漫画「悪女は2度生きる」はPEACHBERRY先生の作品で毎週水曜日ピッコマで配信されています。
今回は「悪女は2度生きる」82話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は2度生きる82話の注目ポイント&考察予想
なるべく他の人に知られたくないけど、大公妃が教会に向かう事が普通なように装っているアルティゼア。
教会へ密告があった事を知っているリシアにさえ知られたくないとは、いったいどんな事を計画しているのでしょうか。
久しぶりにアルティゼアの悪い知恵が働くのか注目です。
また、ここまで来てもアルティゼアがミライラの娘である事が尾を引いています。
大公領では悪目立ちしてしまうのでした。
その事実に嫌気がさしているアルティゼアですが、どんな風に苦しんでいるのでしょうか。
悪女は2度生きる82話のネタバレ込みあらすじ
司祭への賭け
アルティゼアの事を司祭が迎え入れました。
2人は向き合い、カラムについて話し始めたのです。
アルティゼアは司祭に報告を受けた事を調べたと伝えました。
そして、聞いた通りにトルド関門の北側にカラムの混血の家族が暮らしていたいう事も。
司祭は嘆かわしい事実だと嘆きました。
すぐに処罰をあたえ、処理しないアルティゼアは優しすぎると指摘したのです。
慈悲深いと思いつつ、アルティゼアは教会から追い出されただけでも十分じゃないのか問いました。
しかし司祭にとっては教会から追い出された事は罪ではないようです。
カラムの血が混じっている者が教会になど入っていけないと考えていました。
アルティゼアはあまりに真面目な司祭にため息をつきながら、カラムの混血が村を作った事は重要なことではないと告げます。
彼らを助けた人も、同じ家族ならば当たり前のことだから個々人は許されるべきだと助言しました。
その代わりに、セドリックに隠れて密告した家臣を許せない事も伝えます。
セドリックの耳には入れば、戦争の原因を見過ごせないはずだと推測したのです。
司祭は満足そうな顔を見せました。
しかし、アルティゼアは今は時期が悪いと制したのです。
ジョルディン家の事もあり、さらにはカラムがトルド関門を脅かしている時なので慎重にならなくてはいけないのでした。
理解した司祭に、更にアルティゼアは大教会への手紙を書いたか尋ねます。
アルティゼアは書いたという司祭に、自分が渡す事を申し出ました。
しかし、司祭はその事に抵抗を見せます。
保管していくと伝えたアルティゼアにどうするつもりか尋ねました。
アルティゼアは、新たな噂を聞いたり手紙をすぐに送らなきゃいけなくなった時に知らせて欲しいと願うのです。
司祭は、アルティゼア自身がどうこうというよりも、アルティゼアへの手紙がいたずらされたらと思うと気が気じゃないようでした。
アルティゼアはあるものをカバンから出し、司祭に渡したのです。
それは、アルティゼアの印章で結婚前から使っていたものな事を伝えました。
一見するとアルティゼアの印章ですが、あるボタンを押すと模様が変わる仕組みとなっているのです。
これはミライラに秘密に友人とやりとりをした時に使っていたものだと伝えました。
アルティゼアのメイドたちはこの印章を知っている事も話したのです。
司祭はその精巧な作りに驚くと同時に、ミライラなら勝手に娘の手紙くらい読みそうだと考えました。
納得した司祭は、何かあったらアルティゼアのメイド宛に印章を使って手紙を出せばいいのかと確認してきます。
笑顔でアルティゼアは肯定しました。
しかし、全て嘘なのです。
結婚前にこのような印章は使った事がありません。
本当に使って欲しいと、司祭に渡したものではないのです。
模様が変わるのは本当ですが、更に順を追って他の飾りを押さないといけないのでした。
そうしないで教えた通りにすると、何と毒針が出てきて刺さってしまうのです。
とても小さい針なので穴を見つけることが出来ないでしょう。
セドリックを信用しない限り、司祭は生き残れないのでした。
しかし、アルティゼアは生き残る事は無いだろうと予測したのです。
結局亡くなる事になっても、アリスに送られる手紙は疑われないので司祭はすぐに消さなくても良いと考えていました。
司祭は気遣いに感謝を伝えます。
アルティゼアはセドリックを信じて待っている事を忠告しました。
神を信じるように、人も信じる事を大切に想って欲しいと伝えたのです。
セドリックの想いとアルティゼアの苦悩
帰り道、アルティゼアはセドリックの言葉を思い出しました。
共に進めば正しい道が開けるはずだと伝えた時、セドリックが描いていた正しい道とはどういったものだったのかと考えます。
だいたい検討がつくアルティゼアはセドリックと歩めないと思うのでした。
首都に戻らないとと考えたアルティゼアは、あそこなら自分の卑劣さが目立たないだろうと考えます。
自分の醜さも目立たないはずなのです。
首都は富と権力を手に入れるため、陰謀が渦巻くからでした。
アルティゼアは、暖炉の前で司祭の書簡を呼んで確かめています。
確認したアルティゼアは、暖炉の火の中に手紙を入れました。
その時、ドアをノックした人がいたのです。
どうぞと声をかけても静かなままでした。
アルティゼアは、アリス以外には誰も呼んでいないと思いつつ扉の方へと向かいます。
その時扉が開きました。
悪女は2度生きる82話の感想&次回83話の考察予想
司祭がセドリックを信じないで行動を起こした際に、口止めをする方法を準備し何の疑いも持たれず渡したのがさすがアルティゼアだと感じました。
神のみを信じるのではなく、人間も信頼して欲しいと伝えたところが以前のアルティゼアとは違っていました。
そして人知れず、自分を醜いと感じ苦しんでいるのだと思うと切ないです。
過去の自分が行った事で苦しんでいる姿を見ると、純粋にセドリックの愛を受け取って欲しいと願うばかり。
しかし、自分を責めてしまうアルティゼアが身を引こうとしているのも理解出来ます。
アルティゼアの元にアポなしで誰かが訪ねて来たようです。
一体誰なのか、次回の展開からも目が離せません。
まとめ
今回は漫画『悪女は2度生きる』82話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 司祭に再び会いに行ったアルティゼア
- 密告の事を調べた報告をしに行った
- 司祭からの手紙をアルティゼアが預かる代わりに秘密の印章を授けた
- しかし、その印章については全てが嘘だった
- 司祭が生き残るにはセドリックを信頼して信じる事だけだった
- アルティゼアは自分の醜さに苦しんでいるようだった