漫画「彼女と野獣」は原作maginot先生、漫画Hongseul先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「彼女と野獣」22話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
彼女と野獣22話の注目ポイント&考察予想
バーノン男爵は処刑され、エリーゼは大公領を去った後、アスティナが獣の姿のテリオッドを屋内で遊ばせるネタが切れそうだと梅雨を憂いていると、オリバーがバーノン男爵から没収した財産リストを持ってきます。
続けてオリバーは、バーノン家がエリーゼの処遇について邸宅で抗議しているとアスティナに報告しました。
不服なら余罪も洗いざらい追及すると伝えるようにオリバーに命じるアスティナ。
そこに、侍女が来客を知らせに来ました。
彼女と野獣22話のネタバレ込みあらすじ
4日後、バーノン男爵の処刑は決行され、エリーゼは大公領を去りました。
その2日後、梅雨時期に獣の姿のテリオッドと屋内での遊びばかりしていたアスティナは遊びのネタが切れてきて対策を考えます。
オリバーから書類を受け取ったアスティナは、バーノン男爵が着服した財産の多さに驚きました。
バーノン家の抗議
エリーゼの処遇が気に喰わないバーノン家の者たちが財産目当ての詐欺だと抗議しているとオリバーから報告を受けたアスティナ。
アスティナは、不服ならバーノン男爵の余罪も追及することと、男爵からの贈り物の効果が知りたければいつでも教えると伝えるようにオリバーに告げます。
オリバーはアスティナのことを、仕えるものには慈悲深く、逆らうものには無慈悲で厳しい人物であると評価していました。
そのことを見抜けなかった愚かな家臣はアスティナに逆らい、己の命を縮めています。
執務室を訪れた侍女が来客を知らせましたが、事前に届いた手紙はありません。
土砂降りの嵐の中誰が来たのかとオリバーとアスティナは顔を見合わせました。
嵐の中の訪問者
大公邸の応接室にはびしょぬれのベンジャミンとヒセン卿がいました。
偶然宿で出会い一緒に来たという話をアスティナは愉快な偶然だと楽しそうに聞きます。
雨の中来たことを労うアスティナに、それよりもどういうことかを説明して欲しいと頼むベンジャミン。
アカデミーや首都の人々と同じように、ベンジャミンはアスティナが生きていたとしても無事では済まないだろうと思っていました。
心配で急いで駆けつけたベンジャミンは、アスティナがもう完璧に溶け込んでいるように見え、複雑な表情でアスティナを見つめます。
ヒセン卿はアスティナにまた飲んだくれていたようだと指摘され、アスティナの結婚が急な話でショックだったと恥ずかしそうに話しました。
吐きそうになっているヒセン卿に外の風に当たってくるようにアスティナが促すと、彼はベンジャミンとアスティナに話を続けるように伝えながら席を外しました。
ベンジャミンが心配して来てくれたことを感謝するアスティナ。
婚姻は強引なものだと思っていたと打ち明けるベンジャミンに、カンナにとってはそうでも自分には悪くない取引だったとアスティナは話します。
閉じ込めるのもかわいそうだと執務室にそのままにしているテリオッドのことが気になるアスティナ。
アタレンタ大公家に嫁いでから1か月経過し、いつの間にか目の届くところにテリオッドがいない時になるくらいに情が湧いているアスティナは、ベンジャミンとの話の途中で深刻な表情で考え込みます。
その表情を見て、もし望まない結婚なら必ず救い出すと真剣な表情でベンジャミンはアスティナを見つめました。
アスティナはその言葉に、ただの準男爵がどうやって助けるのかと純粋な疑問をぶつけます。
アスティナが望むならどんなことでもしてみせると話すベンジャミンの言葉にぽかんとした表情をしてしまうアスティナ。
まさかベンジャミンが自分に恋心を抱いているのかと思ったアスティナは、憶測で恥をかかせるわけにはいかないとベンジャミンに友としての言葉かどうかを尋ねました。
彼女と野獣22話の感想&次回23話の考察予想
着実に獣の姿のテリオッドを調教しているアスティナですが、1か月でだいぶ情が移っているようですね。
ほとんど一緒に過ごしているでしょうし、梅雨時期で屋内でもネタ切れになるほど遊んであげているようなので当然かもしれませんが、完全に飼い主とペットの関係です。
ベンジャミンとヒセン卿が到着してアスティナも嬉しそうでした。
ベンジャミンは友としてか確認するアスティナにどう答えるのでしょうか?
アスティナに好意を持っているようにも見えますが、うまく本心を隠しそうでもあります。
まとめ
今回は漫画『彼女と野獣』22話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- バーノン男爵は処刑され、エリーゼは大公領を去る。
- バーノン家の者たちが、エリーゼの処遇について抗議の声を上げていると報告するオリバー。
- 余罪の追及や毒の効果をいつでも教えると伝えるようにオリバーに命じるアスティナの下へ、来客の知らせが入る。
- 嵐の中訪問してきたのはベンジャミンとヒセン卿だった。
- 酔って体調を崩したヒセン卿が席を外し、アスティナはベンジャミンに心配して駆けつけてくれたことを感謝する。
- ベンジャミンとの会話の途中、アスティナはテリオッドのことが気にかかり深刻な表情で考え込んでしまう。その様子を見て、婚姻がもし望まない者であれば何としても自分が救い出すと話すベンジャミン。
- ベンジャミンの真剣さに、アスティナは思わず友としてかどうか確認する。