悪女はマリオネットネタバレ22話【ピッコマ漫画】レイジェフに募る危機感

1月 3, 2022 10月 15, 2022

漫画「悪女はマリオネット」は作家Manggle先生、hanirim先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「悪女はマリオネット」22話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

レイジェフに新しい権力を持たせるべく計画を進めるカエナ。どういう形に落ち着くのでしょうか？

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悪女はマリオネット22話の注目ポイント＆考察予想

カトリーヌの価値

カエナはレイジェフに説明しますが、レイジェフはそんなカエナの計画に愕然とします。
そんな中、オリビアが宮殿に到着するのです。

悪女はマリオネット22話のネタバレ込みあらすじ

レイジェフの危機感

数十年前のことです。
まだ皇帝陛下が病床に臥していない頃、最後に向かった猟場でカトリーヌ・リンドバーグに出会いました。
彼女の美しさに一目で恋に落ちてしまった皇帝ですが、彼女の父はハインリヒ大公の罠にハマって殺されてしまいます。

ハインリヒが一族を支配するようになり、カトリーヌはいつ平民に成り下がってもおかしくない状況に陥りました。
そして今、皇帝陛下はカトリーヌをどうにか守ろうとしているのです。
レイジェフは疑問に思っていました。

そんなカトリーヌに手を貸すのかと。
カエナの母方の実家であるハーメル伯爵家の養女にしてまで？
亡くなった皇后の実家が、若い愛人を娘にするとでも？

レイジェフは、ハーメル伯爵家はそんなことを承諾するはずがないと思いますが、カエナは承諾すると確信を持っていました。
レイジェフに逆らってお金になる闇市を失うより、カトリーヌを家に入れた方が利益になるからです。
彼女を利用すれば皇帝陛下や他の勢力も牽制できるようになるのです。

しかし彼女には皇帝との間に息子がいます。
皇位継承者になるかもしれないのに、その手助けをしなくてはならないのでしょうか？
しかしカトリーヌは権力争いが嫌になって身を隠した人なので、息子が皇帝になることは望んでいません。

それに息子はまだ13歳。
ひとりで権力ある大人を味方につけるには幼すぎるし、家の力もありません。
そんな子供が権力のために賭けに出る必要はないのです。

レイジェフもカエナも気がついています。
皇帝陛下が一番可愛がっているのはレイジェフでもカエナでもなく、その幼い息子なのです。
息子を守るために皇帝はイェイスターに皇位継承権を与えたのでした。

しかし現実で権力を持っているのはレイジェフとカエナです。
それならば、手持ちのカードは全て使わなきゃいけません。
それこそがこの世界で生き残る方法なのです。

レイジェフはカトリーヌを守るという権力を作り上げることで皇帝に力を認めさせます。
同時に立派な人質を手に入れることもできるのです。
ツラツラとそう計画を語るカエナにレイジェフは違和感を感じました。

本当にこれはカエナが考え出した計画なのでしょうか？
以前のあの言いなりになっていた馬鹿な操り人形が？
あらゆる可能性を考慮に入れた視野の広さと戦略を立てる力……それこそ秀でた策士にのみ可能なことなのに。

次の瞬間、レイジェフの手を握ったカエナはいつも通りの穏やかなカエナでした。
レイジェフはホッとしました。
しかし同時に、カエナに少しの危険性を感じるのです。

さて、オリビアが宮殿に来る日がやってきました。
オリビアはやはり、皇帝命令には逆らえなかったようでした。
出迎えたのはベラ......オリビアにとってベラは、全ての侍女が追い出された中で唯一生き残って上席の女官に昇格した人で、カエナが信頼を寄せている人物なのでした。

オリビアはベラに女官の説明を受けました。
女官は4人しかいないこと、ベラは侍女や執事の統括を担当すること、そしてオリビアはパーティのスケジュール管理や儀礼の準備、当日の進行などを担当すること。
思ったよりも良いポジションにホッとするオリビアですが、なぜ自分にそんな役割が当てられたのかと疑問に思いました。

カエナの元に案内されたオリビア。
緊張を和らげる優しい香り、暖かな日差しが差し込む絵画のような部屋、まぶしくて美しくてまるで夢の世界のような部屋。
その中で最も現実離れしているのは、帝国一の美しさを誇るカエナ皇女なのでした。

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