
漫画「外科医エリーゼ」は原作yuin先生、漫画mini先生の作品です。
誕生祭では、皇太子リンデンとエリーゼの婚約発表が予定されていました。
しかし、生まれ変わったエリーゼは医者になることを決意し、辞退を申し出ています。
皇帝との賭けがあるため、婚約発表はないと思っているエリーゼは、数日後に行われる医師資格試験に向けて勉強に勤しむのでした。
しかし、病院勤務と勉強で疲れが溜まっていたエリーゼは、誕生祭当日に高熱を出してしまい・・・。
今回は「外科医エリーゼ」の30話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
外科医エリーゼの【30話】の考察予想
熱でふらふらになりながらも、皇帝の祝辞だけは、と誕生祭には出席したエリーゼ。
婚約発表もないはずだと、悠長に構えています。
会場で、リンデンと目が合ったような気もしますが、気のせいだと思うエリーゼ。
金髪碧眼の青年、ロンがリンデンだと知らないエリーゼは、皇太子との接点はそれほどないと思っているから当然かもしれません。
会場では前世のことがいろいろ思い出され、懐かしくもあり、複雑な思いがよぎるのでした。
外科医エリーゼ【30話】ネタバレあらすじ
朝、ベッドの中で高熱を出して辛そうなエリーゼ。
風邪をひいてしまいました。
クロレンス侯爵と次兄のクリスは、もう病院へ行くのは禁止だと言います。
エリーゼはもう無理はしないからと甘えた声で懇願しました。
エリーゼに甘い公爵とクリスは、何も言えなくなってしまうのでした。
高熱をおして誕生祭に出席するエリーゼ
エリーゼを心配した侯爵は、誕生祭には行かなくていいと言いました。
自分が責任を取る、と息巻いています。
皇帝の祝辞が終わったらすぐに帰るから大丈夫だと、エリーゼは行くことにしました。
前世では皇太子の婚約者として出席したけれど、今回の人生では重要な立ち位置でもないとエリーゼは思っているのです。
馬車から見る街の様子は「ブリチア万歳」「皇帝万歳」とあちこちで声がかかり、みんな楽しそうです。
会場に着いた一行。
エリーゼは馬車から降りるときにふらついてしまいます。
祝辞が終わり次第すぐ一緒に戻ろうという継母に、お母様はゆっくりしていってください、とエリーゼ。
しかし、エリーゼがこんな苦しそうで楽しめるわけないと言ってくれました。
クロレンス家が入場し、注目が集まります。
両親やクリスが挨拶に周り、エリーゼは一人になってしまいました。
エリーゼと皇太子、そして前世の回想
エリーゼは、身体も辛いので隅に置かれた椅子に腰かけます。
すると、皇太子殿下の入場です、という声がかかりました。
宴を好まないリンデンが、こんなに早く姿を現したことが珍しく、会場が一時ざわめきます。
エリーゼも目を向けました。
・・・と、リンデンがキョロキョロ誰かを探している素振りをしています。
すると、じーっとこちらを見ているような・・・。
エリーゼは距離もあるし、まさかそれはないだろうと思うのでした。
エリーゼはふとミハイルのことが頭をよぎります。
皇帝の第3皇子であるミハイルは、前世でエリーゼの唯一の友人でした。
本当は一番遠ざけないといけない相手だったのに不思議なものだと回想します。
懐かしく思うエリーゼ。
そのとき、チャイルド家の令嬢に声をかけられました。
チャイルド家とクロレンス家は犬猿の仲で、令嬢同士も仲が悪かったのです。
エリーゼとの仲が悪かった理由は、チャイルド家の令嬢も皇太子に思いを寄せていたからでした。
前世ではものすごく喧嘩したけれど、今思えばあそこまでする必要があったのかと思うエリーゼ。
いっそ自分ではなく、彼女が皇后になればよかったのに、とさえ思うのでした。
外科医エリーゼ30話の感想&次回31話の考察予想
立っているのも辛いくらいの高熱ってどのくらいでしょう?39度近く!?
それでも皇帝の誕生祭となったら高位貴族は欠席するわけにはいかないのかも。
エリーゼが思わず腰かけたく気持ちもわかります。
リンデンはエリーゼがいるのを知っているから早めに会場に来たのでしょう。
キョロキョロとエリーゼを探すリンデン、かわいいです。
リンデンの方は何度もエリーゼと会ってるし、会話もかわしているから親近感は以前よりは全然感じているかもしれませんが、エリーゼはロンとリンデンが同一人物なんて知らないのですからね。
数える程しか会っていないし、まともな会話をした記憶もないのです。
まさか自分を探しているとは思いません。
エリーゼは心底皇后になりたくないと思っています。
医者として生きるんだと決意していますし。
ん?でもリンデンはロンとしてだけどエリーゼに好意を持ち始めてます。
エリーゼも、ということになったら、それはそれで悩んでしまうような気もします。
今後の展開が大いに気になりますね。
まとめ
今回は漫画『外科医エリーゼ』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。