暴君の保護者は悪役魔女です ネタバレ59話【ピッコマ漫画】エドモンドのいない氷の城

漫画暴君の保護者は悪役魔女です原作Bluelagoon先生、文Hari先生、作画Rata先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「暴君の保護者は悪役魔女です」59話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

 

前回のラストシーンは?

クレーテの胸には、これまでのエドモンドとの思い出の数々がよぎっていました。大切な友達である彼に、心の中で別れを告げます。

≫≫前話「暴君の保護者は悪役魔女です」58話はこちら

 

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暴君の保護者は悪役魔女です59話の注目ポイント&考察予想

エドモンドの旅立ち

エドモンドは生前自ら用意した葬儀で旅立つこととなりました。

しかし、葬儀が終わってもクレーテもティータも、心の整理がつかないままです。

ティータは大泣きし、クレーテも沈み込んでいました。

特にクレーテは長年のクセが抜けず、ついエドモンドの薬やお茶を用意してしまいます。

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暴君の保護者は悪役魔女です59話のネタバレ込みあらすじ

エドモンドを送り出す

それはとても静かなお葬式でした。

クレーテは盛大な式を挙げたかったのですが、エドモンドは自分の式まであらかじめ準備していたのです。

棺の中で白い花に囲まれて横たわるエドモンドは、眠っているだけのように見えました。

 

火葬を終えて、骨壷を持っていたティータは祭壇に骨壷を置く手をピタッと止めて、やっぱりダメだと呟きます。

この地下室は暗くて寒すぎるからと告げて、涙を零しながら骨壷を抱きしめました。

クレーテはティータの背をさすって彼の名前を呼びかけます。

 

あまり悲しむと安らかに旅立てなくなるから、もう楽にしてあげようと伝えたのです。

式を終えて旅立った彼と違い、クレーテとティータにとってはここからが長いお別れの始まりとなりました。

その後クレーテはエドモンドの荷物の整理をしていましたが、彼の持ち物の少なさに驚かされることとなります。

 

その中にあったのは、エドモンドのスケッチブックでした。

中を開くと、氷の城の風景やクレーテの横顔、スノウと遊ぶ幼いティータの姿がたくさん出てきますが、自分の絵は一つも描かなかったようです。

あなたの顔が見たかったのに…とクレーテは小さく呟きました。

 

残っているものが一つもないのです。

ティータも泣きながら遺品の整理をしていましたが、その後は部屋にこもりました。

クレーテはノックをして断ってからティータの部屋に入ります。

 

ドアに背を向けて、ベッドで横になっているティータに声をかけました。

何か食べないと…と呟くと、スープを作ってみたと伝えてスープを差し出します。

クレーテが自分でスープを作ったという言葉に驚いて、ティータは起き上がりました。

クレーテとティータ、それぞれの向き合い方

泣き腫らしてパンパンに腫れた目でありがたくいただくと伝えて器を受け取ります。

どんなにつらくても食事は欠かさずとるようクレーテは注意しました。

ずっとこうして寝ているわけにもいかないでしょうとクレーテが話している横で、ティータはさっそくスープを口に入れます。

 

ティータは半泣きで、こんなにマズい食べ物は初めてだと漏らしました。

せっかく作ってあげたのにと苛立ったクレーテでしたが、ちょうどいいのでずっとこんなものを食べたくなかったら明日からあなたも動かないと!と発破をかけることにします。

散々泣いて赤くなった目元で、ティータは微笑んで頷き、頑張ってみると答えました。

 

それから早一年が経ちました。

ティータは花を片手に、微笑みを浮かべてある場所へ向かいます。

一方クレーテは薬を調合していましたが、薬を調合してからハッとしました。

 

エドモンドの薬はもう要らないのよね…と小さく呟きます。

夕暮れ時、クレーテは気付けば二人分のお茶を用意して座っていました。

まったく習慣というのは怖いものだと呟きながら、無人の向かいの席を眺めます。

 

それからクレーテは赤ワインのボトルを片手に地下への階段を下りていきました。

途中で地下から花の香りがすることに気付いてハッとします。

祭壇にはティータが幼い頃書いた拙くて可愛らしい絵が貼られていて、たくさんのキャンドルと花が供えられていました。

 

ティータがしょっちゅう来ているようだとクレーテは察します。

こんなに綺麗に飾ってあるとは思いもしませんでした。

自分は今までなかなか来られなかったのに、ティータはあなたを一人にしなかったのかと、クレーテは心の中でエドモンドに語りかけます。

 

一年ぶりにクレーテがエドモンドに伝える言葉とは…?

続きはピッコマで!

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暴君の保護者は悪役魔女です59話の感想&次回60話の考察予想

氷の城にはエドモンドがいることがまるで当然のように思っていました。

もちろんティータが現れる前はクレーテとエドモンドの二人だけでしたが、ティータが加わった三人はまるで家族のようで、それでいて家族とはまた違った絆があって、とても素敵な関係だったと思います。

当然のように彼のものを用意して、それがもう要らないものだったと気付いた瞬間が一番寂しいですよね。

エドモンドがいなくなったという事実を受け止めるのには、まだ時間がかかりそうです。

まとめ

今回は漫画『暴君の保護者は悪役魔女です』59話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

暴君の保護者は悪役魔女ですの59話のまとめ
  • エドモンドの葬儀は静かに執り行われました。
  • 号泣するティータをなだめるクレーテですが、クレーテも彼がいない事実を受け止められず落ち込みます。
  • 一年が経ってもクレーテは長年の習慣が抜けませんでしたが、ティータは地下室に頻繁に来ているようでした。

≫≫次回「暴君の保護者は悪役魔女です」60話はこちら

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