暴君旦那が変わりました ネタバレ40話｜イドリスに批判的な貴族が犯人か？

イドリスとカーリッドは犯人を捜すことに

カーリッドはイドリスの安全のためにも、イドリスが流産したと公表することにしました。

気力が戻ったイドリスは、自身を狙っている人物が誰なのか考えます。

犯人捜しはふりだしに戻ってしまいましたが、ハイニへの思いを胸にイドリスは復讐のために動きます。

今度こそイドリスを狙う人物を捜し出し、復讐することができるでしょうか。

暴君旦那が変わりました40話のネタバレ込みあらすじ

イドリスが流産したことを公表する

カーリッドはイドリスが母の死のショックから流産したと公表しました。

このことはすぐに大公城やカルテスの貴族らに広まりました。

妊娠の噂の否定ではなく、流産と発表したのは襲撃者への対策です。

カーリッドは、また襲撃される心配が残っているものの時間稼ぎにはなると考えています。

今回の事件をきっかけに騎士を増やしたため、相手も慎重になるだろうとイドリスも考えました。

それからイドリスはカーリッドの子どもを妊娠した自分を狙う人物は誰なのか考えを巡らせます。

イドリスもカーリッドも見当がつきません。

カーリッドは自身に反対する勢力かもしれないと考えます。

カーリッドが大公になった当時も、何度も狙われたからです。

犯人はイドリスの血が気に入らなかった!?

一方イドリスは、カーリッドに反対する勢力ならカーリッドを亡き者にした後、自身と子どもを操った方が得だと考えます。

しかしそれよりも納得できたのはイドリス自身に反対する勢力の仕業だとする線です。

女中だったハイニの血を受け継いだ自分が、カーリッドの子どもを産むことが気に入らなかったのではと思い至ります。

貴族にとって血の名誉が何よりも重要であることは、ベトリーチェ家で生まれ育ったイドリス自身、身に染みてわかっています。

カーリッドはそう聞いても半信半疑でした。

イドリスは自分の穢れた血が混ざることを貴族は嫌がっていると推測します。

イドリスに批判的な貴族を調査する

カーリッドは穢れた血と聞いて怒りを覚えます。

イドリスのことを批判した貴族を調査しようとするカーリッドに、イドリスは自分も一緒に調査することを主張しました。

カーリッドはイドリスの身体を心配しますが、イドリスは譲りません。

母が亡くなった以上イドリスに怖いものなどなく、犯人の正体を暴くという強い覚悟がありました。

協力して犯人を捜すことにしたイドリスは、自身をよく思っていない貴族の家名を挙げます。

その家名の多さにカーリッドはため息をついたのでした。