悪女のペット22話ネタバレ&感想(ピッコマ)リリスの正体はやっぱり・・・?シャシャはリリスとどう対峙するのでしょうか!?

漫画「悪女のペット」は原作Seobo先生、漫画Harnenn先生の作品です。

今回は「悪女のペット」の22話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。

 

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悪女のペット【22話】の考察予想

ゴジさん
悪女のペット【22話】の考察予想や、見どころについてと後半はネタバレ確定がありますのでネタバレが知りたい方はこちらをクリックして飛ばしてくださいね。

原作を知るが故の悩みを抱え続ける脇役令嬢に憑依した主人公

交通事故にあった主人公は、気が付けばとても可愛らしい少女になっていることに気が付きました。

そして、その少女は自分の愛読書の脇役令嬢シャシャ・タルトだとわかり、下級貴族の自分が貴族社会で生き残るために令嬢たちのペットのような立ち位置を振舞うことで安泰に過ごしていました。

 

物語の原作を知るシャシャは、様々なパーティーに招待されるようになってからも悪女キャラであるレベッカには近づかないように心がけていました。

レベッカはヒロインに嫉妬した挙句に殺害未遂により処刑されてしまうのです。

彼女と関わっていたら自分の身も危ないのでは、と考えていたシャシャですが、宮殿のでのパーティーに参加した際、レベッカと運命の出会いを果たします。

レベッカはすぐにシャシャを気に入り自分のお茶会に招待してくれました。

シャシャは光栄でありながらも複雑な気持ちで参加しますが、レベッカの婚約者である皇太子ヨハネスの女性に奔放な様子に苦しみ、涙を流す様子に耐えられず、後のことは後で考えようと、レベッカを支える決意をするのでした。

 

2年後、シャシャはレベッカの希望によりアルチェン家に居候させて貰っています。

レベッカは2年間シャシャにグチを言い慰めてもらうことで、皇太子の婚約者というプレッシャーや自分を愛してくれないヨハネスへの思いで苦しみ、沈みかけていた心を安定させられるようになっていました。

また、シャシャが言った「騎士ってかっこいいよね」という何気ない言葉が引き金になったのか、レベッカは剣術まで習い始め、心身共に成長しているようでした。

ヨハネスの側近であるアース・クラインはメインキャラの一人でもありますが、シャシャにレベッカとヨハネスが口論した、というような情報も話してくれるような仲になっています。

常に冷静な彼ですが、レベッカが変わったのはシャシャのせいだとヨハネスが怒っているのでしばらくは大人しくしてくださいね、とアドバイスをくれる優しさも見せていました。

シャシャ自信も浮気性でレベッカの事を放っておいたヨハネスの事が元々苦手であったため、彼と関わらないように決意していたのですが・・・。

 

宮殿でのパーティーにレベッカに誘われ、渋るシャシャですが、第二皇子ペインの帰還と聞き、ヨハネスよりもペインに会えることを楽しみに、パーティーに参加することを決めます。

 

そしてパーティー当日、シャシャはあることに気が付きました。

ペインの帰還するパーティーには、原作のヒロイン、リリスが登場する、ということ。

このパーティーでお互い惹かれ合うリリスとヨハネスにより、物語は動き出す、つまり原作に入っているということを悟ったのです。

 

しかし、当のリリスは原作の天使のように可憐で純粋な人物ではなく、真っ赤なドレスでソファーにふんぞり返り、令息たちの視線を独り占めしているような人でした。

あまりのギャップに唖然としている中、彼女に恋人が夢中だと嘆く令嬢を慰め、更にはヨハネスや皇室、貴族に対する憎悪と怒りの思いを整理できずに苦しむアースの思いまで受け止めることになるシャシャ。

そして、ヨハネスはリリスそっちのけでレベッカを必死に振り向かせようとし、リリスもペインとばかり会話をしていました。

 

帰宅中、原作とはあまりに違うヒロインの登場やヨハネスの態度にシャシャは混乱してしまいます。

レベッカの傍にいたから変わってしまったのかと考えるシャシャは、恐ろしいことに気が付いて震えてしまいます。

リリスに惹かれるキャラは4人。

皇太子ヨハネス、第二皇子ペイン、側近のアース、そして・・・ドラゴン。

このドラゴンはリリスへの友情の証に国を守護するという存在で、彼がリリスに惹かれなければあり得ない出来事なのです。

つまりは国の存亡が関わってくるレベルの悩みにシャシャは押しつぶされてしまいそうでした。

無意識に親指を噛みしめていたシャシャの手をそっと外してくれたのはレベッカ。

彼女の心配してくれる様子と慰めてくれる優しさに、シャシャは癒され改めて彼女を救おうと決意するのでした。

 

気持ちを切り替えたシャシャは、リリスも自分と同じように憑依者なのではないかと考え、会う約束をします。

再会したリリスはパーティーの悪女の雰囲気から一転、原作に近いキャラでした。

そのギャップに頭を抱えるシャシャは結局食事中に尋ねることはできず、レストランから出た後、一つの質問をしてみました。

「アトランタの恋人」を知っていますか?というシャシャ自身も意味不明だと感じる質問でしたが、リリスは「原作」という言葉を発した後、青ざめて震えながら去ってしまったのでした。

 

唖然とするシャシャでしたが、何かを思う前に偶然現れたアースに声を掛けられました。

レストランで好きな物を食べられなかったシャシャはアースに強請りつつ、リリスと会っていたことを伝えていると、突然アースに腕を引かれ、暴走する馬車から助けて貰えました。

同時に周りから上がる悲鳴は、馬車の進行先に佇む一人の少年に向けられているようです。

あっという間に馬車と吹き飛ばす少年にシャシャは違う意味でも驚くことになります。

それは以前頭を悩ませていたドラゴン、ナスカだったのです。

 

ナスカは原作では人間界のルールを知らない天然キャラという扱いでした。

彼がリリスに惹かれたきっかけは刺激。

知らないことを教えてくれるリリスに興味を持ち、彼女の危機に初めて自分の感情を理解するのですが・・・。

今のリリスと関わっている雰囲気がないナスカをレベッカの護衛にしようと決意したシャシャは、彼の興味を引くためにとある料理の研究を開始したのです。

 

刺激重視の手料理が完成し、シャシャはナスカを探しに街に一人で出かけました。

しかし、街でまず発見したのは、王家の馬車で、しかも中からリリスとペインが現れたのです。

彼らはとあるお店で買い物をし、すぐに立ち去りましたが、シャシャは何を買ったのかが気になりました。

 

店内に入ると茶葉を売るお店で、リリスが購入した茶葉は体にとてもいいサール茶というお茶で毒素は一切ないものとのこと。

結局買うことになったシャシャはお茶を抱えつつ、リリスはペインが好きなのか、そこによこしまな考えはないのかなど考えつつ歩いていいると、柄の悪い男とぶつかってしまいました。

すぐに謝罪しますが、その男はシャシャの容姿に興味が出たのか必要以上に絡んできます。

逃げようともがきますが彼の力に叶わず困っていたところ、聞き覚えのある声が耳に飛び込んできました。

その声の主は綿あめ屋と会話をするナスカのもので、彼に視線で必死にSOSを訴えていると、その視線に気づいたナスカが振り向き、男もナスカに助けを求めるシャシャの視線に気づきます。

助けを求めたのが一見普通の少年だっため、男はナスカを馬鹿にしますが、それにイラついたのかナスカは指一本で男を吹き飛ばし、結果的にシャシャを救ったことになったのでした。

 

シャシャはそれを好機と、ナスカに感謝の気持ちを伝え、お礼をさせて欲しいと断るナスカに何とか例の料理を食べさせることに成功したのです。

しかし、その料理は「刺激」重視のトッポッキ。

その辛さにナスカは恩を仇で返したと怒り、木を殴り倒してからシャシャの胸ぐらを掴み殺そうとします。

やり方を間違えたとシャシャは後悔し、死を覚悟したその時、シャシャを心配し探しにきていたアースに助けられるのでした。

事情を聞いたアースはナスカの気持ちも理解できるけれどやりすぎでは、と注意しますが、ナスカは怒りが収まらずアースにまで苛立ちを向けます。

流石にアースの命が危ないとシャシャは大きな声で改めて謝罪し、今度こそナスカの好きそうな料理と綿あめをご馳走するから信じて欲しい、とお願いしたとたん、あれほど怒っていたナスカはあっさり怒りを抑え、納得してくれたのでした。

 

無事にアルチェン家にナスカを連れてくることに成功したシャシャは、ナスカにフライドチキンと綿あめをご馳走し、ナスカの大満足の様子を見て一安心。

デザートの綿あめを堪能しているナスカに、早速本題を切り出します。

貴族自体を知らないナスカに詳しく説明し、彼を魔術師として褒めたたえて何とかアルチェン家の護衛として入ってくれるように説得している最中、突然レベッカとヨハネスが室内に飛び込んできました。

 

どうやら約束もなくやって来たヨハネスにレベッカが怒っているようです。

ヨハネスはアースがシャシャといることに気づき怪しみますが、アースの機転により回避できました。

そして、ヨハネスはレベッカに送った花束に今日行くとメッセージを書いたとのこと。

他の女の子は喜んで来たとあっけらかんと話し、更にはレベッカが大切にしている稽古の時間をもそんなもの呼ばわりするヨハネス。

レベッカとシャシャの怒りは更に煽られますが、彼が気づいた様子はありません。

 

今度はナスカに気づいてシャシャの知り合いかと訊ねますが、ナスカは無視して綿あめに夢中でした。

レベッカにナスカの事を護衛として雇って欲しいと説明している際、ヨハネスの兵士がナスカを怒鳴り、綿あめをはたき落としてしまいました。

当然ナスカは怒り、あっという間にヨハネスと兵士を吹き飛ばし気絶させてしまったのです。

 

焦るアースを他所に、レベッカは笑顔で拍手をし、「合格」と一言。

ヨハネスはレベッカに借りもあるため、気にしなくていいとあっさり彼らを客室に移動させるように指示し、ナスカに向き直りました。

彼の身辺調査を始めましたが、彼の住んでいた場所は「森」という返答に二人は固まり、更にフードを脱いで欲しいという言葉にも彼は了承せず。

ドラゴンは逆鱗というどうしても変化できない部分があり、大抵のドラゴンは幻術で隠しているのですが、ナスカは面倒くさがってフードでかくしています。

しかしそれを知るのはシャシャだけで、当然二人はスパイかと怪しみ、結局ナスカの契約は仮となってしまったのでした。

 

三日後、お茶会に出かけるシャシャはナスカに護衛を頼みますが、彼は未だに警戒しているのか、シャシャを観察するような視線に辟易してしまいますが、何とか護衛を了承してくれました。

 

お茶会にて、シャシャはとある令嬢に呼び出されます。

誰かがシャシャ・タルトを呼び出すときは知らない顏をすること、それが令嬢間での暗黙の了解となっているのでした。

呼び出されたシャシャは、その令嬢の婚約者がリリスに誘惑され婚約破棄をされたと怒鳴り、シャシャに当たってきます。

言葉のみならず、柱にシャシャを何度も叩きつける様子にも、シャシャはじっと耐え、落ち着いたころに優しい言葉をかけて彼女を癒し、詫びを言いつつ去っていく令嬢を送り出し、一人、ため息をつくのです。

これがシャシャの選んだ道で、貴族社会で生き残り情報を得る手段として、今までずっと耐えてきたことでした。

そんなシャシャをナスカがじっと見つめていることに気づき、シャシャはそんな目で見ないで欲しい、と苦笑します。

しかし、ナスカは馬鹿にすることなく、それがシャシャの生きる方法なんだろうと肯定してくれましたが、「辛そうに見える」という言葉をかけてくれたことに、シャシャは大人びた不思議な笑顔を返すのでした。

 

お茶会からの帰宅中、シャシャは気まずい思いをしながらも疲労感の方が強かったので、そのまま無言で戻ろうと思っていたのですが、ナスカが突然話し出しました。

自分を他の人間は疑うのにシャシャは信じて誘ってくれる、この三日間、必要以上に構ってきた。

観察していたところ、シャシャは必要な時しか媚びを売ったりしない。

一体何を考えているのかと聞かれ、焦ったシャシャはナスカにお菓子やパンを山ほど購入し、その勢いのまま帰宅し、誤魔化しきりました。

意外と鋭いことに驚くシャシャは更に疲れてしまいますが、レベッカに会って一気に癒されます。

そんなシャシャにアースから手紙が届くという珍しいことにレベッカと一緒に手紙を見ますが、なんとその中身はリリスからのもう一度会いたいという手紙だったのでした。

 

その後、やってきたアースに問いただしますが、アースは「事が終わったら説明する」とだけしか教えてくれません。

ただ、シャシャの悪いようにはしないと言ってくれましたが、それでもシャシャはアースとリリスの関係性に不安を覚えてしまいます。

アースとレベッカが話をしていたので聞きたかったのですが、アースとリリスが気になって寝れなかったシャシャはうっかり眠ってしまい、結局彼らの会話も聞くことが出来なかったのでした。

シャシャはレベッカに行きたくないと言いますが、レベッカはアースから何かを聞いているようで、リリスよりも可愛く着飾っていこう!と気持ちを盛り上げられ、仕方なく行くことになりました。

 

王宮に一人出かけたシャシャは、リリスはペインとどれほどの仲になっているのかと疑問を感じつつ、部屋に案内されます。

リリスがペインを好きならそれでいいのでは、と思いますが、それではレベッカは婚約解消が出来ないことにシャシャは思い至り更に悩みは増えますが、今はリリスと会おうと扉を開きました。

しかし、目に飛び込んできたのは、ヨハネスがペインを殴り、罵る場面だったのでした・・・。

 

ここまで原作と展開が違うと、確かに動揺してしまいますよね。

それでもナスカをレベッカ側に連れてこれましたし、何とか彼の信頼を得られるようになれたらいいですね。

 

それにしても、ヨハネス・・・。

親に甘やかされた典型というか、人の気持ちを理解しない態度に見てるこちらもこれが次期皇帝でいいのか、なんて思ってしまいますが、今やレベッカも同じ気持ちなのかもしれませんね。

これからリリスに再会し、どんな話を聞くことになるのでしょうか。

彼女は謎が多すぎて、色々展開が楽しみです!

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悪女のペット【22話】最新話ネタバレあらすじ

リリスの正体と更に深まる謎!

ヨハネスはシャシャに気づかずにペインを怒鳴りつけました。

社交界でもはしたないと噂の女を連れてきたペインに皇子としての立場を忘れるな、と。

 

黙ってみていられないとシャシャが出ようとした時、ペインが口を開きました。

噂や悪口で人を判断するのは控えて欲しい、愚かな者ほど短絡的な考え方をするという言葉にヨハネスは説教をする気かと馬鹿にした表情を浮かべますが、ペインは戦場での教訓だと告げました。

幾度となく注意してきたのだろう、ヨハネスは自分の意見を聞かないペインと話したくないと退室します。

 

慌ててシャシャはドアの扉に隠れて彼に見つかることを阻止出来ましたが、廊下に顏を出したペインと目が合い内心悲鳴を上げてしまいました。

慌てて挨拶をするシャシャはリリスに招待されたと告げつつ、思わずペインに「大丈夫ですか?」と声を掛けてしまいます。

しかし、ペインはなんて事のないように軽く返事をし、彼女を頼むとだけ告げて去って行ってしまいました。

 

早速室内に入ったシャシャは、窓辺にいるリリスに声をかけました。

アースからシャシャが甘い物が好きだと聞いたと沢山お菓子を用意してくれたようです。

あれだけヨハネスに罵られても平気なそぶりのリリスの考えも正体も検討がつかないシャシャに、リリスは笑顔で切り出しました。

「あなたも『原作』を知ってますか?」と。

 

急な問いにシャシャは一瞬固まりますが、すぐに先日は知らないようなそぶりだったと告げると、リリスは動揺したからだと答えますが、その焦りようがシャシャには怪しく見えて仕方ありません。

とりあえず駆け引きだと、リリスのことを信用できない、あなたの言葉が本当だって保証はないから、と告げ、彼女の正体を探ろうとします。

するとリリスは、日本から来た、高校という教育機関にも通っていた、シャシャも同じ日本から来たのでしょう、とまくしたて

そして、私は憑依者です、と真剣な表情でシャシャに告げたのでした。

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悪女のペット22話の感想&次回23話の考察予想

憑依者だろうな、とは思っていましたが。

やっぱり憑依者だったリリス。

しかし、彼女のせいで原作は変わっていることに彼女自身も気が付いていることでしょう。

それが焦りに繋がるのか、何にそんなに怯えている様子なのかさっぱり検討がつきません。

 

そして、今回シャシャが大人の交渉術というか、駆け引きが上手いことが分かりましたね。

これが高校生と社会人の差というのでしょうか・・・。

リリスの思惑も、ペインがヨハネスに反抗してまでリリスをかばう理由も、結局まださっぱり分かりませんね。

次回はもっと深いところまで聞けるのでしょう。

今からとっても楽しみです!

まとめ

今回は漫画『悪女のペット』22話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。

 

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