力は人々を恐れさせるとラベルは告げました。
力を持つこと自体が敵を作ってしまうのです。
ユスタフは、力を持たない者に敵がいないとも限らないとあっさり答えました。
ユスタフは顔を上げてため息をつくと、今すぐにとは言わないと伝えます。
欲しい答えがあるわけでもないので、じっくり考えた上で殿下が決めた答えを聞かせてほしいと伝えて腰を上げました。
見送りはいらないということで、ラベルは席についたままユスタフの背中を見送ります。
一人考え込むラベル
扉が閉まり一人になると、ラベルは深いため息をつきました。
険しい道のりだろうと考えたのです。
もしかしたら兄が心を入れ替えるかもしれない、父もまだまだ壮健だとラベルは楽観的に考えようとしました。
それに聡明な姉もいると考え、オリビアのことを思い浮かべてラベルはピタッと固まります。
オリビアは賢い人で、さらに美しさと政治的センスを持ち合わせていました。
皇族にとってオリビアは理想的な配偶者といえるでしょう。
つまり、自分も彼女のような人と結婚しなければならないのかとラベルは思いました。
皇族にとって、配偶者は政治のためのパートナーです。
もしも自分がその道を志すなら、意中の人と結ばれるなんて夢のまた夢の話でした。
我ながらロマンチストぶりに呆れるなとラベルは自嘲します。
小説の読み過ぎかもしれません。
ぐるぐると思い悩んだ末、ラベルはもう少し様子を見ようと考えました。
兄上もこれに懲りて反省してくれるといいのだが…と思い、またため息を吐き出します。
ラベルは顔を上げて窓の外を眺めました。
晴れていた空が曇ってきています。
その頃ランは、イルミニティ伯爵への手紙を書いていました。
頼んだ花は手に入ったか、このままでは花が枯れてしまうと綴り、急かし過ぎだろうかと頭を悩ませます。
でも強めに伝えなければと考え、その文章のままイルミニティ伯爵家へ送ってもらうことにしました。
そこでランは、窓の外で雨が降り出したことに気付きます。
大雨になったらラチアに戻る日程が延期になってしまいますが…?
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緑陰の冠53話の感想&次回54話の考察予想
ついにユスタフが切り出したなという感じがします。
ユスタフが来る前から、ラベルも薄々分かっていたのかもしれませんね。
ただ面倒に巻き込まれるのが嫌で目を逸らしていたのだと思いますが、さすがに皇太子の暴挙は目に余ります。
これを機にラベルが立ち上がってくれれば、大きな変化を迎えるでしょうね。
ただ、もし皇太子が廃嫡となれば、皇族の伴侶として申し分ないオリビアがもったいないなと思います。
まとめ
今回は漫画『緑陰の冠』53話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ラベルとお茶をしたユスタフは、皇族の義務についてラベルに切り出し、暗に皇太子ではなくラベルが皇位につくよう促しました。
- ラベルはその真意を悟ったものの、ユスタフが帰った後も一人で考え込みます。
- ランがイルミニティ伯爵へ手紙を書き上げたところで雨が降ってきました。
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