
漫画「彼女と野獣」は原作maginot先生、漫画Hongseul先生の作品でピッコマで配信されています。
今回は「彼女と野獣」1~6話を読んだので、見どころやネタバレ込みあらすじ、考察予想や読んだ感想をご紹介します。
彼女と野獣1~6話の注目ポイント&考察予想
300年前、少数民族アレタ人がブランチェ王国から侵略され、生き残った一族はレタと名乗りました。
流浪の民として芸で生計を立てたレタは、一つの文化として定着するようになりましたが、レタ一族はブランチェ王国に利用されてしまいます。
唯一の生き残りのマティーナは、自分達を陥れたブランチェ王国の第1王子ワルドに復讐を果たそうと、牢で助けた第2王子のテオドールと取引しました。
復讐を果たしたマティーナは、王家の守護者として名を馳せます。
しかし、その8年後、マティーナが25歳の時にテオドールの謀略により再びレタは反逆者に仕立て上げられました。
マティーナはテオドールを討ち取り、大陸全土を征服してカラベラを建て、マティーナ・オーウェン・ド・レタ・カラベラと名に刻まれ、帝国統一を果たした忠臣エルシアに帝位を譲ります。
そして死ぬまで子を持たず、レタ一族の系譜はそこで終わりを迎えるというのが、現在に伝わる歴史としてアカデミーでは教えられていました。
授業中にボーっとしていたアスティナは、女性教師に教科書にないことまで質問されることに。
彼女と野獣1~6話のネタバレ込みあらすじ
第1話 テオドールに取引を持ち掛けるアスティナ
アレタ高原に住む少数民族アレタ人は、300年前にブランチェ王国に侵略され住んでいた土地から追い出されました。
一族の生き残りはレタと名乗り、流浪の民として国々を彷徨いながら芸で生計を立てます。
迫害の記憶は薄れていき、レタは一つの文化として定着しましたが、ブランチェ王国に利用され忌むべき敵に仕立て上げられてしまいました。
第1王子ワルド・ジョン・ブランチェは、後継者の座を狙う腹違いの弟を排除するため、目障りだったレタを巻き込んで両者を破滅させる目論見でマティーナを利用しようとします。
300年前の悲劇がより残忍で容赦ない方法で繰り返されようとしていました。
第2王子と魔女の一族レタが結託して反乱を起こしたとして、第1王子であるワルドが後継者として新国王陛下となります。
ワルドのことを実の弟のように思っていたのに、牢に入れられてしまう第2王子のテオドール・ション・ブランチェ。
そこへマティーナが現れ、牢から助ける代わりに自分に力を与えるように取引を持ち掛けました。
テオドールにはもう何の力もないようですが、アスティナはテオドールの配下になり一族の無念を晴らしたいと主張します。
数百年の時を超えた縁がここから始まるのでした。
第2話 マティーナの復讐
数日後、新国王の即位を祝う式典の最終日に、玉座に座るワルドから剣舞を披露するように命じられるマティーナ。
彼女の前に放り投げられたのは、マティーナの母である魔女オーウェンを切った剣でした。
会場の貴族たちは笑いものにしており、ワルドは肩を震わせるマティーナを見て、野生の獣も生死の前では大人しくなるとニヤリと笑います。
震えながら剣を取ったマティーナは、周りが感嘆の声を上げるほど見事な剣舞を披露しますが、舞いながら突然近くの兵士を斬り捨てました。
驚いた人々が逃げ惑う中、マティーナを殺すようにワルドが命じます。
しかし、逃げ道を塞ぐように現れたテオドール率いる兵士たちにより扉から逃げることはできません。
次々に兵を倒していくマティーナに目をやり、テオドールは牢でのやりとりを思い返します。
レタの剣舞は人を切るために研ぎ澄まされた刃だとマティーナは言い、テオドールに従う勢力にワルドの前で剣舞を踊れるように根回しを頼みました。
それを受け入れたテオドールはマティーナを配下に加えましたが、いくら優れた剣士だとしてもワルドの兵は多く、生きて戻ることはないだろうと会場の扉を閉めてしまいます。
逃げようとする貴族たちも一緒に、誰一人として外へ出すことなく会場を閉め切ったテオドール。
マティーナの力強い目が脳裏を離れませんが、彼女を捨て駒にし、この事件は魔女の最期のあがきとして終わらせようと考えます。
2時間後、会場からは何も聞こえなくなり、不審に思ったテオドールは兵に扉を開けるように命じますが、それよりも早くマティーナが内側から扉を蹴り開けました。
第3話 女帝マティーナ
会場の中は兵士が青ざめるほど倒れている人でいっぱいでした。
200をゆうに超える人数をマティーナがたった一人で制圧したことに驚くテオドール。
マティーナはガタガタと震えておびえるワルドの下へと近付きます。
ワルドは命乞いをしますが、マティーナは冷たい目を向けるだけでした。
テオドールの姿を見つけたワルドは魔女に殺されそうだと助けを求めますが、マティーナはテオドールの前に跪いてワルドの首を与えるように乞います。
テオドールが許可を出し、マティーナは一族の復讐を遂げました。
短いワルドの時代が終わり、テオドールが新たな王に即位します。
マティーナは侯爵位を与えられ、マティーナ・オーウェン・ド・レタの名を授かりました。
レタ一族は先王の謀略に巻き込まれた憐れな犠牲者となり、最後の末裔マティーナは王家の守護者として名を馳せることに。
しかし、悲劇は終わらず、8年後、マティーナが25歳になった年、王の謀略により再びレタは反逆者に仕立て上げられました。
マティーナは強力な後ろ盾を得て本城に攻め込み、テオドールになぜ裏切ったのか問いかけます。
最後まで利用したことを詫びるテオドールを、アスティナは涙ながらに討ち取りました。
多くの者たちはマティーナを称えましたが、テオドールが見計らったように死を迎えたと一部の学者たちは疑問を抱きます。
その理由について、王が生前マティーナを愛したという説もありますが、仮説に過ぎません。
その後、大陸全土を征服して帝国カラベラを建てたマティーナは、マティーナ・オーウェン・ド・レタ・カラベラと名に刻まれ、帝国統一を果たし、忠臣エルシアに帝位を譲りました。
死ぬまで子を持たず、レタ一族の系譜はそこで終わりを迎えます。
こうして、カラベラを名乗ることが許されたのは女帝マティーナただ一人でした。
アカデミーの教室内で生徒が授業を聞いている中、アスティナは一人だけ外を眺めており、女性教師から名前を呼ばれます。
第4話 優秀なアスティナとカンナの思い出
私立ベラチェアカデミーは、カラベラ帝国最高学府で各地から秀才たちが集まる学校です。
進級時に合格点に満たない生徒は留年となり、2回目の留年で即刻退場になるほど厳しいその場所で、アスティナは平均点を優に超える成績で進級試験に受かっていました。
女性教師は授業を聞いていなかったアスティナが試験でも小細工でもしているのだと思い、その鼻をへし折ろうと教科書に載ってないことまで質問します。
ざわつく生徒たちの前でアスティナが正確に質問に答えていくと、女性教師は今度の研究で貴重な意見を参考にしたいと顔を引くつかせました。
歴史学の権威である女性教師が、女帝マティーナがテオドール王と最後に交わした談話についてアスティナの意見を求めます。
厄介なことになったと思ったアスティナは、マティーナはテオドール王を愛していたからだと答え、クラスメイトからは笑いがもれました。
授業の終わりを告げる鐘が鳴り、生徒たちは女性教師を置いて教室から一斉にいなくなります。
廊下を歩きながら、アスティナは姉のカンナに授業中の態度について指摘されました。
並んで歩みを進めながら、カンナは自分たちが小さい頃を思い返します。
アスティナは他の子供より話始めるのも早く、これまでに何が起きたのか知る必要があると難しい歴史書を山のように積んで読んでいました。
両親はアスティナに早くから礼儀作法を教えましたが、3日後には完璧な姿を披露します。
2歳下の妹と同じペースで授業を受けることになったと思ったら、アスティナはすぐに完璧にこなしてしまい、カンナはすっかり自信を無くして部屋に閉じこもってしまいました。
その夜、アスティナがやってきて、10歳とは思えないほど厳しく大人っぽい表情でカンナに助言します。
第5話 幼い頃の約束とカンナ宛の手紙
カンナが14歳、アスティナが12歳になった頃、カンナは父の護衛騎士になったヒセン卿がアスティナのことを師匠と呼び、剣術の稽古をつけてもらっている場面に遭遇します。
思わず隠れるカンナをすぐに見つけ、アスティナは内緒にするように頼みました。
アスティナはカンナに、本当に危険なことは弱くなることだと助言し、1か月分のデザートを条件に秘密にするようお願いします。
閉じこもっていた部屋から出た時も、剣術訓練を目撃した時も、カンナはアスティナの言葉が理解できませんでした。
昔からお年寄りみたいな言葉遣いだったと思い出を振り返り、カンナはアスティナにオクタヴィア先生にちょっかいを出すのをやめるように注意します。
カンナには信じられないかもしれないが、テオドール王と女帝マティーナのラブストーリーを心から信じているのだとアスティナは反論しました。
女帝マティーナの名前について侯爵だった過去を消そうとしなかったのはなぜか問われ、カンナは意味なんて考えたことがなかったと頭を悩ませます。
アスティナはテオドールから授かった名を捨てたくなかったのだと結論付けました。
女帝マティーナにそこまで詳しいと知らなかったと言うカンナに、本人を除けば誰よりも詳しいかもと答えるアスティナ。
そんな談笑する二人の下へ、レイチェルが血相を変えて駆け寄ってきます。
そのただならぬ雰囲気に圧されたカンナがどうしたのか問い、その横でアスティナはレイチェルが持っていた数枚の紙をサッと引き抜いて内容に目を通しました。
レイチェルは間違えてカンナ宛の手紙を開けて読んでしまったと言い、手紙に目を通したアスティナも暗い表情に。
カンナが二人に手紙の内容を問いただすと、レイチェルはカンナがアタレンタ大公と婚姻を結ぶことになったと伝えました。
アタレンタ大公とは怪物テリオッドのことです。
カンナの表情は絶望に染まりました。
第6話 アスティナとカンナの2人の時間
手紙は母からカンナに宛てたものでした。
数日前に父の貿易事業が大きな危機に見舞われ、取引先のアタレンタ大公家がカンナが婚姻を結ぶことを条件に債務を肩代わりしてくれることになったのです。
婚姻は1週間後なのでできる限り早く家へ戻ってくることと謝罪が書かれており、読み終えたカンナは家に帰らないといけないとその場を立ち去りました。
アタレンタ大公家とは、ブランチェ王国初代から続き、女帝マティーナがカラベラ帝国を建国した後も最後まで彼女に忠実に仕えた家門です。
本来なら弱小家門のレテ伯爵家は関係を築くこともできないような由緒正しい名門でしたが、大公家は1つの深刻な問題を抱えていました。
美しい容姿で称賛されていた当主のテリオッド・ヴァン・アタレンタ大公が、いつからかヘビの目に毛皮をまとった怪物になったというのです。
人を八つ裂きにするという噂を知らぬ者はいません。
そんな怪物と結婚しろということは、死刑宣告と同じようなものでした。
荷物をまとめているカンナは、ちょっと変わり者かもしれないアスティナを愛していると伝えます。
二人は抱き合い、アスティナはカンナに行かないように言いますが、首を横に振るカンナ。
貴族令嬢が皆、死を覚悟して結婚したりはしないのだと静かに言うアスティナの言葉に、カンナは家門が滅びたら不幸になるのは自分1人だけじゃないのだと涙を流しました。
アスティナはカンナの命よりも大切なことか問いかけます。
名誉を捨てて生きていける人はいないのだと答えるカンナに、アスティナはそんなカンナだから好きなのだと笑いました。
今日はもう遅いから明日の朝続きを話そうと提案するアスティナの手を、カンナは握り返します。
その日の夜、アスティナとカンナは10年ぶりに同じベッドに2人並んで寝ることに。
幼い頃にカンナが怖い夢を見るとアスティナが隣にきて一緒に寝ていましたが、この歳で一緒に寝ることになるとは思ってもいませんでした。
それも今日で最後なのだと思うと、カンナの涙は止まりません。
背を向けて泣いているカンナの方を見ながら、アスティナはカンナを行かせたりなんかしないと心に決めるのでした。
彼女と野獣1~6話の感想&次回7話の考察予想
300年前からのレタ一族の話からマティーナの建国まで、歴史をなぞる物語から始まりましたね。
マティーナとテオドールの出会いが縁の始まりのようですが、今後どう関係していくのでしょう?
テオドールが見計らったように死を迎えたと学者が疑問に思っていたというのも気になります。
マティーナに最後まで利用したことを詫びる場面もありましたし、テオドールは何か思惑があったのかもしれません。
そしてこの一連の出来事が歴史の授業だったことにも少し驚きました。
カンナ宛の手紙で一気に展開が変わってきましたね。
怪物に嫁ぐことになりカンナは気丈に振る舞っていますが、愛されていた親に死刑宣告のようなものをされるというのは、本人も親もどれほど苦しいことなのか考えるだけで胸が痛みます。
アスティナはカンナを行かせないように決意していましたが、いったいどうやって止めるつもりなのでしょうか。
まとめ
今回は漫画『彼女と野獣』1~6話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。
ざっとストーリーをまとめると・・。
- ワルドの謀略により牢に捕らえられたテオドールの下へマティーナが現れ、取引を持ち掛ける。
- テオドールの配下となり復讐を果たしたマティーナは、王家の守護者として名を馳せた。
- その8年後、テオドールの謀略により再びレタは反逆者に仕立て上げら、マティーナはテオドールを討ち取る。
- マティーナは大陸全土を征服してカラベラを建て、帝国統一を果たすと忠臣エルシアに帝位を譲り、カラベラの名を持つ唯一の女帝として今も名を残す。
- 授業中にボーっとしていたアスティナは、女性教師に教科書にないことも質問されるがすべて答える。授業が終わると姉のカンナと談笑しながら移動するアスティナ。
- カンナがアスティナとの小さい頃の思い出を思い出していると、レイチェルが血相を変えてカンナ宛の手紙を持ってくる。そこにはアタレンタ大公の下へカンナが嫁ぐように書かれていた。
- 自分が行かないといけないのだと言い涙を流すカンナと、カンナを行かせたくないアスティナ。
- 2人はその晩、久しぶりに一緒に寝ることにした。