漫画「緑陰の冠」は原作Siya先生、漫画binu先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「緑陰の冠」45話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
ランはリベリーに頼みたいことがあると切り出しました。極秘で新しい身分を作ってほしいと告げたのです。
緑陰の冠45話の注目ポイント&考察予想
しつこい皇太子
次から次へと届く皇太子からの贈り物に、ランは辟易していました。
今日もまた、カゴに入った大量の花と舞踏会の招待状が届いたのです。
またかとげっそりするランは、苛立ちをあらわにしていました。
宣伝効果はもう十分なので、皇太子とは関わらないほうがよさそうだとリベリーは苦笑します。
緑陰の冠45話のネタバレ込みあらすじ
氷水晶の価値
新しい身分を作ってくれないかというお願いを、リベリーが詮索することはありませんでした。
帝国貴族でなくても良いかとランに尋ね、ランは頷きます。
帝国を離れるかも…とランは考えました。
準貴族がちょうどいいと思うとランが話すと、リベリーは承諾しました。
自分はランのことを気に入っているから、これは自分からの厚意と受け取ってくれとリベリーは話します。
予想外の展開にランは驚きました。
てっきり見返りを求められると思っていたのです。
とは言えありがたいことなので、ランはありがたく厚意に甘えることにしました。
リベリーは氷水晶の件について話し始めます。
もうすぐ契約期間が終了するという点でした。
ランは頷き、100万ベラトの価値はあったかとリベリーに問いかけます。
その10倍以上の価値があったことをご存知でしょうとリベリーは笑いました。
そこで…とリベリーは一つ提案を持ちかけます。
もう一年延長しないかとランに告げたのでした。
氷水晶の価格を上げて、前払金1千万ベラトでいかがでしょうとランに尋ねます。
思わぬ大金に、ランは呆然としました。
1千万ベラトなんてとても信じられません。
そんな規模まで大きくなったのかと改めて実感し、どうにか自分を落ち着かせます。
氷水晶の価格はどこまで上げるつもりなのかとランは尋ねました。
リベリーは少しずつ価格を上げて、市場価格を20パーセントまで引き上げる予定と話します。
さらにリベリーは、仕入れ価格は5パーセントほど上げると伝えました。
それを聞いたランはニコッと微笑みます。
1千万ベラトは受け取れないと告げました。
その代わり、ラチアと取引する際の手数料を10パーセント下げようと伝えます。
リベリーは小さく、やっぱり…と呟きました。
当主様、とランに呼びかけ、ラチア公爵を辞めたら我が商会に来ていただけないかと勧誘したのです。
最高の待遇を約束するというリベリーの言葉に、ランは本気にしていないような笑顔を返しました。
皇太子の策
一方、皇宮では皇太子が棚を蹴って八つ当たりしていました。
クソッと毒づきます。
恥ずかしくて舞踏会にも行けないじゃないかと歯を食いしばりました。
ただでさえ両陛下に小言を言われたばかりだった皇太子は、ミロ公爵まで自分に物申したことが気に食わなかったのです。
私は皇太子だぞ!と、ここにはいない人物への怒りを募らせます。
舌打ちすると、それよりあの小僧から連絡はないのかと側近に尋ねました。
ユスタフとか言ったなと思い出します。
せっかくお膳立てしてやったのに呆れた奴だと皇太子は考えていました。
しかしそこで閃きます。
皇帝に直接頼んでみようと皇太子は思ったのでした。
陛下に会いに行くからもたもたするなと皇太子は側近を怒鳴りつけ、急いで部屋を出ます。
皇太子はさっそく皇帝の前に立っていました。
高台の椅子に座る皇帝は、何事だと尋ねて息子を見下ろします。
ラチア公爵家を仲違いさせる策があると皇太子は皇帝に伝えました。
ラチアを?と聞き返す皇帝は、皇太子の思惑通り気になったようです。
急拡大するラチアの富を、父も欲しがっているはずだと皇太子はふんでいました。
この提案は絶対に断れないだろうという自信があったのです。
案の定、皇帝は話してみるよう皇太子に告げました。
ニヤリと笑った皇太子は…?
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緑陰の冠45話の感想&次回46話の考察予想
リベリーとランがいい関係を築いていて嬉しくなりました。
現公爵を商会に勧誘するなんて前代未聞ですが、リベリーはやや本気だと思います。
ただ、ランは本気とは受け取っていなさそうですね。
皇太子がユスタフとランの仲違いを目標にしたようなので、ランたちが心配です。
皇帝と皇太子はどんな話をしたのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『緑陰の冠』45話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- リベリーの厚意により、ランは極秘で新しい身分を作ってもらえることになりました。
- 契約延長について話し合い、公爵をやめたら商会へ来てほしいと勧誘するリベリーの言葉にランは笑います。
- 皇太子は、ラチア公爵家を仲違いさせる策について皇帝に伝えました。