ラスボスの私が主人公の妻になりましたネタバレ9話｜ピッコマ漫画｜著者としての償い

1月 4, 2022 10月 15, 2022

漫画「ラスボスの私が主人公の妻になりました」は原作Winterleaf先生、漫画Jeokbal先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「ラスボスの私が主人公の妻になりました」9話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

フィオナとシグレンが話していると医者が訪れました。シグレンはフィオナを追い出し、医者に体を見てもらいます。すると医者はシグレンの古傷を見て驚愕します…！

≫≫前話「ラスボスの私が主人公の妻になりました」8話はこちら

記事の続きを読む

ラスボスの私が主人公の妻になりました9話の注目ポイント＆考察予想

シグレンの体の状態を確認に来た医者から、シグレンの体中にある古傷の話を聞き、体が治っても元の場所に戻すのはやめた方がいいのではと告げられます。

自らその傷を確認したフィオナ（中身はフィオナに転生したこの物語の著者が入っている）は、自分が深く考えずに書いたシグレンの生い立ちのせいで、こんな幼いシグレンがひどい環境で育ってきたことに気づきます。

今後シグレンに自分が嫌われようとも、どんな時もずっとシグレンの味方でいようと決意するのでした…。

ラスボスの私が主人公の妻になりました9話のネタバレ込みあらすじ

直面した現実

医者の診察が終わるまで部屋の前で待っていたフィオナ。

診察が終わって出てきた医者から、シグレンの傷が治ってもこのままギルドに戻すのはやめた方がいいのではと告げられます。

それは医者が、シグレンの体中にあった無数の古傷を見て、今までのシグレンの辛く過酷な生活を全て察したからなのでした…。

自分の書いたストーリーのせいで

今のフィオナが、いくらこの「皇帝と聖女」という物語を書いた著者本人が転生しているからといって、著者でも登場人物の生い立ちを大まかに書くことはありますが、そこまで細部までは書きませんし知りません。

急いで部屋の中に入り、シグレンの服の中に手を入れ、体の傷を自分の手で触って確認します。

すると上半身に不自然な凹凸やへこんでいる部分もありました。

シグレンに怒られるのを覚悟して服をめくりあげると、切り傷から火傷、青あざまで、故意に熱いものを押し当てられたり、一方的に殴ったり蹴られたりしてできた傷ばかりでした…。

古傷を見られたくなかったシグレンはとっさにフィオナをベッドから床へ突き放します。

突然涙を流すフィオナを見てシグレンはどこかをぶつけて痛くて泣いているのだと思うのですが、自分が無責任に書いた物語のせいでひどく辛い環境で生活せざるを得なかったシグレンに申し訳なく泣いていたのでした…。

これからは一生シグレンの味方

少し時間が経ち、自分の古傷を見てフィオナが泣いたのだと気づくと、それだから見せたくなかったと話すシグレン。

シグレンを強く抱きしめたフィオナは、一生シグレンの味方でいることがせめてもの罪滅ぼしたと思い、その思いを胸に刻んだのでした…。

正直言って、いままで目の前で戦場を見てもいまいち現実味を感じなかったのです。

遠い世界のことを見ているようで、どうも現実味がないというか、傍観しているような感覚でした。

ですがシグレンの体の傷を見て、自分にも責任があると思い、いまこの物語で自分が生きていることをようやく実感したのでした。

記事の続きを読む

ラスボスの私が主人公の妻になりました9話の感想＆次回10話の考察予想

「皇帝と聖女」という物語では理想的な皇帝であり、女性の理想のような存在で描いてあって、幼少期のシグレンについては深く考えていなかった物語の著者ですが、実際に物語の主人公がこんなひどい仕打ちにあい、子供のころから辛い思いをしているのを目の当たりにしたら辛い気持ちになりますよね…。

物語を作ったのは自分とはいえ、その物語の登場人物の一生を見ることはないので、今回のシグレンの古傷を見たのは衝撃的だし、現実を見させられた感じがしますね。

このフィオナの強い愛がシグレンにも伝わってくれたらいいなと思いますが、そううまくいくでしょうか？

せめてシグレンは今後、今までシグレンを虐めてきたギルドに戻ることなく、このヘイロン城でずっと人間らしい生活をしていけたらいいなと思います。

まとめ

今回は漫画『ラスボスの私が主人公の妻になりました』9話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

ラスボスの私が主人公の妻になりましたの9話のまとめ

医者からシグレンの全身に及ぶ古傷のことを聞いたフィオナです。
フィオナはシグレンの体についた古傷を見て、この物語を書いた著者として申し訳ない気持ちになります。
これからシグレンに嫌われようとも、ずっとシグレンの味方でいようと決意するフィオナです。

≫≫次回「ラスボスの私が主人公の妻になりました」10話はこちら