皇女には二つの顔があるネタバレ21話【漫画】グンター・ベルトンを選んだアポロニア

1月 17, 2022 10月 14, 2022

漫画「皇女には二つの顔がある」は原作RYu JuYeon先生、漫画TORI先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「皇女には二つの顔がある」21話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

崩れ落ちたディアマンに、この先は二度とそなたに会うことはないと告げてアポロニアは歩み去りました。次はリーシャンを誰に任せるか決めなければと考えます。

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皇女には二つの顔がある21話の注目ポイント＆考察予想

アポロニアは彼を知っていて…？

リーシャンを任せる人物にグンター・ベルトンの名を挙げたアポロニアに、シドは感心しました。

彼の略歴や人柄、立ち位置をふまえても見事な人選だったのです。

さらに驚くべきはアポロニアもそれらを完璧に把握していたことでした。

アポロニアはベルトンに仕事を任せるため、涙の芝居を打ってみせます。

皇女には二つの顔がある21話のネタバレ込みあらすじ

見事な人選

今回の件を公正かつ正確に処理している、見事な人選だとシドはアポロニアの判断を褒めます。

アポロニアは顔を上げて、グンター・ベルトンは基本に忠実で正義感も強く、統率力は少し劣るものの人柄も申し分ないと話しました。

小規模の軍隊や小さな領地を治めるにはうってつけの人物だと答えるアポロニアに、そこまでご存知とは…とシドは驚きます。

アポロニアは微笑んでティーカップを置きました。

彼は名門の出でもないのに長い間騎士を務めてきて、しかも父側に寝返ることもなかったので、そういう人物は目に留まるのだと話します。

そのままでは惜しい人材だとは思っていたものの、ここまで彼にふさわしい仕事はめったにないとアポロニアは呟きました。

元々、グンター・ベルトンは、さほど優秀な騎士ではありませんでした。

彼なりに正義感は持っていたものの、それを公に掲げるほどの器ではなかったのです。

ベルトンは若い頃戦争にも参加し、謀反に巻き込まれそうになったこともあります。

それに賛同しないという理由で報復されそうな目にも遭いました。

そんな経験を経て、彼は、細く長く生きようと痛感したのです。

ベルトンは中立の立場を守り抜きました。

ガイウスが皇帝に即位した後、皇室に何度も勢力交代が生じたときにも、ベルトンは特定の勢力に肩入れせず生き残ることができたのです。

そのおかげで昇進はできませんでしたがこれでいいとベルトンは思っていました。

今回の任務が終わったら潔く引退しようと考えていた矢先に、皇女の誘拐事件が発生したのです。

必死でことの収拾にあたるベルトンは、子爵も同僚たちも責任逃れしか頭にないことに呆れていました。

それでも自分には何もできないと思っていたベルトンに部下が声をかけ、皇女がベルトンと自分を呼んでいるらしいと伝えます。

少し前に子爵家を訪ねてきたそうで、シド・バイアンから言伝があったのだと部下は話しました。

アポロニアを慰めようとしているうちに…！？

ベルトンは不思議に思ったものの不幸中の幸いだと考え、皇女に怪我がないことを祈りながらアポロニアのもとへ向かいます。

足を踏み入れた部屋の中にはたくさんの書類が散乱していて、その中にアポロニアが涙を浮かべて座り込んでいました。

ベルトンは大慌てでアポロニアに駆け寄ります。

来てくれたのかと呟いて涙を拭うアポロニアに、これはいったいどういうことか、子爵はどこかとベルトンは慌てます。

子爵は牢屋で、実は自分が命じたのだとアポロニアは俯きました。

シドのおかげで盗賊たちの手を逃れ、助けを求めてやって来た子爵邸で、子爵が幼い子どもを…とアポロニアは涙に詰まってみせます。

その子を救うために子爵を問い詰めたら次から次へと余罪が発覚したのかとベルトンは察しました。

実際に帳簿を確認するまでは問題がここまで山積みとは思わなかったとアポロニアは話し、子爵が白状したので仕方なく牢屋へ入れたと話します。

諦めて洗いざらい吐いたのかとベルトンは思いました。

子爵の罪名をまとめているのだがよくわからない…領地のことに詳しい人がいればいいけど子爵の側近は信用できないし…とアポロニアは涙に暮れてみせます。

自分がお手伝いすると伝えて、ベルトンは手を差し伸べました。

本当に？とアポロニアは嬉しそうな表情を浮かべます。

さらにベルトンの部下も彼を後押しして、あれやこれやという間に、ベルトンは仕事を引き受けることになってしまい…！？

続きはピッコマで！

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皇女には二つの顔がある21話の感想＆次回22話の考察予想

ベルトンのようにガツガツしていなくて、買収にも応じない、権力にもなびかない人物はとても貴重だと思います。

そんな人物をしっかり見抜いて目に留めていたアポロニアはさすがですね。

これでリーシャンも安泰だと思います。

引退を目前にしていたベルトンのモチベーションがどうなっているのかは分かりませんが…。

それでも皇女直々に頼まれたという事実を糧に頑張ってもらいたいです！

まとめ

今回は漫画『皇女には二つの顔がある』21話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

皇女には二つの顔があるの21話のまとめ

シドはベルトンを抜擢したアポロニアの判断を褒めました。
中立の立場を貫いてきたベルトンは、引退を目前にして今回の件に巻き込まれたのです。
ベルトンはアポロニアの涙に慌てふためいて、力になると告げたのでした。

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