
漫画「異次元傭兵」は原作GMHO先生、漫画BALLO先生の作品です。
主人公「柏崎 哲平」は、友人に騙され多額の借金を抱えています。大卒であるものの就活に失敗して何年も就職できずにいました。
家族も何かしらの問題を抱えている四面楚歌の状態。
ある日、タマナビという就活サイトに情報を入力しただけで、異次元に飛ばされてしまった哲平。
傭兵として任務を遂行することで大金を稼げることを知った哲平は、タマナビからの依頼を受けることになるのでした。
今回は「異次元傭兵」の1話~3話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
異次元傭兵の【1話~3話】の考察予想
怪しい就活サイトにアクセスすると・・・
就活に失敗続きの哲平は、タマナビという就活サイトにアクセスしてしまいます。
情報を入力しただけで、気づけば知らない土地にワープ。
ましてそこは戦場でした。
なぜかファーソンと呼ばれ、傭兵として任務を遂行することになってしまいます。
夢か現実か、哲平が手にした金貨
戦場を生き抜き、報奨金も手にした哲平ですが、このまま一生ここで過ごすのかと不安になります。
そのとき、再びワープが始まり哲平は自分の部屋に戻っていました。
夢だったのかと思う哲平ですが、戦場で受け取った金貨が目の前に!
異次元傭兵【1話~3話】ネタバレあらすじ
就活中の哲平。大学を卒業してから長いこと就職できずにいます。
面接を受けた企業からの不採用通知がをながめ、自分には価値がないのかと落ち込む哲平。
第1話いきなり戦場に立たされた!?
哲平は夢を見ているのかと思います。
哲平が立っているのは中世と思われる時代の戦場。
あたりには怒号が飛び交い、目の前には槍で突かれて倒れている人々。
火を噴いた岩が空を飛んできます。
頬に飛んできた血しぶきからは、確かに血の匂いが・・・。
「ファーソン!死にてえのか!」と呼ばれて振り向くと、大柄な男がやってきて思い切り頬を殴られました。
何が起こったのか哲平にはさっぱりわかりません。
あのとき、ただ就活サイトに情報を入力しただけなのに・・・。
哲平が帰宅すると部屋は散々な有様でした。
どうやら父親が暴れたようです。
隅の方に隠れるように身を潜めていた妹が、幹高とその父親が来たせいだと言いました。
哲平に何もするなという妹。
哲平はそのまま自室に行き、就職のために履歴書を書こうと机に向かいます。
幹高さえ居なければうちがこんなに追いつめられることもなかったのに、と恨みますが、関わりたくもない、と就活サイトを眺めました。
めぼしい企業が見つからず、魂を売ってでも就職したい、と切実です。
そのとき、タマナビという就活サイトが目に留まり、怪しいと思いつつアクセスしてみることに。
変なサイトだと思った哲平ですが、いくつかの質問を答えていくうちに面白くなってきました。
そして最後の質問、『あなたは自分に価値があると思いますか』という問いに答えた時、異次元への転送を開始します、と文字現れ、眩しい閃光が!
第2話これは夢じゃない!現実だ!
戦場に立った哲平に、ある人物の記憶が頭に飛び込んできました。
お兄ちゃんと呼ぶ幼い妹、半身不随の母親、飲んだくれの父親。
夢にしては設定が細かすぎると思う哲平。
でも、今はファーソンという人物になりきろうと思った哲平は必死に攻撃をかわし前進します。
どうせリアルじゃないんだから、とこの時は思っていました。
ファーソンの記憶でどうにか今の状況を把握する哲平。
任務内容も理解しました。
城攻めを行っている最中で、ファーソン達傭兵は、攻城塔を使って城の中に入り門を開けることが任務でした。
号令がかかり、塔に上っていく傭兵たち。
登り切ろうとしたとき、敵の槍が哲平の頬をかすめ血が滴り落ちました。
痛い!と感じた哲平は、夢なのになんで!?と混乱します。
夢じゃないのか?恐怖を感じる哲平。
夢か現実かわからないこんなところで死ぬわけにはいかない、と全力で敵に向かっていきます。
その気迫は凄まじく、敵もたじたじするほどでした。
門が開き、騎士団が城の中へ。
傭兵の役目は終わりました。
哲平は、これは夢じゃないと認識するのでした。
第3話夢が現実か、目の前の金貨が物語る
攻めていた城が落ち、戦闘は終わりました。
傭兵の半分以上が命を落としたのに大勝利だという騎士たち。
哲平は複雑な気持ちでした。
ファーソンは初陣だったにもかかわらず、哲平の見事な働きで目をつけられ、あわや小姓にされそうになりますが、哲平の機転でなんとか免れました。
分をわきまえるのが長生きの秘訣だと哲平は知っています。
哲平はファーソンとして報奨金を受け取りました。
人を殺してもらった金か・・・と哲平はやりきれない気持ちになります。
このまま一生ファーソンとして生きていくのか?
と不安に思ったとき、元の次元に転送され、気が付くとそこは自分の部屋でした。
夢だったのかと一瞬思う哲平ですが、その割にはリアルすぎます。
そのとき、チャリンと音がして何かが転がり・・・。
そこには、戦闘の報酬で手にした金貨が1枚・・・。
異次元傭兵1話~3話の感想&次回4話~6話の考察予想
人生負け組といった感じの哲平ですが、過去何があったのでしょうか。
本人だけじゃなく、父親までも尋常じゃない精神状態のようです。
家族がメチャクチャになったのは、幹高という友人のせいだと哲平は言っています。
妹の言葉からも、家族ぐるみで付き合いがあったと思われますね。
とにかく、金貨を手にしたという事は、夢ではなく現実に戦場に行ったという事を意味しているのでしょう?
でも、哲平の頬には傷はないし・・・。
タマナビという就活サイトは一体何なのか?
まだまだ物語は始まったばかり。
次回、謎は解明されていくのでしょうか?
まとめ
今回は漫画『異次元傭兵』1話~3話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。