悪女の恋人は主人公様 ネタバレ79話(漫画)倒れた皇帝を助けたのはイシード？気付いていたユニフェと隠された彼の考えとは？

ユニフェはイシードを呼んで皇城が火事になった事を詳しく聞いていました。

イシードからの説明を一通り聞いたユニフェは、ある事を彼に問い詰めるのです。

皇帝を助け出した？

ユニフェはイシードに、なぜ皇帝を助けたのかと問いかけました。

それを聞いたイシードの表情が固まります。

何故をそれを知っているのかと言いたげな顔をするイシード。

ですが、元の原作を知るユニフェにとってはイシードが皇帝を助けるのは知っていた事のようですが、今までさんざんな振る舞いをしてきた上に、ラエルや水の魔法使いを狙っていた皇帝…そんな男をなぜ、助ける気になったのでしょうか？

悪女の恋人は主人公様79話のネタバレ込みあらすじ

イシードに悪人になって欲しい？

イシードになぜ皇帝を助けたのかと問い詰めるユニフェ。

彼はユニフェがそれを知っていた事に驚いていたようでした。

イシードがあの皇帝をわざわざ助けた理由は、ただ一つ。

いらない混乱を避けるためだったようです。

確かに、皇帝がいきなり亡くなってしまえば他の国との事や国内の混乱あるでしょう。

その方が面倒だと思ったのでしょうか？

その混乱を避ける為に、皇帝にはゆっくりと衰弱して亡くなってもらい、その間に新しい皇帝を立てて国を安定させようと思っていたようです。

考えたら恐ろしい話ですが、その方がスマートに進むでしょう。

見ている側は恐ろしい話ではありますが、それを聞いたユニフェは拍子抜けしていたようです。

ユニフェの中ではもっと深い予想があったようで、イシードが行った事以上の事を例としてあげていました。

そして、それは逆にイシードに少し引かれている様子。

ユニフェはそんなイシードに、もっと悪人になって欲しいと若干荒れ気味に言いました。

皇帝を奈落に落として笑うような悪人になって欲しいと言うユニフェ。

イシードは引きつつも、ユニフェの望む自分になりたいと思っているのでしょう。

代わりに、と言うようにイシードはもう1つ話します。

それは、カシアンが先に動くのを待っていたというものでした。

カシアンが先に皇帝に手を下せば、自分に手を汚さずに皇帝を処理する事が出来るからと。

おそらく、カシアン自身も自分が首謀者だと思っているでしょうし、この件で脅せば彼が皇帝になった時に何かと有利になる事があるから、という狙いもあるようです。

そこまでイシードが考えていた事に感激し、抱き着くユニフェは、思ったより彼が悪人だった事が嬉しかった様子。

ユニフェの理想の人に

ひとまず説明を終えたイシードは、喜んでいるユニフェを見てもっと彼女の好みのタイプの男になりたい…と思っているようでした。

愛情に飢えている彼にとっては、ユニフェが全てなのでしょう。

ベッド上で事を済ませた2人はカシアンについて話していました。

皇帝に手を出せば死刑は免れないというのに度胸のある事を…とユニフェ。

彼を良く知るイシードは、事も無げに答えました。

カシアンは誰かに罪を着せるというもので、彼が良く使う手段だと。

それにはユニフェも納得していました。

どうやらカシアンは原作でも罪を他の人に着せていたようです。

それとイシードは気になる事を話しました。

皇帝の寝室に火のマナの魔晶石と火打石があったというのです。

それさえあれば、火の魔法使いでなくても火事を起こす事が出来ると言うのですが、カシアンが罪を着せようとしているのは皇帝と直前に会ったボーク伯爵でしょうか。

イシードはその魔晶石と火打石を皇帝に握らせて自害したと見せかけたいようです。

彼がそんな事まで考えていた事にさらに感激したユニフェ。

嬉しそうにする彼女を見ていたイシードは、もっとユニフェに喜んで欲しくて内なる悪魔の部分が目覚めていくのでした。

ここから先、またカシアンを脅迫する為の作戦を考える2人の姿は悪役そのもの。

その先もひと波乱起きるのですが、この続きはぜひピッコマにてご覧になられてください。