漫画「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？」は原作手島史詞先生、漫画板垣ハコ先生でピッコマ漫画で配信されています。
今回は「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？」21章を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
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魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？21章の注目ポイント＆考察予想
フォルの家出、あっさり見つかるが…！
前回聖騎士のシャスティルに対し悪い人間じゃないと思いながらも、復讐心も忘れられず苦しむフォルの描写がつらかったですね。
今回はザガンの城をこっそり抜け出したフォルがどこへ向かったかがわかります。
ザガンもさすが養女にしただけあって、すぐにフォルの行へはわかるのですが、そこにさらに別の人物が現れて、簡単には一緒に帰れない事態になります。
ザガンの親としての振る舞いや、城に残されたシャスティルについても注意しつつ先へと読み進めていきましょう。
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？21章のネタバレ込みあらすじ
フォルが向かった先は？
ザガンの城を抜け出したフォルは一人、魔王殿の前にいました。
フォルは魔王殿には聖騎士を殺せる力があると思ったからです。
しかしフォルが魔王殿に入ろうとした、その瞬間背後からヒュランデルが声をかけてきました。
フォルはヒュランデルの顔と聖剣に見覚えがありました。
父の死んだ日に遺体のそばにあったものです。
フォルはとっさに襲い掛かり、ヒュランデルはそれに応戦し、あわやフォルの首がはねられるか！という瞬間。
ザガンが余裕の笑みで乱入し、聖剣を受け止めるのでした。
ヒュランデルとザガンの戦いが始まる！
娘であるフォルを守るため、ザガンはヒュランデルと戦うことになりました。
ヒュランデルはフォルがザガンの娘と知るや、それなら命懸けで守るのもわかる、と意味深な悲しい表情をするのです。
ヒュランデルは聖剣を極めたものだけが使える「浄化の焔」をまとい、ザガンの魔術を分解し、無効化しました。
しかしザガンも黙ってやられることはありません。
すぐに聖剣用に特別に準備していた魔法陣「天鱗」で応戦します。
その「天鱗」もヒュランデルの三撃で壊されてしまい、ヒュランデルがザガンに剣を振り下ろしに来ます。
しかし、ザガンも「浄化の焔」のないヒュランデルに別の魔法で応戦、ヒュランデルは遠くまで殴り飛ばされてしまうのでした。
500人の魔術師を殺した男にしては弱すぎる、とザガンは不思議に思いつつも、これでヒュランデルは立ち上がってこないだろうと思います。
そんなザガンの考えを裏切るように、血だらけになりながらもヒュランデルは再度ザガンに挑んでくるのでした。
城に残ったネフィとシャスティル
ザガンをフォルのもとへ転移させた後、城に残るように言われたネフィ。
そのネフィの部屋へシャスティルがやってきました。
シャスティルは事情をきくと、すぐにでもザガンのもとへ行きたいと思いますが、聖騎士としての自分の在り方を考えると、前に進めません。
シャスティルは、落ち込みながらネフィにザガンのもとへ行かないのか？と尋ねると、ネフィはここで待つように命じられたからと答えます。
そんなネフィに対し、シャスティルは少しためらいながらも、うらやましいという気持ちを伝えるのでした。
愛し、愛され、お互いに受け入れている関係がうらやましい、と心の中で思うシャスティル。
しかしネフィはその言葉に、自分こそシャスティルがうらやましい、と意外な答えを返すのです。
ネフィとシャスティルの友情
シャスティルは自分の何がうらやましいのかわかりません。
しかしザガンの帰りを待って、お帰りなさいを言うことが自分の使命だと思っているネフィは、シャスティルのように、ともに戦うことができない自分を歯がゆく思っています。
シャスティルは、自分は聖騎士だから、ザガンと敵対したくないといっただけで、教会に暗殺されそうになった、と泣きながら嘆きます。
そして、シャスティルは、本当はザガンと一緒に戦いたかったんだ！と泣きながら叫ぶのです。
ネフィは、この言葉を引き出すために、シャスティルの話を受け止めていたのです。
シャスティルは、魔術師の敵であるはずの自分をネフィが慰めてくれたことが不思議でなりません。
そんなシャスティルにネフィは、友達だからと笑って言葉をかけてくれるのでした。
そして、決心のついたシャスティルは、ネフィの転移魔法で、ザガンのもとへと向かうのです。
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？21章の感想＆次回22章の考察予想
フォルがすぐに見つかってひとまず安心しました。
フォルの心の傷はいえていないうえに、フォルの記憶の中にあった親の仇の姿が、ヒュランデルそのものだったことも、今後の不安材料です。
ザガンはもちろんヒュランデルに負けることはないと思うのですが、ヒュランデルが弱すぎることに疑問を感じているので、ヒュランデルとの戦いもまだまだ続きがありそうですね。
一方城に残されたネフィとシャスティルは、お互いがお互いをうらやましく思っていることがわかりましたね。
それを告白するということは、ザガンを取り合って三角関係になる？！と思いましたが、二人とも純粋に「ザガンを支えたい」「ザガンと戦いたい」という気持ちがあったため、恋愛的な話にはなりませんでした。
ザガンもネフィも奥手なので、周りが両想いなのはわかっていてもなかなか進展しません。
二人がくっつくのに時間がかかっているうちに、シャスティルが自分の気持ちに整理をつける展開になりそうですね。
まとめ
今回は漫画『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい？』21章の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- フォルは魔王殿で聖騎士を倒す力を探しに来たが、つけてきたヒュランデルと対峙し、殺されそうになる。
- 追いかけてきたザガンがフォルを守るため、ヒュランデルと戦い始める。
- 城に残されたシャスティルはネフィに慰められ、ザガンと戦うことを決意する。
