陛下、今度は殺さないでください ネタバレ42話【ピッコマ漫画】リーチェの仮面

信じられない親友

ラリエットは緊張しながらリーチェと顔を合わせました。

リーチェがどうしてずっと隠していたのかと思いながら別の話をするものの、リーチェは相変わらず核心に触れようとはしません。

しまいには、自分を信じてほしいとラリエットに笑いかけてきました。

どうやって信じればいいのかと悩んだラリエットでしたが、彼女を信じることはできないと判断します。

その上で信じると答えて、彼女を抱き締めたのでした。

陛下、今度は殺さないでください42話のネタバレ込みあらすじ

久しぶりのリーチェとの対面！

メイドが出てきたので、ラリエットはリーチェはいるかと尋ねました。

メイドは頷き、降りてくるよう伝えると話してラリエットを中に通してくれます。

客間で、ラリエットは震えながらリーチェを待っていました。

リーチェはラリエットが震えているのに気付き、メイドのアンナにストーブを持ってくるよう伝えます。

元気だったかと声をかけながら、リーチェはラリエットの向かいの席に座りました。

かなり久しぶりだと笑いかけるリーチェの態度は、前回までと打って変わって優しい態度です。

まるでラリエットを冷たくあしらったことさえ忘れているかのように見えました。

あなたはいつから隠してきたの？とラリエットは心の中でリーチェに問いかけます。

まるでリーチェの顔に笑顔の仮面が張り付いているように見えました。

未来から来ていなかったらいつまで知らなかったんだろうとラリエットは思います。

アンナがラリエットの隣にストーブを置いているとき、ベアトリーチェ・ゴルテンとラリエットは口にしました。

外してくれとリーチェはアンナに声をかけて、深いため息をつきます。

アンナが出ていくと同時にラリエットは口を開き、何があったの？とリーチェに尋ねました。

どうして最近自分に対してそんな態度を取るのかと改めて聞いたのです。

リーチェは口ごもり、あなたの望んでいる答えが何か分からないと伝えました。

ルハンとはいつから会っていたのかとラリエットは尋ねます。

ディートリッヒ生徒は…とリーチェが続けるのを、ラリエットは自分の弟だと指摘しました。

父が士官学校に興味があって、あなたの弟が生徒だから色々聞くために会っていたのだとリーチェは答えます。

ラリエットの決意

そんなことを聞いてるんじゃないとラリエットは告げました。

どうして隠したのかということです。

リーチェがルハンについて話そうとして突然態度を変えたからでした。

混乱させたことをリーチェは謝りましたが、理由は話せないということです。

埒があかないやりとりに、ラリエットはイラッとしました。

突然冷たくあしらったのにその理由を話すことはできないのかと尋ねると、今回だけ自分を信じて許してくれないかとリーチェは笑顔を浮かべます。

親友じゃないかという言葉は普通なら感動するかもしれませんが、ラリエットは嘘だとすぐに分かりました。

ただの一生徒のルハンが得られる情報を帝国の侯爵が必要とするわけがありません。

そもそもそれならラリエットと関係ないのにリーチェが冷たくする理由がないのです。

リーチェを信じたい気持ちもありましたが、どうやって信じればいいのかラリエットには分かりませんでした。

信じたいのと信じられるのは、似ているようで大きく異なります。

ゴルテンに裏切られた自分が彼女を信じられるはずがないとラリエットは割り切りました。

だからラリエットは席を立つと、リーチェに抱きついて信じると伝えたのです。

リーチェもラリエットを抱き締め返しました。

リーチェの背後には大きな鏡があり、二人の少女が抱き合う様子を映し出しています。

ラリエットはリーチェの肩越しに鏡を睨み、ルペルトは見ているだろうかと考えました。

鏡を見つめながらリーチェの額にキスをして、綺麗な鏡だと伝えながら鏡に駆け寄ります。

久しぶりだし泊まっていくでしょうとリーチェはラリエットに笑いかけて…？

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