私の後見人は冷血大魔法士ネタバレ7話【漫画】テラの心の傷を察したイデル

12月 22, 2021 10月 27, 2022

漫画「私の後見人は冷血大魔法士」は原作Dae Sam先生、漫画Cacti先生の作品でピッコマで配信されています。

今回は「私の後見人は冷血大魔法士」7話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

前回のラストシーンは？

廊下を歩くイデルの後ろに音もなく現れたのはジュダでした。相変わらずおせっかいだとイデルに声をかけます。

≫≫前話「私の後見人は冷血大魔法士」6話はこちら

記事の続きを読む

私の後見人は冷血大魔法士7話の注目ポイント＆考察予想

イデルの優しさ

ほんの少し言葉を交わしただけでも、テラの心の傷が垣間見えました。

イデルはそんなテラを心配します。

ジュダに少女が気の毒だと訴えますが、ジュダは気にも留めません。

心を許すなとジュダは告げましたが、イデルは毎日テラの部屋に通いました。

私の後見人は冷血大魔法士7話のネタバレ込みあらすじ

普通の子どもではないテラ

どこからともなく現れたジュダは、お前はオオカミにしては情にもろすぎるとイデルに注意しました。

オオカミは元々情に厚いものだとイデルは微笑みます。

家族を守るためにライオンに立ち向かう種族だからです。

ある程度成長したら北部に送るつもりだから無駄に心を許すなとジュダはイデルに忠告しました。

イデルは驚き、考え直してはどうかとジュダに尋ねました。

北部は人間の女には暮らしにくいからと付け加えます。

なぜ自分がそこまで配慮せねばならないのかとジュダは鼻を鳴らしました。

イデルの予想通りの返答ではありましたが、あの少女が気の毒だとは思わないのかとジュダは尋ねます。

ジュダには理解できませんでした。

まだ知り合って間もないというのにどうしてそこまで気にするのかとイデルに尋ねます。

人間は貪欲な存在だとイデルは話し始めました。

特に幼い子どもであるほど自分の欲望が赤裸々に表れるものです。

食べたい、寝たい、愛されたい…そうした自分の欲望を表現して満たされたいがために子どもたちは駄々をこねます。

しかしあの子は普通の子どもとはまったく違うとイデルは話しました。

自分を傷つけた人に謝ってもらおうともせず、小さな希望や期待すら抱こうとしないのです。

外見はまともに見えても、たくさんの傷を背負っているはずだとイデルは顔を曇らせました。

アンティオークの言う通りだったとジュダは呟き、イデルを一瞥します。

北部にしばらく帰っていないらしいが、子どもたちに会いたいのかとジュダは尋ねました。

ちゃんと話を聞いていたのかとイデルは途方に暮れます。

聞いていたから休暇を与えると伝えているんだとジュダは答えますが、イデルはため息をつきました。

それよりセラントが城の前で羽を返せと要求した件はどうするかと尋ねます。

今度また騒ぎを起こしたら残りのも斬ると伝えるようジュダは命じました。

すでに両方とも斬ったのでは…と伝えるイデルに、羽ではなく首だと答えてジュダは小さく微笑みます。

テラに親切なイデル

それから、イデルは毎日テラに会いに来ました。

アンティオークと交替したかのように食事を運んできたり、テラの髪を梳かしてやったり、鏡の前で新しい服を合わせてやったり…。

テラはイデルが大好きになりました。

毎日遊びに来てくれて嬉しいとテラは笑顔で伝えます。

最初は同情されているようだったので何度か優しくしてくれているのだと思いましたが、イデルは毎日変わらず親切に接してくれました。

テラはその優しさに感謝していたのです。

イデルは子どもが6人いるそうです。

若々しい姿なので、全然そう見えないとテラは目をみはりました。

獣族は人間と成長や老化の速度が違うからとイデルは微笑みます。

テラがイデルの年齢を尋ねると、見た目より若いほうだと答えて140歳くらいかとイデルは首を傾げました。

若くて140歳という年齢にテラは驚きます。

イデルもテラに年齢を聞き返し、14歳という言葉にビクッとしました。

せいぜい10歳くらいにしか見えないのです。

ちゃんと食べさせてもらえなかったのだろうかとイデルは思いました。

あるいは…と考え、ぱっと手を叩きます。

テラは王族だから他の人間と違うようだとテラに伝えました。

古代人類の血を引く人間たちは寿命が長く、成長が遅いそうです。

特に古王国の直系王族の場合は覚醒期を経て成人になるといわれていました。

よく寝てよく食べたらすぐに大きくなるはずだとイデルは微笑み、最近はぐっすり眠れているかとテラに尋ねます。

悪夢にうなされているテラの答えは…？

続きはピッコマで！

記事の続きを読む

私の後見人は冷血大魔法士7話の感想＆次回8話の考察予想

許されないものを欲張るのは罪だから何も要らないと、大したことないかのように話す幼い少女を見たら胸が痛くなると思います。

王族の子どもなら何不自由ない暮らしをしていそうなのに、この発言はなかなか出ませんよね。

だからこそイデルもテラの心の傷の深さに気付いたのかなと思いました。

ジュダはまったく考え直す気がなさそうですが、ジュダにもいつかイデルと同じように思ってもらえるといいですね。

テラがたらい回しになることがないようにしてほしいです。

まとめ

今回は漫画『私の後見人は冷血大魔法士』7話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

ざっとストーリーをまとめると・・。

私の後見人は冷血大魔法士の7話のまとめ

イデルはジュダに、テラが普通の子どもではないと訴えました。
しかしジュダはそんなイデルの言葉を突っぱね、無駄に心を許すなと吐き捨てます。
イデルは毎日テラに親切に接し、二人は互いの年齢を聞いて驚きました。

≫≫次回「私の後見人は冷血大魔法士」8話はこちら