
漫画「偽公女様と秘密の黒ウサギ」は原作Han SeRam先生、漫画Sae Song先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「偽公女様と秘密の黒ウサギ」12話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
シュミラのネックレスの感想を聞かれたラリサは、宝石商に寄付しただけあって素敵だと答えました。顔を歪めるシュミラを見た二人の令嬢が小さく笑ったところに、皇太子と皇女が到着したという声が響きます。
偽公女様と秘密の黒ウサギ12話の注目ポイント&考察予想
ラリサが大好きなカルロッタ!
カルロッタはラリサの姿を見るなり駆け寄って抱きつきました。
ラリサも嬉しそうにカルロッタに笑いかけ、隣に座ってお喋りに花を咲かせます。
カルロッタはラリサと話がしたくてお茶会を開いたので、他の令嬢たちは眼中にありませんでした。
二人はずっと話し込み、互いを独占します。
偽公女様と秘密の黒ウサギ12話のネタバレ込みあらすじ
カルロッタと談笑するラリサをケイデンが見つめる!
皇太子と皇女が来たという言葉に、お茶会のテーブルは色めき立ちました。
ラリサの予想通りです。
最高のシチュエーションだとラリサは考えました。
すぐにケイデンとカルロッタが姿を現します。
令嬢たちはサッと席を立ち、ドレスの裾をつまんでお辞儀をしました。
本当なら侯爵令嬢であるシュミラが公爵令嬢であるラリサの一歩後ろに下がるべきところ、どういうつもりかシュミラが先頭で挨拶をします。
父親よりも先に爵位を授かったつもりだろうかとラリサは思いました。
シュミラがさっそくケイデンに話しかけると、その声を遮るかのようにカルロッタがラリサに駆け寄ります。
会いたかったと笑顔を浮かべるカルロッタに、私もだと答えてラリサは笑いかけました。
そのままお茶会へと流れ込みましたが、ラリサはお茶会の間自然にカルロッタを独占することになります。
建前上他の令嬢も招待しただけで、カルロッタはラリサと過ごしたかったのでした。
カルロッタはラリサにだけ話し続け、ラリサも他の令嬢に話を振ることなくカルロッタと話し続けます。
それは他の令嬢にとっても好都合なことで、誰も邪魔をする者はいませんでした。
ラリサがカルロッタの話し相手になっているおかげで、令嬢たちはケイデンに話しかけられるからです。
しかしケイデンの視線は、ただまっすぐラリサへ向いていました。
また目が合った…とラリサは気付きます。
もう何回目かも分かりません。
ケイデンを見つめる令嬢が三人もいるのにそこに入っても、先日の偶然の出来事をまるで仕組んだかのように思われるだけだとラリサは思いました。
ラリサは他の令嬢とは異なる存在として、ケイデンが自分を見つめるよう誘導したのです。
ネックレスに気付かれて…!?
その後、一度は庭園を散歩していました。
もちろんラリサはカルロッタと二人で歩き、その後ろをケイデンが三人の令嬢で脇を固めて歩いています。
正直なところ、ケイデンと二人きりで話すよりカルロッタと遊んでいるほうが楽しいとラリサは思っていました。
カルロッタは庭園にある池の中を覗き込んでラリサを呼びます。
視線の先にいたのは黒い魚でした。
ラリサが飼っているウサギと似ていると叫んで、カルロッタは無邪気に笑います。
自分もウサギを飼いたいとカルロッタは漏らしました。
この庭園で飼いたかったのに、前に頼んだら花壇を台無しにするからダメだと断られたのだとカルロッタは話します。
それを聞いたラリサは内心驚愕しました。
ルンを見つけたのはここの庭園だったからです。
そういえばあの服は何だったんだろうとラリサはあのときのことを思い出して考え込みました。
ラリサを見上げたカルロッタがネックレスに気付いて声をあげます。
大公国の魔石だと気付いたのでした。
皇室でも貴重なので剣や魔法の杖にしか使われないのに、ネックレスなんて初めて見たというカルロッタの大声に、ケイデンと三人の令嬢も一斉にラリサを見ました。
自分も買いたいからどこで買ったのか教えてくれと食いつくカルロッタに、そこまで貴重なものとは知らなかったラリサは内心焦ります。
シュミラを除く二人の令嬢が、カルロッタに賛同するようにラリサのネックレスを褒めました。
こんなに高価なものを買ったとは言えないとラリサは思い、療養中に親しくなった外国の貴族からもらったことにしようと決めて友人からもらったと答えます。
まさかハデルン様かとカルロッタは目を輝かせて…!?
続きはピッコマで!
偽公女様と秘密の黒ウサギ12話の感想&次回13話の考察予想
カルロッタは本当にラリサのことが大好きなんだなと見ていて微笑ましくなります。
三人の令嬢たちはカルロッタとラリサをほったらかしですが、妹の好感度を上げておけば後々有利になる…とは思わないのでしょうか?
ある意味純粋な令嬢たちだなと思います。
ラリサはケイデンがいてもいなくてもカルロッタと仲良くなれたと思いますが、カルロッタは兄に貴重な自分の友人のことを話すでしょう。
そうした意味で、ラリサはすでに唯一無二の存在だと思います。
まとめ
今回は漫画『偽公女様と秘密の黒ウサギ』12話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- お茶会ではカルロッタとラリサは二人で話し込みます。
- 他の三人の令嬢はケイデンに話しかけますが、ケイデンの視線は人知れずラリサに注がれていました。
- カルロッタがラリサのネックレスに気付いて声を上げ、他の4人もラリサに注目します。