
漫画「異次元傭兵」は原作GMHO先生、漫画BALLO先生の作品です。
今回は「異次元傭兵」の32話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
依頼人との同調率を上げて臨んだ新しいミッション。
哲平は復讐を誓うストロボンの憎悪と殺意にまで感情を支配されそうになりますが、ユリバルツの魂の欠片に救われます。
まずは、ストロボンの家族の遺体のある場所に向かった哲平ですが、いきなり攻撃をしかけられます。
応戦し、相手を追い詰めますが、それは見知った相手でした。
異次元傭兵の【32話】の考察予想
ケシャは信用できるのか!?
ストロボンの記憶では、確かにケシャは付き合いも長いし、何よりストロボンを慕ってついてきた人物。
しかし、復讐に燃える今の状況では、すぐに信じられず・・・。
胸が痛いのはストロボンの感情?
ケシャは、ストロボンの親を埋葬したと言いました。
自分の偽の職業は葬儀屋だし、と言ったとき、哲平は再びケシャに刃を向けます。
その理由は?どうしてケシャは遺体に手をかけたのか!?
異次元傭兵【32話】ネタバレあらすじ
ストロボンさん!僕です、ケシャです!と言われて攻撃を止める哲平。
記憶の中では、確かにストロボンの知っている相手でした。
哲平はケシャの言葉を信じられるのか?
ストロボンだと思わずに攻撃してしまったのだと弁解するケシャ。
ケシャは主に任務の後始末を担当していて、付き合いも長く、ストロボンを慕っています。
しかし、この場所は誰も知らないはずなので、どうしてここにいるのか険しい表情でケシャに聞きました。
するとケシャは自分を疑うなんてひどいと恨み言を言います。
5年もストロボンを追いかけてきたのに・・・と。
それでも哲平は、今の自分は誰も信じられない、と一旦は下ろした剣を握る手に力を込めました。
哲平の本気を感じたケシャは、剣を投げ捨て自分はただストロボンの力になりたいのだ、信じられないのなら殺してくれと、目に涙をにじませながら言います。
哲平は、本気っぽいけど、本当に信じていいのか判断しかねていました。
ストロボンの仲間という事は、ケシャも暗殺者なのですから。
哲平は剣を振り上げました。
ケシャは覚悟を決めたように哲平を見据えています。
しかし、哲平はその剣を鞘に納めました。
ユリバルツを支えたセンパートのように、ケシャもまたそうである可能性も否定できないと考えたからでした。
ただ、今の自分は誰も信用できない、とケシャに念を押しました。
ケシャは、ストロボンの身に起こったことを考えれば、仕方がないと言ってくれます。
この場所がわかったのは、ストロボンが怪我をして逃げ込んだ時に後を追ったからだと説明しました。
他に誰か知っているかと哲平が聞くと、自分だけだと誓う素振りで右手を上げた時、ケシャの指に乾いた血痕があることに気づいた哲平。
ケシャの指についた血痕は何を意味するのか?
親を埋葬してくれたのか?と哲平が聞きました。
素直にそうだと答えるケシャに、哲平は再び剣を抜きます。
親の体に残った手がかりを消しに来たのか!?と殺気立つ哲平に、ケシャは「いい加減にしてください!」と叫びました。
ストロボンさんでも無理ですよ、とケシャは続けます。
哲平の動きが止まりました。
ケシャは、いくらストロボンでも親の解剖なんて無理です・・・と肩を落として言います。
だから自分がやったのだと、絵も描いたし傷の型も取ったと・・・。
哲平は胸が痛くなるのを感じ、これはストロボンの感情なのかと自問しました。
ようやく納得した哲平は、剣を収めます。
ケシャは、やっと少しは信じてもらえたようだと安堵しました。
ストロボンの目から見て、ケシャは隠し事はしていないと判断した哲平は、信じてみようと思います。
改めて、ケシャに力を貸してくれ、と手を差し出す哲平。
任せてください、とケシャはその手をぐっと握り返すのでした。
異次元傭兵32話の感想&次回33話の考察予想
ストロボンの怒りの感情に飲み込まれ、我を失いそうになった哲平を、冷静な状態に戻したのはユリバルツから貰った魂の欠片でした。
そのおかげで、ケシャと遭遇した時も、ストロボンの怒りや殺意と言った感情に完全に支配されずに状況判断できたのでしょう。
ひとまずケシャを信じることにした哲平。
現実社会では友人に裏切られたようですが、異次元で人を信じようと思う気になったのは、やっぱりセンパートたちと一緒に行動したからだと思います。
哲平のミッションはこれからが本番。
クリアの条件はまだはっきり明示されていないので、本当に人を殺したり拷問したりしなければならないのか気になります。
まとめ
今回は漫画『異次元傭兵』32話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。