
漫画「私の後見人は冷血大魔法士」は原作Dae Sam先生、漫画Cacti先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「私の後見人は冷血大魔法士」30話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
レオニダスに顔を覗き込まれて声をかけられたテラは、慌てて返事をしました。本を読んでいたと話すテラに、絶対ジュダの娘だろうとレオニダスは笑います。
私の後見人は冷血大魔法士30話の注目ポイント&考察予想
アベラの罵倒
再会するなり、アベラはテラを罵りました。
むしろこれが普通だとでも思っているかのような態度です。
テラにとっても、アベラへの恐怖は身体に染み付いていました。
アベラの前で立ちすくむテラを助けてくれたのは、やはりジュダでした。
私の後見人は冷血大魔法士30話のネタバレ込みあらすじ
火と落ち葉のたとえ話
レオニダスはテラがジュダに本を読まされていると思ったようです。
テラの隣に座ると、魔法を教わっているそうじゃないかとレオニダスはテラに笑いかけました。
魔法を教わりたいと頼んだのは自分だとテラは慌てて答えますが、レオニダスは適当に受け流します。
そのネックレスはジュダからもらったのかとレオニダスは尋ねました。
テラは頷き、身につけておくようにジュダから聞いていることを伝えます。
レオニダスはそれを聞くと、ちょっと変な質問かもしれないけど答えてほしいとテラに笑顔を向けました。
火は落ち葉のことが大好きです。
でも、火が落ち葉に近寄ると落ち葉は燃えて消えてしまいます。
逆に火は、落ち葉がないと消えてしまうという前提で、テラが火ならどうするかという質問でした。
テラはすぐに口を開き、自分が火なら近寄らないで、ただその場で落ち葉を見守っていたいと答えます。
近寄らないと消えちゃうのに?とレオニダスは尋ねますが、テラは迷わず頷きました。
遠くにも近くにも行かないで、最後の瞬間まで落ち葉を見守って、消えていくことを選ぶとテラは話します。
自分は消えてなくなるまで落ち葉と一緒にいられて嬉しいし、落ち葉も傷つかずに済むからです。
それを聞いたレオニダスはしばし言葉を失った様子でした。
ふっと力の抜けた笑顔を浮かべ、テラは本当に母親に似ていないと安心したように呟きます。
アベラと再会
庭園でバラに手を伸ばしたテラは、指先に鋭い痛みを感じました。
テラは声も上げずに指先を口元へ持っていきます。
そのテラの後ろから、彼女に歩み寄る人影がありました。
久しぶり、相変わらずブスだと勝ち誇ったような笑みを浮かべているのはアベラです。
テラはアベラの姿に驚き、戸惑いました。
アベラはテラを嘲笑うように罵り続けます。
アベラの言葉に傷跡がうずき、ズキズキと痛むのをテラは必死に堪えました。
ひどい暴言を浴びせられていますが、何も言い返せずに固まってしまいます。
しかしアベラは、昔のように怖気づかないテラの姿が面白くありませんでした。
不細工で何の価値もない存在のくせにどうしてこんなに堂々としているのか、さっさと頭を下げろと苛立ちます。
返事くらいしたらどうだとアベラはテラの額を指でつつきました。
そこへジュダがやってきて、アベラの腕を強く掴みます。
アベラは痛みに悲鳴をあげますが、ジュダはかまわず彼女を睨みつけました。
なんだこのゴキブリは…と不快げに吐き捨てます。
アベラはそのまま地面にドサッと倒れ込みました。
ジュダはテラに、あの女に暴力を振るわれたのかと真剣な表情で尋ねます。
テラは急いで否定しましたが、倒れ込んでいるアベラにちらっと視線を向けました。
ジュダは表情を変えないまま、下手にかばったらあの女を八つ裂きにして城門の外に吊るすとテラに告げます。
本当だと慌てるテラの声を遮るように、テラのお腹の虫が鳴きました。
顔を赤らめるテラを見て、ジュダは毒気を抜かれたようです。
中に入ろうとテラを促しました。
テラは地面に倒れているアベラが気になって振り返ろうとしますが、目が腐るから見るなと告げて、ジュダはテラに前を向かせます。
取り残されたアベラはその様子に混乱して…!?
続きはピッコマで!
私の後見人は冷血大魔法士30話の感想&次回31話の考察予想
レオニダスのたとえ話は単純ですが奥が深いですね。
人見知りにもかかわらずテラが迷わず即答したのは、自分なら必ずこうすると分かっていたからでしょう。
アーデルハイトならきっと落ち葉を抱き締めにいったのではないかと思います。
アベラの態度は腹が立ちますね。
テラは決して不細工ではないと思うのですが、自分は綺麗でテラはずっと下!というように、自分に言い聞かせているフシもあるのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『私の後見人は冷血大魔法士』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- レオニダスはたとえ話を用いてテラの考え方を知り、アーデルハイトと似ていないことを痛感しました。
- 庭園にいたテラのもとへアベラが現れ、テラを罵ります。
- テラの額をつついたアベラの手をジュダが掴み、アベラは悲鳴をあげました。