デイジー～公爵の婚約者になる方法～ネタバレ81話【ピッコマ漫画】デイジーの戸惑い

皇帝が来た理由

皇帝がやってきたのは、元はといえば皇女からの手紙がきっかけでした。

皇女からエッセル侯爵夫人が自分に挨拶に来れない状況に陥っているから解放してやってほしいとラベンダーが皇帝に頼んでいたのです。

そこへキリアンまでやってきたので何事かと思い、皇帝は足を運んでみたのでした。

デイジー～公爵の婚約者になる方法～81話のネタバレ込みあらすじ

シルベステン公爵の名に焦るデイジー！

デイジーは改めて皇帝に、自分たち夫婦が迷惑をかけてしまったことを謝罪しました。

しかし皇帝はとんでもないと笑います。

むしろ感謝しているとまで告げられたので、デイジーはきょとんとしました。

キリアンも子どもの頃は皇家と交流があったのだと皇帝はデイジーに笑いかけます。

シルベステン公爵とよくここへ来ていたという言葉に、デイジーはぎょっとして耳を疑いました。

青ざめるデイジーを気にも留めず、皇帝はニコニコと話を続けます。

成長するにつれてキリアンとの仲も遠のいたようで、皇帝は寂しかったそうです。

しかしデイジーと結婚してからキリアンが丸くなり、優しくなったので喜んでいたと皇帝は話しました。

侯爵が落ち着いてくれたようで嬉しいとキリアンに皇帝が笑いかけます。

そのキリアンの隣でデイジーは一人慌てふためいていました。

キリアンはシルベステン公爵家のことが話題に上がるのを嫌がるからです。

相手が皇帝でも容赦なく怒る性格だと分かっているので、余計にデイジーは焦りました。

さっきの騒動だけでも十分申し訳ないのにキリアンが怒ったらどうしようと思い、ちらっとキリアンに視線を注ぎます。

しかし思いのほか、キリアンは微笑みました。

素晴らしい女性に出会えたから運が良かったのだと答えます。

怒らなかった…！と思い、デイジーはこっそり胸を撫で下ろしました。

もう遅いのでそろそろお暇するとキリアンは皇帝に告げ、皇帝はまた遊びに来てくれと頷きます。

姫も夫人に会いたがっているようだし…と、デイジーに意味ありげな視線を向けました。

デイジーは困惑し、何も答えられませんでした。

なぜ皇女が自分に会いたがっているのか心当たりがまったくないのです。

キリアンの謝罪

その後デイジーとキリアンは、メイン宮殿の応接室でジャスミンを待っていました。

ホワイト宮殿は男子禁制なのでメイン宮殿に通されたのです。

ジャスミンはどこへ行ったんだろうとデイジーは呟きました。

どこで何をしているのか不安だったのです。

宮人たちが探しているから心配するなとキリアンは声をかけました。

デイジーは隣のキリアンの横顔を見つめ、小さく微笑みます。

この人がそばにいてくれるだけでとても心強いと思っていたのです。

唐突に、キリアンがデイジーに謝りました。

何のことかと当惑してデイジーが聞き返します。

宮殿への動向をデイジーが頼んだときに、ホワイト宮殿なら大丈夫だろうと答えたキリアンの発言のことだったようです。

オプス伯爵夫人まで来るとは知らなかった、ちゃんと確認しなかった自分のせいだとキリアンは悔やんでいました。

お前を一人にすべきではなかったのにという言葉を聞いて、デイジーは意外に感じます。

こんなことでも謝るのかと思ったのです。

少し戸惑ったが大したことはなかったとデイジーは笑顔を浮かべました。

自分こそ謝らなければいけないと話し、ティーパーティーで何度かキツい言い方をしてしまったことを伝えます。

宮中侍女であるならみんな身分が高いはずなので、キリアンに迷惑がかからないか心配だとデイジーは申し訳なさそうに話しました。

キリアンは何かを考え込み、一方的にやられたわけではないということかとデイジーに確認します。

デイジーは頷きました。

むしろ皇帝が来る直前の空気はデイジーの勝利も同然でしたが、余計なことは言わないでおきます。

キリアンは安心したように微笑み、よくやったと告げました。

驚いたデイジーは…！？

続きはピッコマで！