
漫画「悪女は変化する」は原作NUNOIZ先生、漫画希羅月(Comicloft)先生の作品です。
ルイーザとその兄ユージーン、レイラ、セシル一行は、エルザの招待でウィンターナイト城に滞在することになりました。
ユージーンは、ヴァイオレット家の次期当主。
先代ウィンターナイト大公と公爵が友人で、アルンデルの魔力に弱い公爵家のために魔力を込めたペンダントをもらっていました。
しかし、その魔力がなくなってきたので、レンに再び込めてもらうよう頼みに来たのです。
しぶしぶ訪れたユージーンですが、一目会ったときからエルザに好意を示すのでした。
今回は「悪女は変化する」の28話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
悪女は変化する【28話】の考察予想
もう一人のアルンデルの気配?
死を賛美し崇拝するアルンデル。
しばらく鳴りを潜めていた彼は、復活の日のために準備を進めています。
ウィンターナイトの大公妃を取り逃がし、ますます憎悪を募らせるアルンデル。
しかし、彼の知らない別のアルンデルの存在が!?
お互いを意識し合うレンとエルザ
レンは、結婚の時に約束した「愛は求めない」という言葉を後悔しています。
エルザもまた、レンに対して初めて感じる感情を抱き始めていますが、素直に認めることができないでいました。
そこへ、ユージーンというエルザに近づく人物が登場して・・・。
悪女は変化する【28話】ネタバレあらすじ
アルンデルのアジトでは粛清が行われていました。
エルザを取り逃がしたことを残念だと言うアルンデルは、命乞いをする手下に魔法で暗示をかけ、ご主人様・・・と跪かせます。
満足そうに笑うと、ためらいもなくその男を殺しました。
その死を称える怪しい呪文を唱えるアルンデルの信者たち。
マスターであろう赤髪の男は、「ベス・アルンデルは死んだ。残ったアルンデルは俺一人だけ。それなのに、どうして他のアルンデルの気配が感じられるのだ?」と言うのでした。
早朝、エルザは一人庭園を散歩していました。
その日、目が覚めるとすでにレンの姿がなかったことを不思議に思っています。
でも、今はレンと会うと緊張してしまうので、ホッとしてもいるのでした。
そこへ、ユージーンが現れました。
散歩をしていたけれど、道に迷ってしまったと言いました。
案内を頼むとエルザは快諾します。
二人並んで歩きますが、エルザは何か考え事をしているように見えました。
ユージーンが何か心配事かと尋ねると、明日の冬祭りのことを考えていただけだと答えました。
僕も楽しみにしているとユージーンが言いますが、実はエルザはルイーザからユージーンは本当は賑やかなところが苦手だと聞いたことを話し、気を使っているのだったら無理をしないで欲しいと伝えます。
余計なことを、とユージーンはルイーザにイラっとします。
無理はしていないし、気分転換になるとワクワクしているとフォローしました。
ルイーザとのことを悪口を交えながらも近しい間柄だと伝わってきて、エルザは仲が良い兄妹ですね、と言います。
ふと、リリエルのことが頭をよぎりました。
ユージーンにアカデミーの時のレンの様子を尋ねますが、あまり接点がなかったと言うだけでした。
レンはホワイト騎士団を相手に剣術の練習をしていました。
機嫌が悪いようで、全員がコテンパンにやられています。
さらに演武場を50周、と言われて、騎士たちは以前の殿下に戻ったみたいだ、奥様!助けてください!と心の中でエルザに助けを求めるのでした。
ひと汗かいたレンは、公務をするために執務室に戻りました。
すると、窓の外にエルザとユージーンが並んで歩く姿が。
おしゃべりを楽しんでいる風に見えます。
小石につまずき、よろけたエルザを支えるユージーン。
その姿を見てしまったレン。
窓枠を握っていた手に思わず力が入り・・・。
悪女は変化する28話の感想&次回29話の考察予想
エルザはレンに対して恋心を感じ始めているから、今まで平気だったのに一緒にいると緊張するようになってしまいました。
アマリリスに来る前のエルザは、家族ですら自分を理解してくれず孤独を感じて生きてきたから、誰かに頼ることにすごく抵抗があるのです。
やっと、ルイーザ達という利害関係なく付き合える友人ができて、人間関係の中で気持ちを和ませることを実感し始めたばかりのエルザ。
急に恋愛感情も・・・というのはキャパオーバーなのかもしれません。
もどかしい二人ですが、ユージーンの登場で何かが変わる予感もします。
それにしても、別のアルンデルの存在も気になります。
また、エルザの身に危険が及ぶことが起こるのでしょうか!?
まとめ
今回は漫画『悪女は変化する』28話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。