最終レベル英雄のご帰還 ネタバレ39話【ピッコマ漫画】デイビー、月の草の価値を高める!?

荒地だった場所にあっという間に月の草を栽培させたデイビーはこれを高く売る為、そしてこれからの為に色々な作戦を実行していくのでした……

最終レベル英雄のご帰還39話のネタバレ込みあらすじ

39話　デイビー、月の草の価値を高める!?

呪いの土地と言われ誰も復活など想像もしていなかったハインス領地でデイビーが月の草を土地一面に咲かせたのはかなり早い段階でした。

ただ次の栽培の為に苗を多く作ることは出来なかったので、その分売り物になる個体が増えて元をとれるようにしました。

デイビーの侍従であるエイミーは月の草を販売する為の数量を頭を抱えながら考えているようです。

現在の市場に出ている相場の価格で月の草を売った場合、莫大な売上がデイビーの元に入ることになります。

例えるならば月の草4枚が100金貨で一般家庭が1ヶ月過ごすお金が5ゴールドと比べて見てもえげつない差なのが分かるのです。

ペルセルクも興味を示していて全ての月の草を売れば面白いことが起きると思っています。

デイビーはある噂を広めましたが、それはデイビーが無謀な挑戦にすがりつく若造ということになっていて、これ効果てきめんだったのです。

他の貴族達からすればデイビーは気にする価値もないようなただのアホだと思われていて、おかげで誰にも邪魔されることなくスムーズに進みました。

ペルセルクはデイビーにこんな方法もう通用しないと忠告すると、デイビーはだからこそ元はとらないといけない、準備は整ったから、大陸を驚かせようと息を巻いたのでした。

月の草が流通するのは年に2回程度でそんな多くはありません。

しかし月の草は多方面で役に立つため色々な人にとって月の草の情報は嬉しい知らせなのです。

そしてデイビーは月の草を売り出すタイミングである噂を流しました。

それはハインス領地の領主であるデイビーが働きすぎの過労によって倒れたという噂を流したのです。

デイビーは月の草の価値を下げさせない為にわざとそうしました。

数が多く求められるものは価値が下がりやすいので、制約もなしに流通させてしまうと価値の高い月の草と言えどもタダ同然の価格になっていくのです。

しかしデイビーはそんなことをさせるつもりは毛頭ありませんでした。

デイビーは病床に伏せていると思わせるために、ベッドで横になっていました。

すると、様々な人達がデイビーの屋敷の門の前で混雑し始めます。

屋敷の前には錬金術師や魔塔、商人集団などまさに領地は混雑の極みになっていました。

どうしても会いたいと言ってくる人がほとんどですが、デイビーはシレっと病床に伏せっているからあえないと伝えるとならばせめて品物だけでも見せてくれないかと必死のようです。

デイビーはパニックになっている事態を落ち着かせようと会議を開きました。

モンミダー隊長に治安のことを聞くととにかく人手が足りないと困った様子です。

あまりに一気に人が押し寄せてきたので右往左往するし、明確なマニュアルがないので管理するにしてもなかなか厳しいのが現状で、領地民も困惑しているようでした。

デイビーは下手に大事故が起きるより今からでも怪しいやつは全て追い出せと命令しました。

そしてデイビーは会議が終わったあとモンミダーだけ残し、ある入れ知恵をしたのでした……