漫画「悪女の私がヒロインになります」は原作Yurinhae先生、漫画Aka先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「悪女の私がヒロインになります」27話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
悪女の私がヒロインになります27話の注目ポイント&考察予想
抱きしめるようにダリアの体を支え、その後ろにある窓をヨハンは閉めました。
窓を開けていた理由を話し、ショールを探すダリアにヨハンがショールをかけてあげます。
その仕草にダリアの胸が跳ねます。
咳がまだ止まらないダリアを心配するヨハンは、ダリアに寒気や胸のむかむかを感じるか尋ねました。
たまにあるけれど、屋敷に住み始めてからよくなったと答えます。
悪女の私がヒロインになります27話のネタバレ込みあらすじ
書斎の本
ヨハンに明日の予定をダリアは聞きます。
数日間、ヨハンは仕事ばかりしていたので明日はゆっくり休んだほうがいいと思っていました。
帝国で新しい本を買ったようで、書斎を覗くと話すヨハンにダリアも一緒したいと願い出ます。
書斎の本が足りないとヨハンに伝える予定だったようです。
書斎の本を全て読んだのか聞かれたダリアは肯定するのでした。
すごい量の本を難しくなかったと答えるダリアの返事に疑いを感じました。
書斎にある本は皇宮の学者達も解読するのが大変なものばかりです。
明日になればわかるだろうとダリアと一緒に書斎へ行く約束を取りつけます。
笑ってお礼を伝えるダリアに目を奪われ、部屋を出ていくヨハンは高鳴る感情に戸惑っていました。
劣等感と計画
アロンの心の中にある劣等感を感じ取ったノエル。
誰にもバレていないと自信がアロンにはありました。
ヘレンに対する劣等感を読み取ったノエルは、権力を得たいのなら協力したほうがいいと声をかけてきました。
ノエルが先に手を伸ばしていなければアロンはこの場にいません。
大神殿の様子を聞くノエルにヘレンの動きが少し怪しいと答えました。
急いで人を探しているようで、ノエル達の計画に気づいたようです。
ヘレンもティモーテを探していることになります。
ティモーテ・ジオバーニは、神聖騎士団に所属していない唯一の魔法使いです。
帝国の戦争中に先代皇帝の元に仕え、ヨハンとノエルの面倒を見た人物でした。
皇位簒奪を計画するずっと前にティモーテは、未来を予知したかのようにノエルに帝王学を教えました。
いつもなにを考えているのかわからない厄介な男です。
賢者の言い伝え
ノエルが生まれた土地では賢者が加担した側が本当の指導者になれるという言い伝えがありました。
セルビエン帝国の所属になってしまった南方の諸国です。
故国が侵略されたとき、土地には賢者がいませんでした。
百姓達は賢者を迎え入れなかった王を非難し、王の首を切り落とし捧げる計画を立てます。
先頭に立ったのが王の娘であり、ノエルの母だったようです。
先代皇帝に首を捧げ、婚姻すると自ら申し出ました。
美しい顔におおらかな性格の人でした。
ノエルの母はノエルを産んで、先代皇帝の愛を独り占めして数年後この世を去ります。
この話を聞いたノエルは母親こそが本当の賢者だったと思ったようです。
アロンにノエルが話した理由は、アロンの首を切る前に一日でも早くノエルの元に賢者を連れてくることでした。
悪女の私がヒロインになります27話の感想&次回28話の考察予想
聖女として神の声を聞く優秀な妹を持てば、優越感よりも劣等感を感じる人のが多いはずです。
どこにいても聖女ヘレンの兄、聖女を妹にもつアロンと言われ続けます。
性別が異なるから周りもそこまで目に見えて優劣をつけないでしょうが、小さい頃から特別な子として扱われるヘレンを見てれば嫌でも劣等感を感じていきますね。
意外なことにノエルにもアロンと似たような感情を持っているようです。
ノエルは生まれた土地の賢者の言い伝えを信じているようでした。
皇帝という立場を強固にするために賢者を欲しがっています。
賢者が誰なのかもわかっていません。
過去になってから、この人が賢者だったのかもと思うだけで実は違ったという可能性もあり得ます。
不確定な賢者を探すのはティモーテを探すよりも困難です。
ティモーテの存在と動向もまた大きなポイントになってくるでしょう。
まとめ
今回は漫画『悪女の私がヒロインになります』27話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- 書斎にある本は皇宮の学者達も解読するのに大変なもので揃えられていました。
- 笑うダリアを見て高鳴る感情に戸惑うヨハン。
- ヘレンに対する劣等感を読み取ったノエルは、権力を得たいのなら協力したほうがいいとアロンに声をかけてきました。
- ノエル達はティモーテ・ジオバーニを探していました。
- ノエルが生まれた土地では賢者が加担した側が本当の指導者になれるという言い伝えがありました。
- 先頭に立って王の首を切り落としたのはノエルの母です。
- ノエルは母親こそが本当の賢者だったと思ったようです。