漫画「悪女は今日も楽しい」は原作stew.J先生、SWE先生、Niniyang先生、漫画Kakao Entertainment Corp先生の作品ピッコマで配信されています。
今回は「悪女は今日も楽しい」10話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女は今日も楽しい10話の注目ポイント&考察予想
あのぼろぼろの服を着た少年はいったいどうしたの?まさか奴隷?
前回、恰幅の良い男が、金髪のボロボロの身なりの少年をいびっていましたが、あれは何だったのでしょうか。
なんだかまるで奴隷のような扱いでしたが、まさか本当に奴隷なのでしょうか?
ノニウェル地区に来る直前に、かなり貧困格差があることにレイリンが気づきましたが、あれが今回の少年につながるのではないかと思ってしまいます。
この少年とこの男の関係が気になりますね。
そして、この少年のことで、せっかくアイリスから隠れていたレイリンが、見つかってしまうのではないかと思います。
今回はこの少年とこの男性の関係、そして、レイリンがどう行動するかに注目ですね。
悪女は今日も楽しい10話のネタバレ込みあらすじ
少年の正体に驚きが隠せない!
小太りの男は、ボロボロでガタガタと震えるその少年に、せっかく買ったのに役に立たないと怒鳴ります。
そして、小さくうずくまるその少年に、獣人になって働くように告げ、棒のようなものを目に当てると、なんとその少年は獣人に変身したのです。
目の前で変身した男の子にレイリンが驚いていると、既にアイリスが帰って一人でいたルーカスが声を掛けます。
そして、ルーカスがレイリンが獣人を見ていることに気づくと、数百年前に絶滅したと聞いていたものの、獣人はまだ絶滅していないことを話し始めたのです。
ルーカスは、獣人を奴隷にする人間たちがいることを得意げに話すと、既に奴隷制度は廃止されていると考えていたレイリンは驚きます。
しかし、税金を払わない獣人は、国で守る対象ではないというのです。
そして、その美形でありながら顔が傷だらけの少年を、ルーカスは、美形なために女性に狙われ、顔を火で傷つけたのだろうと予想すると、ひどすぎる実態にレイリンは怒りがこみ上げてきます。
レイリンは、ベッキーに一千万ジェニーがあることを聞くと、そのお金では足りないからと、すぐに銀行でお金を借りるように命じました。
そして、何をするつもりなのかと聞くルーカスに、今こそお金の使うときだと、手でお金のサインをするのでした。
男に近づくレイリン
男が少年をいびっていると、レイリンは、飛び切りの笑顔で、その男の派手な服について小バカにしました。
するとその男は怒り狂い、レイリンがどこの家のものか聞いたのです。
しかしカンドミオンと答えるレイリンに、男は信じませんでした。
そして、エイリンは男に対し、その少年にしたことを責めると、それは自分の奴隷であり、女の玩具にあげるつもりはないと、失礼な発言をしたのです。
レイリンはその男に奴隷制度廃止の話をしますが、まるで自分が話した言葉ではないような言葉たちに違和感を覚えます。
貧乏な少年を助けてやっているんだと偉そうに言う男に対し、エイリンは魔だと責めると、自分がこの少年を救うと決めました。
レイリンが手を掲げると、男は何をするつもりなのかと少し焦ります。
しかし、レイリンは、その手でお金のマークを作ると、いくらほどほしいのかと尋ねたのでした。
悪女は今日も楽しい10話の感想&次回11話の考察予想
今回はなかなか考えさせられる回でしたね。
あの子は本当に奴隷だったようで、顔もあんなにやけどしていて、とてもかわいそうで見ているのがつらかったです。
しかし、レイリン、お金で解決するとは、本当に、金持ち喧嘩せずですね。
お金の力で黙らせて人を救うのは素晴らしいことだと思います。
ただ、レイリンはこの少年を救うのでしょうが、ほかにもこのように奴隷になっている子供たちはまだまだいるのでしょう。
そう考えると、この男の子は助けてもらえてラッキーかもしれませんが、ほかの奴隷たちは助からないと思うと、なんだか難しい問題ですよね。
法律をくぐり抜けてこうしていまだに奴隷制度が街中で堂々と行われていること、それを見て見ぬ社会に問題もあるような気もします。
深く考えすぎてしまいましたが、いまだにこの世界には奴隷のような扱いを受けている人々がいること、私たちは忘れて話しませんね。
さて、レイリンは確実にこの子を買い取るのでしょうが、この子を家に連れて帰る気なのでしょうかは?
もう悪女というより、聖女ですね。
次回も楽しみです。
まとめ
今回は漫画『悪女は今日も楽しい』10話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ルーカスは、レイリンの視線の先に気づくと、それは獣人の奴隷であることを話しました。
- 奴隷はとっくに禁止されているのにもかかわらずこんな現実に目を背けられないレイリンは、男のもとに行くと嫌味を言いました。
- そして、貴族の自分が男の子を救うと宣言すると、お金がいくらほしいかと聞いたのでした。