怪物公爵と契約公女ネタバレ39話(ピッコマ)貴族裁判閉廷!レスリーが神力を弾く問題を解決したのは!?

漫画「怪物公爵と契約公女」は原作MinJakk先生、漫画Liaran先生の作品でピッコマで配信されています。

 

サルバトール公爵家に有利に進んできた貴族裁判!

最後の問題、なぜレスリーは神力を弾くようになってしまったのか!?

高位司祭の思惑は一体?国の法律、保護法が仇になってしまうのでしょうか?!

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今回は「怪物公爵と契約公女」39話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。

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怪物公爵と契約公女39話の見どころ・考察予想

ゴジさん
怪物公爵と契約公女39話のネタバレがいち早く知りたい方はこちらをクリックして飛ばすガオ。

 

家族の一員になりたいと願った少女が絶望から抜け出し運命に立ち向かうお話です。

橋の上にある建物、そこに一人の少女が引きずられていきます。

どう見ても恐ろしい結末しか想像できない状況に少女は必死に家族に助けを求めますが、非情な彼らは助けるどころか早く閉じ込めるよう指示をするだけ。

閉じ込められた少女は火がつけられたことに絶望を覚えますが、闇の中から助けを求める声や怨嗟の声が聞こえてきたと同時に少女は闇の力によって外に放り投げられたのでした。

 

ルーガディウス帝国は上流貴族には神力や魔力、精霊術などを持つことで家紋を継いでいます。

レスリーが次女として生まれたスペラード侯爵家も代々闇の力を有している家系でしたが、1000年ほど前から力を持つ子が生まれなくなってきており、衰退の一途を辿っていました。

それを補うために密かに引き継がれていた儀式、それがレスリーが火によって殺害されるところだった生贄の儀式だったのです。

長子が金髪、次子が銀髪の際、次子を生贄に捧げることで長子に闇の力が宿り家系は続いていける、もし生贄が銀髪でなければ使用人扱いとして育てられていたのです。

 

この件で、家族の愛を得られず、一員にもなれないと悟ったレスリーは、家族に見切りをつけて家を出る覚悟を決めました。

ルーガディウス帝国には、全ての子供は親の保護下にて育つこと、という法律があるため、それを何とかするためにある一家に養女として受け入れて欲しいと交渉をするのでした。

その一家とは、皇室よりも前に存在していたという怪物一家、サルバトール公爵家でした。

サルバトール公爵は虐待され続けてきて12歳とは思えない小さな体に粗末な服を纏うレスリーの様子や、その闇の力の膨大さに驚き、更に憎しみや怒りを湛えた瞳に惹かれます。

その力をサルバトール公爵家のために使うと宣言をした彼女を養女とする契約を交わしたのです。

 

しかし、簡単に養女にする手続きが済むわけもなく、スペラード侯爵家の反発も考え一度レスリーは自宅に帰る事になりました。

自宅では、今までのおどおどした態度から一変したレスリーに戸惑う使用人や憤る家族たち。

レスリーが闇の力を得たと確信していたスペラード侯爵は、神殿に向かうレスリーの馬車に油を染み込ませて火を付けるという恐ろしい計画を練り、実行したのです。

闇の力の確認、更に死亡したならそれでもかまわないというスペラード侯爵の考えは、偶然通りかかったサルバトール公爵家の長男、ベスラン率いるリッツェ騎士団の人々によって失敗します。

彼らは無事にレスリーを助け出し、サルバトール公爵家で保護することになったのでした。

 

レスリーは今まで経験のなかった人の暖かさや思いやりなどを知り、公女としての作法や魔術の勉強などをさせてもらえ、幸せな生活を送っています。

しかし、一方でこの幸福は長く続かないかも知れない、サルバトール公爵家の人々に迷惑をかけるかも知れないと悩む日々でもありました。

 

彼女の悩みは的中していました。

娘をサルバトール公爵家に保護されたという事実にスペラード侯爵はサルバトール公爵に娘を返せと文句を言いに行きますが追い返され、そのことにより貴族間でも白い目で見られることになります。

屈辱を覚えたスペラード侯爵は、レスリーを取り戻すこととサルバトール公爵家に一泡吹かせることに躍起になり、貴族として屈辱的な裁判、貴族裁判を起こすことを決めたのでした。

 

貴族裁判とは、裁判にかけられることすら不名誉な裁判であり、敗訴した際は爵位剥奪など、貴族にとって死よりも絶望的な罰を与えられるというもの。

その裁判を開催させるため、自分に支援してくれるマディア太后に願い出て、長女のエリーには婚約者であるアーレンド王子にも頼むよう指示をします。

 

スペラード侯爵本人以外にマディア太后や王子にまで裁判の開廷を頼まれた皇帝はそれらを無下にすることも出来なくなり、旧知でもあるサルバトール公爵本人と話をすることにしました。

彼女との会話にて、スペラード侯爵家の裏の顏やレスリーに対する虐待の数々を知り、サルバトール公爵本人の願いにより、貴族裁判を開廷することを決定したのです。

 

神と家紋に誓って嘘偽りのない証言をする、と宣言を両家がしたところで裁判が開廷しました。

しかし、当然スペラード侯爵は嘘の証言、偽の証人、偽証した手紙などを次々と証言します。

死人さえも利用し、不利になるとスペラード侯爵夫人を利用し彼女の矜持さえも傷つけるスペラード侯爵。

更に、レスリーがサルバトール公爵側の意見を言うのは魔法師であるルーエンティが洗脳しているのだろうと言い出し、魔力を使われていると神力を弾くということから、高位司祭に神力を使ってもらって試しました。

すると、何故かレスリーは神力を弾くようになってしまい、驚愕と絶望の中、一度裁判は休廷しました。

 

一人、別室に通されたレスリーは自分の身体に起こった異変への不安と、自分のせいでサルバトール公爵家の人たちに迷惑が掛かってしまった、そう思うと苦しくて仕方ありません。

幸せになれると思ったのに、そう泣くレスリーの元に、コンラッド卿がやってきてくれました。

彼は証言台に上がる資格はないけれど、あなたを守るから、と優しい言葉をかけてくれました。

コンラッド卿に力づけて貰い、再開した裁判所に戻るのでした。

 

再開した裁判はサルバトール公爵家の証言から開始します。

サルバトール公爵家はルーエンティが証言台に立ちました。

神殿と共同作成した映像石により、馬車の火事の映像を公開し、更にスペラード侯爵の弟、ロベルト・パイロン・スぺラードを呼びます。

彼はスペラード侯爵とその父に日常的に虐待を受け、最後は馬車の事故に見せかけて殺されかけたことを証言しました。

これらの証言によりスペラード侯爵の偽装は浮き彫りになりますが、レスリーに高位司祭が仕掛けた神力を弾くという問題だけが残ってしまいました。

国の法律である保護法が今、スペラード侯爵の唯一の勝機でした。

 

 

子供のための法律が仇となって虐待されている子供を地獄のような家に戻さないといけないかも知れない。

皇帝も以前法律改善を考えないといけないと言っていましたが、今回の裁判ではまだそれが適応できません。

高位司祭はきっと、マディア太后の指示での行動なのかもしれませんが、子供を傷つけるような方法で裁判を勝とうとする姿勢は許せませんね。

次回はいよいよ裁判の結果が出るのではないでしょうか。

この危機をどう乗り越えるのか、楽しみですね!

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怪物公爵と契約公女39話のネタバレ込みあらすじ

神力を弾くようにされてしまったレスリーを救った人物は!?

スペラード侯爵は、保護法により裁判が長引けば実父が有利と悟り、意気揚々と説明をし始めます。

弟が遺伝病を患い時折意識を失って暴力的な言動を見せるため必要に応じてムチを振るっていた、レスリーも似たような症状を見せていたため、訓育のためにしていたことだと言い出しました。

ルーエンティが魔法師たちに力を借りたところでルーエンティの味方に付いていると言われて終わってしまうことを予測できることから沈黙していると、スペラード侯爵はサルバトール公爵を煽りだします。

しかし、サルバトール公爵は自分が出たらあなたが不利になるだけだと冷静に返します。

裁判の流れは後日という流れになりそうだったその時、一人の青年が入廷してきました。

それは真実を知ってるにも関わらず沈黙を貫くことは神に反すると告げたコンラッド卿でした。

彼はサルバトール公爵とルーエンティ魔法師の名誉の為に証言に立つことを願い出ますが、スペラード侯爵はそれを許しません。

ならばと、コンラッド卿はレスリーに神力を使うことを許可してほしいと願い、逆にコンラッド卿の神力さえも弾くなら問題ないだろうと許可をしました。

当然神力を弾くようにされたことを知るコンラッド卿は、レスリーに神力を与えることに成功し、ごく稀に高位司祭の神力に耐えられない方々がいる、と証言しました。

そんな話は聞いたことがないという人々の声に、コンラッド卿は冷静に神殿の記録にも一行程度しか記されていないため自分も最近知ったのだと伝えました。

レスリーが体が弱いことはすでに証言されているスペラード侯爵は返す言葉もなく、皇帝の判断で裁判の決議が下ります。

スペラード侯爵はサルバトール公爵が娘を連れ去ったと主張していたが、実際はスペラード侯爵から逃げるためにサルバトール公爵に救いを求めたように見える、そう告げると他の貴族たちも異論はないとの返答があり、裁判はサルバトール公爵家の勝訴で終了しました。

 

敗訴により賠償金や名誉の失墜にショックを受けるスペラード侯爵の前に、レスリーが立ちました。

もう家に戻らないと言いました、父であることも今日が最後、自分はもう、レスリー・スぺラードではない、レスリー・サルバトールだと宣言します。

そんなレスリーにスペラード侯爵は自分の娘だと掴みかかろうとした瞬間、サルバトール公爵が立ちふさがり、彼の手を掴みました。

私を敵に回せば後悔することになると警告したと、冷たく言い放つのでした。

 

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怪物公爵と契約公女39話の感想&次回40話の考察予想

レスリー・サルバトール公女の誕生!

コンラッド卿の機転により、スペラード侯爵が散々主張していたレスリーは体が弱い、という証言が仇となって強すぎる神力を弾く人がいると証明されました。

コンラッド卿の腕が震えてしまっていることで、彼があの衝撃を引き受けたように見えます。

彼がそこまでしてレスリーを守ろうとしたのは同情だったのでしょうか。

彼の思いは不明ですが、そのお陰で一気に裁判が閉廷する方向へと進みましたね。

この後、スペラード侯爵家は賠償金や爵位剥奪などの罰があるのでしょう。

やっとあの地獄から解放されて本当によかったと、心底思ってしまいますね。

この後は物語はどう進んでいくのでしょうか。

今後の展開が楽しみです!

まとめ

今回は漫画『怪物公爵と契約公女』39話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

スペラード侯爵が私利私欲の為に開廷を願った裁判が今、彼の敗訴により終了しました。

レスリーにとって、マディア太后という問題はまだ残っているようですが、一先ずはあのスペラード侯爵家から逃れられたこと、スペラード侯爵家に罰が下ることにホッとしています!

 

≫≫次回「怪物公爵と契約公女」40話はこちら

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