
漫画「異次元傭兵」は原作GMHO先生、漫画BALLO先生の作品です。
新しいミッションに挑む哲平。今回は難易度の高いIMミッション。
より多くの報酬を手にするために、同調率を引き上げますが、その分リスクも高くなるのでした。
転送直後、哲平に今まで経験したことのない変化が起こります。
依頼人の感情がなだれ込むように襲い、まるで自分ではないような気分になる哲平・・・。
今回は「異次元傭兵」の30話を読んだので、ネタバレと考察予想、読んだ感想をご紹介します。
異次元傭兵【30話】の考察予想
ユリバルツの魂の欠片
依頼人ストロボンの感情が押し寄せてきて、自分を見失いそうになった哲平。
そのとき、ユリバルツの魂の欠片が・・・!
ミッションの目的は人を殺すこと!?
ストロボンのスキルに表示された「拷問」という文字。
このミッションでは、人を殺める必要があるのかと愕然とする哲平。
でも、自分にはこれしか方法はないと、覚悟を決めるのでした。
異次元傭兵【30話】ネタバレあらすじ
依頼人ストロボンの憎悪や殺意が哲平を襲います。
その強烈な感情は魂にまで刻み込まれそう。
まるで別人になったような気分になる哲平。
得体のしれない殺意がこみ上げ、無意識に体を動かします。
必ず見つけ出して誰であろうと切り裂いてバラバラにしてやる!と、はやる気持ちを抑えきれずに闇雲に駆け出す哲平。
しかし同時に、哲平自身の理性が「落ち着け!」と言っています。
これは自分の感情じゃあない、と言い聞かせる哲平。
タマナビの社長が言っていた言葉を思い出します。
自分を見失わないようお気をつけください、と。
これが同調率を49%まで上げた結果なのかと、改めて実感します。
なんとか立ち止まりますが、息は極限まで上がって哲平自身の意識が遠のいていきそうに感じました。
その時、「ゆっくり深呼吸するんだ」という声が聞こえてきます。
その声はユリバルツに似ていました。
ユリバルツさん、近くにいるんですか?と哲平は声をかけますが返事はありません。
ユリバルツの魂の欠片が語りかけてくれていたのです。
魂の欠片を見つめ、深呼吸をして「ありがとう、ユリバルツ」と哲平は言いました。
落ち着きを取り戻した哲平は、ミッションに集中します。
3度目にして、ミッションをどう進めていいのかが見えてきたと感じていました。
まずは情報ウィンドウを確認します。
レベルが上がったせいか、表示される情報が増えていました。
依頼人のストロボンの詳細をチェックしていくと、目に留まったのは「異常状態」。
家族を殺されたことへの怒りが尋常ではないのでした。
哲平は、特技やスキルをひとつずつ見ていきます。
ストロボンの特技は、記憶力と察知力に長けた「鋭利な目」とターゲットの行動から心理を分析する「情報分析」。
そして哲平の特技「話術」も表記してあります。
ストロボンのスキルを見て、哲平は青ざめます。
痛覚遮断!?拷問!?
痛覚遮断はその言葉通り痛みを感じなくするのですが、怪我を負っていることに変わりないのです。
使い方によっては致命的といえます。
拷問・・・情報ウィンドウには、「人を拷問することが、彼の楽しみの一つです」とあります。
タマナビが不要なスキルを入れておくとは思えないので、このミッションでは誰かを拷問しないといけないのか、と哲平は気が重くなります。
ミッションの目的が殺人だと知った哲平は、クリアできるのか不安になりました。
でも、自分にはタマナビの依頼を受けて報酬を稼ぐしか方法がないことを思い知ったし、頼果にお金は何とかすると約束してしまいました。
やるしかない!哲平は決意しました。
ストロボンの境遇と惨劇に集中して感情移入しようと努める哲平。
心底ストロボンに同情すると思い込め!やるしかないんだ、と再度哲平は自分に言い聞かせるのでした。
異次元傭兵30話の感想&次回31話の考察予想
依頼人はダークな暗殺者だったわけですが、哲平はこのミッションで人を殺さなければならないと悟ります。
前回のユリバルツは正義感の強い正統派騎士で、共感するとこともあったし羨ましいと思うこともありましたが、ストロボンの残忍な一面は耐えられるのでしょうか。
家族思いであることは間違いないのですが、拷問を楽しむ一面がある、というのは哲平には到底理解できないはず。
そして、痛覚遮断ってよく考えたら怖いです。
致命傷を負っていても気が付かないってことですから。
転送時の、永久的損傷にお気をつけください、という表示が気になりますね。
一旦は覚悟を決めてミッションを遂行しようと思う哲平ですが、体力的にも精神的にも試練が待っていそうです。
まずは復讐の相手をはっきりさせることから始まります。
まとめ
今回は漫画『異次元傭兵』30話の見どころやネタバレ、感想をご紹介しました。