悪女のペット 93話ネタバレ(ピッコマ)侍女たちの態度に我慢の限界を迎えるペイン、そんなペインを毒殺の犯人だと証言するヨハネス

ペインはこれまでの対応は、単なる事なかれ主義的な意味だけではなく、民間人である侍女には優しくしてあげたいという思いやりがありました。

その思いが踏みにじられたペインは、果たしてどんな態度に出るのか？

これまでとは違う、ペインの対応に注目して読み進めていきましょう。

悪女のペット93話のネタバレ込みあらすじ

現実を突きつけられるペイン

部下からリリスが母親に襲われていると聞いたペインは、急いで現場に向かいます。

あわててはいるものの、侍女がたくさんいるから、誰かが助けてくれているだろうと思うペイン。

しかし部屋についてみると、侍女たちはリリスを救うどころか、部屋の外であくびをしながら笑っているではないですか！

そのうえ、ペインとリリスの悪口を言っていて、襲われたのもいい気味とまで…。

侍女をにらみつけて、リリスの様子を聞くペイン。

すると部屋の中から、ひっかき傷を負ったアースが、母親を取り押さえて出てきました。

傷ついたリリスを見て立ち上がるペイン

そして、部屋の中にはうなだれて、その場に座り込むリリスの姿が。

侍女たちはやはり誰もリリスを介抱しようとしません。

ペインは自分のこれまでの対応がよくなかったのだと痛感し、リリスに謝りますが、リリスも自分のせいだから謝らないでとペインをかばいます。

そんな状況でも「原作」に取りつかれた母親は、ペインのことを原作では何一つ反抗できない弱虫！と罵るのでした。

下級貴族であるリリスの母親にまで馬鹿にされたことを、自分でもおかしく思ったペイン。

しかし、今のペインはこれまでのペインとは違い、毅然と侍女たちの間違いを問いただします。

ペインは王宮は戦場とは違うから、民間人にはやさしく振舞おうとした結果が、この侍女たちのなめた態度なのかと思うとがっかりしました。

予想だにしない捜査の結果

そんな騒然とした現場に、今度は毒殺未遂事件の捜査をしていた家臣たちが入ってきて信じられない捜査状況を言うのです。

なんと、ヨハネスと皇后が、皇帝に毒をもったのはペインだと証言しているのだと…！

これまで母の罪を償うために、冷遇も甘んじて受け入れ、忠誠を誓ってきたのに、その対価がこれなのかと愕然とするペイン。

そして、戦場での部下との会話を思い出すのです。

戦場はペインだけでなく、大事な部下までも戦いで死と隣合わせの日々。

そのうえ、王宮は毎日贅沢三昧なのに、戦場には食料の支援すら十分になく、餓死してしまうのではないか？という有様です。

ペインの一番の部下は、ペインを冷遇して、いい思い出が一つもない祖国アトランタに対し、どうしてこんなに尽くせるのかと疑問でした。

そんな部下にペインは、それでも自分の生まれた国は大事なのだと、たとえ自分が嫌われていても、自分がアトランタを愛しているからいいのだと、晴れやかな顔で空を見るのでした。

しかし、そこまで無償の愛で国を思っているペインにも限界が来たのです！

これまで決して皇帝や国の考えに反発してこなかったペインがついに…？

犯人だと疑われたペインの冤罪は晴れるのか？

ピッコマではもう少し先まで読めるよ。